2017年09月04日

Carpenters alternate/ Quad mix

こりゃまたタイムリー?…ヤマたつradio『山村』で「別ヴァージョン」、かかってましたな。
知らなかったねぇ〜、カーペンターズの "top of the world" がややこしいことになっていたなんて。ちなみにこの曲は息子の中学の「給食のテーマ曲」でTVから聞こえるとすぐに「お昼!お昼!」と騒ぐ。

 この曲、アルバムとはテイクが違うシングル・ヴァージョンであったそうな。リクエスト氏のお便りは「肩に力が入っていないカレンの歌がいい…」アルバム・ヴァージョンを希望であった。で、番組でのアルバム・ヴァージョンとUTにあるシングル・ヴァージョンであろうのとを聴き比べてみるに…。
 差がほとんど感じられない。まずふたつのテイクが「別」とは普通に聴いていては判らないと思う。かなり注意深く比べて、そのカレンの歌…まあシングルのほうが覇気が若干あるか、明るい歌声に聞こえないことも…ない。アルバムはアルバムらしく、シングルはシングルらしく歌い分けたかもしれない。一番はっきりするのはイントロのベダル・スティールのフレーズが違うことだがこれも小さなこと。それにペダルは中間〜後半は変わらないので、トラックごと差し替えたわけでもなさそう。カレンのヴォーカル・トラックは完全別録り…なのか? それほどの手を掛けたわけでなく、微妙なさじ加減の変化のみ。

リチャードは91年にシングル・ヴァージョンを「リミックス」…しているようだ。それと4チャンネル・アルバム用の Quad remix も存在する。
 面倒なのは、さすがにカーペンターズなので各国で相当数のコンピレーションがLP/CDで出ているが、どのヴァージョンが収録されているかまちまちであること。それに関して、これは労作_ファンサイトかな、ご丁寧に掘ったものがあったので、自分の手持ち盤がどのテイクか気になる向きは参照を。
http://carpenters.amcorner.com/song/top-of-the-world-2

https://youtu.be/CiHwlFsIlSU
Quad mix _これは別物。パーカッシヴに強調、ペダルがかなり出てきているミックス


++++++++++

その昔に流行り…そうだったがダメだった4チャンネル盤は、どの盤にしろすべてリミックス。そりゃそうだろう、チャンネル数が違うのだからミックスをやり直すしかない。なので、曲によってはかなり「違う」とは昔から言われること。
このスティーリー・ダンの2曲、前者は前半で、後者は4分過ぎから特に…どちらもギターが、LPテイクでは聞こえていなかったところがかなり出てきてる、別ヴァージョン。

reelin' in the years https://youtu.be/PKI5r08yGS0
(リヴァーブの深さも半端ないテイク)
do it again https://youtu.be/PxPxZdmMjrM


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2017年09月02日

CD時代の alternate take

CDのセールスポイントとしてremaster≠ェ頻繁にでてくるが、音質向上はともかく、remix と違って「別ヴァージョン」になるわけではないことは押さえておこう。
ただCDに変わってアナログ時代にはなかった新たな別ヴァージョンが出てきた。なんと言うか…「マスター開示テイク」でもいいかな。ひとつは、スタジオ会話を曲頭にプラスしたテイク。スタジオ内のプレイヤーと録音ブースとのクロストーク。楽曲/演奏音は入らない…けれども録音場面の臨場感はビシビシ伝わるので悪くない。マスターテープにはこのトークがかなり入れてあったのだろう_BBファンなら unsurpassed masters Box など、studio chat 満載のブートを思い出すはず、この手はブートに多かったがそれをオフィシャルで。ただこれを別ヴァージョン/別テイクというのは無理があるか。
もうひとつ、こちらは明らかな別テイク。
 フェイド・インで始まる曲がある/フェイド・アウトで終わる曲も多い。この場合、当然ながらフルに演奏したテイクがマスターになっていてそれをミキサーがフェイドした。マスターテープは「完奏」しているわけで。そこで、フェイド・イン/アウトした曲の完奏ヴァージョンをCD収録してしまう_。これ、フェイドさせることを良しとしてアルバム・ミックスを世に出したのだから、その前後をいまになって晒すのはどうなのかという意見もありそう。分かるが、好きな曲を少しでも長尺に聴きたい当方などは好きなんですワ/いいんだ、これも。

93年に出たモビー・グレイプのベスト2枚組『the very best of Moby Grape / vintage』を聴く。日本盤のライナーノーツは細野晴臣、コンパイル・プロデューサーは西海岸ロックの目利きとして知られるボブ・アーウィン。未発表/デモ・テイク/ライヴ/シングル・テイクなどを満載した、アーウィンらしい丁寧な素晴らしいCDだった。
 この中で、その表記が無いのにいくつかの曲はLPテイクよりも長かった_トーク始まりだったり、完奏テイク( "Omaha"_これの完奏テイク!)も収録。驚きのボーナスということだろうか。

驚きと言って、最初に聴いたときの衝撃を忘れないのが『CSNボックス』4枚組。これも未発表/デモ/ライヴなど別ヴァージョン満載だった。ニール・ヤングの単独曲は外されているがCSN&Y曲も盛り込まれたコンピレーション。とにかく個人的に一番は "almost cut my hair" の「8:49 完奏ヴァージョン」だ。"unreleased unedited original version" となっていたが、シビれるねぇ今聴いても。アルバムでは4分半でフェイドアウトするこの曲が延々と続いていたとは…。ウォーリー・ハイダーズ・スタジオはロス/シスコ両方にあった。CSNYは基本、ロスのハイダーズで録音していたが、この曲はシスコ・ハイダーズ録音。シスコらしい hippy-ish というか、freewheelin' なこの曲、スタジオ・ライヴ感に溢れた長尺演奏が最高。
 CDのフォーマットが、より尺を自由にしたのでこのようにマスターテープがまるまる聴けるようになったことを歓迎ス。

もうひとつ西海岸ロックから。デッドはそれほどでもないがガルシアは大の贔屓、ギタリストとしてはもちろん、ヴォーカルも好きだ。アルバムはファースト『Garcia (the wheel)』が一番。この盤、最初のCD化も買ったがそれはストレート・リイシュー。その後、何度もCD出たなかでライノ盤はさすがにボートラ満載、そこに収録された "sugaree" のデモは、"naked" な超 unplugged version 。
 この盤、ビル・クルーツマンのドラムのみを助けに他の全ての楽器はガルシアひとりの多重録音。そこでこのデモ・テイクというのがガルシアのアコギ&ヴォーカル/ビルのドラム、それだけ。シンプルゆえにあらためて曲の良さを際立たせる「リアル」なテイク、たまらない。LP時代にはオフィシャルに出てくることはありえなかっただろう。





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2017年09月01日

Terry Manning mix

アマゾンからの宣伝メールは「あ〜たこんなとこお好きっしょ?」のCD紹介。そこに『Boz Scaggs』ファーストも。そりゃあたしゃマッスル好きですがね…。
 この盤、アナログ(re-issue)は持っていたが1曲_ "I'll be long gone" だけ焼き残して処分してしまった、とうの昔のこと。この1曲だけのアルバムで、デュアンに思い入れのない当方は "loan me a dime" はどうでもよかったから。
 ところがアマゾン告知からリンクを開けば、それは昨年2月に出た日本ワーナー盤「新・名盤探検隊」シリーズでの廉価盤だったがなんと "I'll be long gone" で2曲ボートラ入りとあるではないか。となれば話は変わる。

 そのボートラ、同曲の short single version / long single version だという。ロング・シングル・ヴァージョンて…7インチで「ロング」なんて聞いたことないぞ、何だ? その前に、この曲がシングル切られていたという話も知らない。どういうこっちゃ?の疑問だらけなので、ちょいと調べてみた。
 シングル、ありました_プロモのみで7インチは作られていたんだね。その両面がたしかに「ショート」と「ロング」に分かれて収録されてますワ。ただし、「ショート」の running time はわずか 2 : 23 で「ロング」は 3 : 33 秒。LPテイクは4分越えだから、ちょっと短くした≠フとかなり短くした=Aその2テイクというだけの話だな、こりゃ。どちらも尻を切っただけだろうから「別ヴァージョン」と呼べる代物ではなさそうだ。買う必要なし。

ここでもうひとつ気になることが出てきた。ワーナー廉価盤が、original recording remastered となっていること。まさかに「ファースト・ミックス」マスター音源のリマスター盤…ではあるまいよ。
 1969年発売の『boz scaggs』は、同年4月に営業開始した Muscle Shoals Sound Studios の、最初の録音10枚のうちの1枚。スタジオ最初期録音盤だ。暮れに発売されたがその盤のミックスを担当したのはテリー・マニングだった。マニングの名はZZトップのプロデューサーとして広く知られるようになるが、当時は Stax / Ardent Studio のハウス・エンジニアとしてブラック盤を数多く手がけていた(それでも知る人ぞ知る存在で、あのレッド・ツェッペリンが『III』のミックスをわざわざマニングに依頼したほどの達人)。
 で、マニング・ミックス盤は…まったく売れなかった。その後もメジャーCBSからリリースは出来ていたが、ボズは低迷続き。しかし『slow dancer』から火が付き『silk degrees』で大ブレイク。それが76年のこと。となればアトランティックも黙ってないわけで、廃盤にしていた『boz scaggs』をリイシュー…便乗商法はこの業界の常。
 さてここで、いったい誰が考えたのか_ミックスを変えてリイシューした。Tom Perry なるエンジニアが remix しての盤を発売、77年のこと。なので、世に出ている『boz scaggs』はアナログ(リイシュー)にしろCDにしろ、たぶんすべてだろう「トム・ペリー・ミックス」が元になっているはず。まったく売れなかったオリジナル「テリー・マニング・ミックス」LPは玉が少ないレア盤なのでかなり入手が難しいはず。
 しかし好事家相手の商売は成立するわけで、一昨年のこと、英国エドセルはこの盤を2枚組の expanded edition 化した。マニング/ペリー両ミックス盤を分けて2枚パッケージ。このことを思い出して…当方、矢も盾もたまらなくなって「ポチッとな」しちまったさぁ〜。到着まで待て!






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2017年08月28日

Spiders' alternate version

昨夜の特番『ムッシュかまやつ伝説』、録画をいま見た。
春先にムッシュのことはまとめて書いたが、やっぱりかっこいい人でしたなぁ。
GS映画映像、色がものすごくヴィヴィッドで驚く_デジタリー・リマスタード?
拓郎とで「シンシア」、バックがすごくいい_前に調べたらシングルは愛奴の演奏だったが、このライヴでも彼らなんだろうか。2本のギターがいいワ。
ティンパンの高い演奏力とグルーヴは何度見ても驚異。うなる。
グルーヴといえば70年代の「ゴロワーズを吸った…」のライヴバックバンドも上手いじゃないの、どこのバンドだろう。

そのGS映画での音_映画用の別録り。これも「別ヴァージョン」ということ、リレコですわな。サントラ・ヴァージョンと言うべきか。シングルテイクと違ってラフだがそれゆえのワイルド感というか、better でした。そこでのオルガンが超かっこいい。アラン・プライスかロッド・アージェントか、ってなほどに。
スパイダースというバンド、大野克夫という才人がいたことがほんと大きかったと思える。それにつけてもカッペちゃんの目立たなさは、特筆すべき_凄いネ。バンドには絶対必要な「箸休めメンバー」。

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2017年08月27日

Tamla Motown

「アビー・ロード」を猛追した?、第2位アルバム…持ってんですワ、モータウン。
銀紙ジャケに放射状に型押しで非常にいいデザインなので、内容よりも見た目で買った。
AB面とも8曲、UKレコード製作の悪い癖だった_入れすぎで音悪い。しかし選曲はさすがに渋い。アイズリーズ "behind a painted smile" 、エドウィン・スター "stop her on sight" 、マーヴ・ジョンソン "i'll pick a rose for my rose" なども収録(単にUKヒットか?)。
 本国では Tamla と Motown は別レーベルだが、英国と日本では合体で Tamla Motown 。これがいいね、「タムラ・モータウン」。


MotownUK.jpg

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Island 50th

グッドタイミンで「アイランド・レコード50周年」がUTに。
https://www.youtube.com/watch?v=NFYwci47lSM
とはいえ2009年放送されたBBC制作TV番組。

いやいやそうか、ジェスロ・タルもスプーキー・トゥースもアイランドだったっけ。思いの外バラエティに富んだ、そうそうたる顔ぶれが並んだのに驚く。アサイラムなどがやろうとしたこと、Musicians' Lebel のはしりだったんだなアイランド、再認識。それもこれも founder クリス・ブラックウェルの目利きが利いたから…下にも書いた通り。米のアトランティック、英のアイランド…どちらもマイナー・レーベルから早期に脱した成功はなんといってもミュージシャンの圧倒的な支持があってのこと。
 内容で、ひとつ残念だったのはマッスル・ショールズが写真の1枚も出てこなかったことかな。「アイランドとマッスルショールズ」…あたしゃ書きますよ、音楽誌で2〜3頁いただければ/乞メール連絡。

ブラックウェルはイケメンだねぇ、「ジェームス・ボンド」になれたかも。ジャマイカ育ちのせいか発音は聞きやすい。他の人はどうもね、日本では米語慣れだから口をすぼめる英語発音は聞き取りにくくていけねえ。途中、ジョー・ボイドがアメリカンで分かりやすいのに次に出てきたのがまったく分からないリチャード・トンプソンだった。
 どこのレスラーかと思ったら、グレッグ・レイク(笑。

下に書いた「コンクリート・ジャングル」をブラックウェル自身が語ってる。「アイランドは coolest Rock label。レゲエにはソロがない。アイランドから出すのだからロックなソロを入れた」。

[ in the court of the crimson king ] がUKのTop 30 LP チャートに入った時が出てきたがそれを見ると_
1. abby road /beatles
2. motown chartbusters vol.3
3. johnny cash at san quentin
4. world of mantovani vol.2
5. through the past darkly / rolling stones
6. super duper blues /various
7. in the court... / king crimson
8. world of val doonican
9. world of mantovani
10. sound of music (soundtrack)
11. ssshh / ten years after
12. then play on / fleetwood mac
13. nashville skyline / bob dylan
14. best of the seekers
15. ray coniff orchestra

B4やストーンズが活躍し、クリムズン、テン・イヤーズ・アフターなどが台頭してきた時期といえども対極のマントヴァーニやレイ・コニフなんかが同じ土俵で売れていたことに驚かされる。というか、ビルボードならジャンル分けだろう。UKはマーケットが小さくて分けられなかった?

"pink Island" という言葉が何度か出てくる。初期の、ピンク・レーベル時代こそが「UKロックの雄」であったとミュージシャンらも認識しているのか。80年代以降はさすがに大きくなりすぎた感あり。ブラックウェル自身もひとりの手には負えないと感じての売却だったのだろう。

蛇足:大好きだったキャット・スティーヴンス。そのギター、gibson Every Bros. model はキャットの使用で初めて見たことを思い出す。

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2017年08月24日

version違い_卓いじり大瀧

ヴァージョン違いの大家といえば、 late great 大瀧詠一。
ナイアガラー、remastering / remix / re-recording などによる「同曲ヴァージョン違い」をつぶさに追うことを是と受け入れることが第一歩では。
 当方、野音/last time around などでライヴにはっぴいえんどから観ていた/ナイアガラ・ツアーも観た、かなり大瀧びいきのリアルタイマー自負はあるがナイアガラーにあらず。なので事細かくは分からないが、大瀧周りで気になった「違い物」をいくつか…。

出た時買ったシングルは「空飛ぶくじら」だけだった。しかしLP『Singles』が出て、それで「12月の雨の日/はいからはくち」シングル両面がともにリレコと知った。
「12月の雨の日」は、『ゆでめん』収録時が4トラックだったのにたいして後の8トラック録音とある。ところが「はいからはくち」は逆で、シングル・テイクが先の録音、『風街』LPテイクのほうがセカンド・レコーディングとな。
 「12月_」、もともと標榜するバッファロー色のもっとも濃い楽曲だったが、トラック4っつでは出し切れなかった思いを一気に爆発した感あり。左右に飛ばしまくった鈴木茂のギターはステファンの指癖とコモリ音質を見事に再現。しかしここで特筆はエレキ以上にアコギの音だろう。4トラ・テイクではドラムばかりが目立って隠れていた、それに音も単に「アコギ弾いてます」だったのがステファン独特のざっくり、そしてざらつき感までが出ていて実にいい。 
 「はいから_」は、シングルではあまりにモビーグレイプ。"hey grandma" +"omaha" 。後の「ウララカ」の萌芽も聴けるのは面白いけれど…。LPではかなりアレンジしてリレコ。この曲はもうひとつ別テイクがベスト盤『CITY/happy end best album』に収録されていた。それはシングルテイクにかなり近いモビー・アレンジ版なので、同日録音のテイクだろう。

はっぴいえんどの「違い物」として強烈なのは、鬼っ子状態か_メンバーに酷評されたというか現在ではほぼ「無かった」事にされている印象すら、93年の『徳間ボックス』。オリジナルLP3枚とラストライヴ盤の4枚CDボックスだが、物議をかもしたのは『風街』『Happy End』の2枚を REMIX したこと。そのリミックスはかなり大胆であった。しかしメンバーに知らせずに進んだとは、誰の仕切りだったか。リミックスということはマルチトラック・マスターでの作業、それをいじれる@ァ場の人。事の顛末はともかく…個人的にはこの2枚のリミックス盤はかなり好み。オリジナルと甲乙付けがたい。まあ「別物」としてだが_。

もう1枚、やはり「無かった状態」にされているアイテムは、シュガーベイブ『songs』初CD化だろう。86年の32DH盤。これがまた全編「リミックス」であったが、はっぴいえんどの2枚よりもさらに強烈なリミックスを施した。やはり経緯の分からない仕事ではあるが、これまたわたしゃ大好きでね…。「すてきなメロディ」の kazoo なんか嬉しくなってしまう。

大瀧の「一筋縄ではいかない」変化球好きを如実に示したのはベスト盤『debut』。リミックス/リレコ/ライヴで、1曲たりと既発テイクがなかったと思うが。


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大瀧詠一がとことんミックスに拘ったのは自身で「卓をいじる人」だったからだろう。対し細野晴臣はシングルもアルバムテイクままが常…その拘りがなかった(薄かった?)のはなぜかと考えるに…。どちらもスタジオワーク大好き人間だろうが、細野は興味の赴くままにどんどん先へ行きたがる人だと思う。カントリーロックからエキゾチック、テクノからアンビエントからエスノから…時々の興味に邁進し、次ぎへ行った時は過去は振り返らないのが信条なのでは。というか、飽きっぽい人という印象がある。大瀧、まず仕事量が細野より圧倒的に少なかった。作ったモノをいつまでも磨き続ける(リミックス/リマスタリング)…過去の検証が大好きな、アーカイヴの人≠ナあったというべきか。



蛇足:シュガーベイブ・シングル「ダウンタウン」を持っているんだが、例のごとくアルバム・テイクとは別ミックス・ヴァージョンで…知り合いのナイアガラーから聞いた話ではこのオリジナルシングル・ミックスは未CDまま。まだ価値はあるだろうか。売れば三万ぐらいになるかと密かな期待があるんだが、さて?



posted by denny-0980 at 22:53| Comment(0) | Assorted | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする