スパムメールが1日10通を下ることなし。ご苦労さまなこって_
お約束のamazonスパム、ここ最近のは件名アタマに【重なら】が入る。
【重要なお知らせ】だったはずが…、なぜ略す?「ら」は何ぞや??っっw
2023年02月05日
2023年02月04日
still i dream of you

知らなかったキング=ゴフィン曲と書いた "a long way to be happy" だがダーリーンラヴのボツテイクが初出したのが日英のみ発売だった「rare masters」_これのCDを持っていたことに気付く。
オリジナルは76年のアナログで、↓マスターテープ・ジャケで写真を入れている2枚_Phil Spector wall of sound vol. 5 / 6 。2枚で全28曲だったが、CD1枚にするために4曲オミットの24曲盤にした90年頃の日本制作_M&M レーベルのたぶんこれが1枚目。プロモ盤のこれは主宰C氏からもらったんだな。
てなことでM&Mについては前にもちょいと書いたので続けてみます。
当時音楽誌などで叩かれたんだね_このレーベルの盤は隣接権モノで。オフィシャルとブートの間?_黒に近いグレー盤として。さる人の紹介で拙者、このレーベル及び A-Side というふたつに関わった、デザインを結構やったわけで。
=
現在でもマニアックなコンピを出すレーベルは世界中に存在する。当たり前だがコンピレーションするのは各々枝分かれするが「その筋」の超マニア達。で、レーベルからの依頼もあるが、マニア自身でレーベルを立ち上げる場合も少なくない。ましてや(現状はすっかり疎くよく分からないが)隣接権が幅を利かせ始めた頃は敷居が低かった。M&M/A Side も東京/大阪のヘヴィーにコアなオールディーズフリーク(ある意味 small circle が存在した)らの協力でコンピ制作した。
いくつかデザインやったが、一番知られるのはこの1枚。
[ Rare works of Brian Wilson/still i dream of you ]
('93 M&M enterprise MMCD-409)
obi copyは「ブライアン・ウィルソンの幻のプロデュース作品や、バックに参加した作品を一挙収録したレア・コレクション!」
思う存分好き勝手にやらせてもらった盤。副題は当時はまだunreleased 、ブートでしか聴けなかった "stil I dream of it" をもじり、レコ番は本来の続き番を無視しBB名曲まま「409」にしてもらった。
フルカラー36頁に、収録シングルラベル/日本シングルディスコグラディ&写真/ヨーロッパとアメリカでのpicture sleeve 写真満載。ブックレットが厚くなったので幅3ミリ増しのワイドジュエルケース。
収録も当然超マニアックで、"surfin' safari" の独Ariola single version はいまでもこれにしか入ってないのではないだろうか。
メジャーレーベルでもここまでできないと、(表向きは「隣接権」はブートだぞ!という物言いだったが)いくつかのレコ会社の人からは裏で「よくやった!買ったよ〜」と言われたもの。
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ライナーが佐野邦彦さん。佐野さんと会った初の機会がこれだった。
その後もソングライター物、ブリティッシュビート、ロカビリー、得意のアメリカンポップスなどを出した両レーベル。音の良さも一部で好評だったはず。なにしろ US Rhino と同じ Sonic Solution Noise Reduction System を使っていたのだから_。


Saitamaのほうが海無しで lonely
タツロー "Tokyo's a lonely town" は、ニューヨークからロンドンと来て、ならば…でカヴァーされたのは知られるところ。で、ロンドンだが_。
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デイヴエドモンズの "London's a lonely town"。録音されたがボツ_アセテート盤が切られたのみで、それを入手して世に出したのは79年の『Pebbles』LPシリーズのうちのサーフ編_マニアには知られた通説のはずが、いま調べたらどうも変。
https://www.youtube.com/watch?v=XBOZobWblAU
ここに映るスワンソングのレーベルは一体何? 文字を組み替えたフェイクだな…と最初は思った。しかし45catのリストにもデイヴの76年シングル "where or when" のB面は non-LP の同曲とされている。
+
…と、ここでお気づきでしょう、拙者の大きな勘違いに。シングルB面曲は「ロンドン」ではなくそのまんま「ニューヨーク」ではないか。こりゃまたどうなっているやらと疑問_でレコ棚からこれを取り出してやっと分かった。
79年LP『Pebbles』も怪しい盤ではあったがレア収録ゆえマニアにはご馳走#ユ。で、それのリイシューCDは別レーベルからで曲も半分入れ替え、よりマニアックになったトンデモ盤だった_ "London's a lonely town"はそのまま収録。
[PEBBLES / Surf'n Tunes!] ('92 AIP)
このCDライナーノーツに詳しい:
76年、エドモンズの初のアメリカ録音(ハリウッド)がこの曲であった。Equinox プロダクションによる、つまりプロデュースはブルースジョンストン&テリーメルチャー。コーラスにはふたりに足してゲイリーアッシャー/カートベッチャー/ブライアンも。スペクター/BBフリークであったエドモンズにとっての夢のセッションであった。セッションは無事に終わったが版権に問題が生じて残念ながらリリース不可。ロンドンに戻ったエドモンズは仕方なくRockpileをバックに「ロンドン」ではなく「ニューヨーク」でリレコした_それがシングルB面に。ハリウッドでの「ロンドン」テイクは5枚アセテートが切られたのみで終わった、と_。
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ちなみに写るのはbootleg 3" CD。そうそう、こんなん昔もらったんだ(誰からだったか)_これを聴けば一発で分かった話。
1 : New York's a lonely town / Dave Edmunds
2 : London's a lonely town / Dave Edmunds
3 : New York's a lonely town / The Trade Winds

2023年02月03日
この超絶テクでも「平均的」
アラン・ゴリー、これだけシンコペ利かせたファンキーベースを弾きながらも歌える、凄いワ。が、ハミッシュスチュも同じことが出来るというバンドだったのだから…アヴェレージ、恐るべし。
このデビュー時はドラムがロビーマキントッシュ。ハリウッドで開かれたアトランティックレーベルのパーティでメンバー全員か? コカインやり過ぎてロビーは昇天。他のメンバーもヤバかったところを、当時アトランティックだったシェールがいの一番に発見してどうにか救われたのはゴリーだったか…? 業界長いシェールとしては「こういう席でやっちまう若手がいるのよねぇ」だったかもしれない。
この『オールドグレイ』映像、ロビーのバスドラの絵がUKオリジナルデビュー盤のジャケに書かれていたもので、ストーンズのベロ・マークも描いたジョンパッシュによる。
ロビーもめちゃくちゃ上手かったが交替加入のスティーヴフェローニと来たら…ギャドゥと並ぶ、トップセッションドラマーの二大スティーヴ。
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ハミッシュのファルセットは好きなんだ。武道館でポールマッカートニーを観たとき、ベースのハミッシュが、ポールが休憩のときに1曲歌った_ウィザーズ "ain't no sunshine" _これにはシビれたねえ。
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ロジャーボールとモリーダンカンのふたりがホーン担当。ふたりだけでも Dundee Horns ということ。スコットランド地名、ダンディ。
アンクルドッグの72年唯一盤収録のこの曲、ゲストのコスのギターが素晴らしい_ホーンはダンディーズ。
2023年02月02日
2023年01月31日
テフロン加工
朝刊記事、多摩地区PFAS汚染問題。汚染源疑いの米軍福生基地への立ち入りは地位協定で不可_政府は嫌ってほどにめかじめ料払いしているのに世界の暴力装置=米にビビったまま。
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PFAS問題だが、それに関しての映画が昨年公開されたが未見。
『ダークウォーターズ』
https://eiga.com/movie/92287/review/
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しかし内容を聞き齧るにPFAS=有機フッ素化合物の怖さ/デュポンの大罪=テフロン加工フライパンを知って、すわフライパンをテフロンフリーに変えねば! バーミキュラというメーカー品にせねばと思いつつ…高かった…、そのままになっているのが情け無い。
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PFAS問題だが、それに関しての映画が昨年公開されたが未見。
『ダークウォーターズ』
https://eiga.com/movie/92287/review/
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しかし内容を聞き齧るにPFAS=有機フッ素化合物の怖さ/デュポンの大罪=テフロン加工フライパンを知って、すわフライパンをテフロンフリーに変えねば! バーミキュラというメーカー品にせねばと思いつつ…高かった…、そのままになっているのが情け無い。
それで…よくないのだ!
「個人の判断」とはなにをとぼけたことを。メッシ(サッカーにあらず)…個々で意見言うなかれ/前例踏襲、もしくは一番声のデカい者に従うべし_それを「伝統的教育方針」としてきた美しき日本ではないか。「個」なんぞありゃしないから政府がデカい声出す以外にマスク縛りから逃れる術があろうものか。
延々続く愚行、エスカレーター右空け。右歩き/走りする者は打首獄門、右を空ける者も厳罰に処すことを国会でアオシマが決めぬかぎり改まらないノダ!
延々続く愚行、エスカレーター右空け。右歩き/走りする者は打首獄門、右を空ける者も厳罰に処すことを国会でアオシマが決めぬかぎり改まらないノダ!
2023年01月29日
Pegmo_君はインスタントコーヒー
ん〜二枚出ていたか…。ペグモ。セカンド『にっ。』は知らなかったワ。ファーストを貸しレコで聴き、がっかりしただけのバンドだった…。あんぜんバンド/四人囃子/ハルヲフォンが集まってこれかよ、の思いのみで。
まあ当時はバンドで喰うのは至難の業、音楽続けるには裏方回るしかない状況か。近田春夫もそうだがCM音楽製作が糧か。それでもバンドの味が忘れられなかったということね_しかしファーストの音は憶えていないが、こうして見るにこのバンドも、葡萄畑/ムーンライダースらと同調で Modern Music 標榜だったのかもしれない。前に書いた City Boy /メゾネッツ/オーケストラ・ルナ/セイラー…。
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それにしても過去は「日本のロック」最前線であったがな。
URCといえば「ゆでめん」「風街」のアングラレコード・レーベルだろうが、自分的にはウラワロックンロールセンターのほうが色濃い。近くに住んでいた、主催の「田島ヶ原フリーコンサート」はチャリでいけたから2回観に行った。クソ熱い、炎天下での1日ギグ。
URCといえば座付きが安全バンド、それと四人囃子もほぼそんな感じ。ハルヲフォンもよく出ていた記憶。安全バンド…もともと「あんぜんBUND」だったような。学生運動の Bund ブントにかけていた名じゃなかったか。時代といえばそれっきりだが頭脳警察含め全学連色とファーラウト/タジマハール楽団などコミューンヒッピー系とでぐちゃぐちゃだった日本のロック…アメリカンでははっぴいえんど/小坂忠/ジプシーブラッド/メンタンピン…。正直そこからはっぴいえんどが、飛び抜けるとは、食えるだけでなく、日本のロック黎明期の象徴的存在になるとは想像していなかった。
2023年01月28日
横網
https://www.youtube.com/watch?v=DpwQ9G6lUL4
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昭和47年に亡くなった父親、相撲好きだったのでよくTVで一緒に見た。相撲の一番の思い出_刷り込みとも言えるのは呼び出しの声。それが相撲のすべてだった。
いつからかTV中継でまったく呼び出しが聞こえなくなった。
その「時」は、前の取り組みをVTRで振り返り解説の時間となった。
見る気が失せて相撲自体にも興味がなくなった。
30年前には蔵前に住んでいた。自転車で蔵前橋を渡って(渡った先の住所は横綱ではなく「横網」なのだ)_朝のうちに相撲部屋をのぞきにいったりした。朝稽古が格子越しに見られたし、外に出て汗を拭く若手も多かった。
栃赤城の姿を思い出すなあ。
両国の国技館へは入ったことがなく、蔵前国技館は猪木vsストロング小林戦を観に行っただけ。暖かくなったら一度両国へ、呼び出しを聴くだけに行ってみるか_。
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昭和47年に亡くなった父親、相撲好きだったのでよくTVで一緒に見た。相撲の一番の思い出_刷り込みとも言えるのは呼び出しの声。それが相撲のすべてだった。
いつからかTV中継でまったく呼び出しが聞こえなくなった。
その「時」は、前の取り組みをVTRで振り返り解説の時間となった。
見る気が失せて相撲自体にも興味がなくなった。
30年前には蔵前に住んでいた。自転車で蔵前橋を渡って(渡った先の住所は横綱ではなく「横網」なのだ)_朝のうちに相撲部屋をのぞきにいったりした。朝稽古が格子越しに見られたし、外に出て汗を拭く若手も多かった。
栃赤城の姿を思い出すなあ。
両国の国技館へは入ったことがなく、蔵前国技館は猪木vsストロング小林戦を観に行っただけ。暖かくなったら一度両国へ、呼び出しを聴くだけに行ってみるか_。
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2023年01月26日
natural beauty
ラジオでウスイという、80年代末ぐらいの生まれか、音楽家がレギュラー持っていて、なかで語りますなあ…60年代からの洋・邦楽を「見てきた様に」_アンタは講釈師かってほどに。
リアルタイムでない分、思い入れる若人…ま、これはいつの時代も。自分もフィレスなんか全然知らなかった、大滝ラジオ聴くまでは。それにこの人はマッスルショールズ録音もある活動家であるらしい、傍からちゃちゃ入れる筋合いはないか。
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ユキヒロドラムは「City Boyな音」とな。確かに…。昭和東京ど真ん中の人たちだった。自分、同じ東京生まれでもユキヒロらを「東京ぼんぼんロック勢」と呼んでしまう_卑屈な貧乏人の悲しみは果てなく…。
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近田ソロ傑作『天然の美』
AB面トップをアレンジ違いで飾る、楳図かずおの詩もいい「electric love story」
A面はYMOアレンジでユキヒロドラム
リアルタイムでない分、思い入れる若人…ま、これはいつの時代も。自分もフィレスなんか全然知らなかった、大滝ラジオ聴くまでは。それにこの人はマッスルショールズ録音もある活動家であるらしい、傍からちゃちゃ入れる筋合いはないか。
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ユキヒロドラムは「City Boyな音」とな。確かに…。昭和東京ど真ん中の人たちだった。自分、同じ東京生まれでもユキヒロらを「東京ぼんぼんロック勢」と呼んでしまう_卑屈な貧乏人の悲しみは果てなく…。
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近田ソロ傑作『天然の美』
AB面トップをアレンジ違いで飾る、楳図かずおの詩もいい「electric love story」
A面はYMOアレンジでユキヒロドラム