2023年02月24日
Muscle Shoals_Pete Carr
思えば20年以上ピート・カーを掘ってきたが、こと映像は…なにしろスタジオワークが中心であったのでライヴ映像はYouTubeで数本、それも当然メインアクトは別だからフィーチャーされていない/画像が悪い状態ばかりであった。
なので手元まではっきり見るのはこの投稿で初めて_だな。
ピック弾きは分かっていたが、ダウンに弾くのでなく珍しいタイプ_ジャズではありがち? アップにシングルノートを弾くことをようやく知った。
このボブシーガーの大ヒット曲はマッスル録音、ギターをここで当時「まんま」弾いておりますピート_2020年没。
Family [it's only a movie]
久しぶりに入れるコッシュのネタだが…。John Kosh_
久しぶりに棚から取って聴いてみた盤、UKロックの神髄=ファミリー。
ファミリー…バンド名が悪すぎたよ、検索しにくいことこの上ないのがこのバンド。しかし音が極上、とまでは言えないがかなりガッツ溢れる音作り、UKらしさでは群を抜いていた(とかいいながらリアルタイムはまったくスルー、コッシュがらみで買い集め)。
オリジナルは7作で仕舞い。ラスト三作のデザインをコッシュ担当。これがコッシュ仕事でも白眉(特に5/6作)。
このアルバムは最終作、73年。トニーアシュトンとジムクリーガンの参加盤。と言っても、ファミリーとはロジャーチャプマン=チャーリーウィットニーの「ふたりユニット」のこと、他メンバーはすべてトラ、各々のレコーディング時の雇い。ま、ふたりのソングライト、そしてチャプマンの濁声/渋声がすべて。いけますワ。
で、
久しぶりのこの盤。ジャケは1919年の Fox 映画からとある_サイレント時代の西部劇か。コッシュが引っ張ってきました。コッシュとしては前二作に比して、シングルジャケだしデザインとしてはあっさり流した感あり。はて? そうなのか? 疑問が湧いた。手持ちは残念ながら73年オリジナルではあるがUS盤_United Artists 盤。もしやUKオリジナルは?

●
_と、急に思って調べましたヨ。すると…やっぱりな、USには無い特別オマケ付きだった。
単なるちょい厚紙だけであろうけれど、それでもこれは欲しい_ The Banger 。UKオリジナルにはこの紙鉄砲≠ェインサートされていたのだ。30cm角の紙鉄砲が。さすがにコッシュで_なぜか分からないがファミリー三部作は贅沢に金をかけた特殊ジャケ/仕様が叶っていた。
UKリリースは Raft Records から。これはチャプマン/ウィットニーのオリジナルレーベルなのでそれもポイント_欲しくなるのだな(ちなみにロッドスチュワートのUKオリジナルも自身の Riva レーベル、これまたコレクターズアイテム)。ラフトからは他にはリンダ・ルイスと Beckett しか出ていない、ふたりの「ファミリー」アーティストだったろう。ベケットについてはここに↓
http://sakatomi.seesaa.net/article/464358618.html
+
UK盤が欲しいと思った_が、もちろん高値。なかに ebayにこれはと思える¥2500でバンガー付きがあった。しかし日本送料が倍の¥5000!どういうこっちゃで諦める。見るとUKからの送料は全般高くなっている、ユーロからポンドに戻ったせいだろうか。
そのebayにこんなんもありました_日本のテストプレス盤。
そうだな、「骨がある」んだよファミリーの音は。それにしても邦題_エクランとは?
『エクラン(écran)は、フランス語で「銀幕」「映画」といった意味の単語である(英語のスクリーンに対応する)』
はあ…なるほど。が、なぜにフランス語を出してきたか。昭和48年のワナパイとしてはこれが精一杯の「カッコづけ」だったのだろうか。英語よりもお洒落っしょ_てかね。


olympic or street ?
違うなぁ、違うワ、そうじゃねんじゃね「ブレイキン」。
いまはオリムピック種目なんス文句ないっしょ_いやいや文句つけたい、つけさせてくれ。とくにニホン。なんでも習い事化してしまうの、すんごい違和感。ダンスとかラップとかブレイクダンス、もっと言えばスノボー、スケボー_ストリートカルチャが/サブカルが、メジャーに飲み込まれていいわけ? サブ取れてメインカルチャーって、これぞ本末転倒。
体制へのアンチとして金は無くとも好き勝手に自己表現できる術subeだったはずが、単なるファッションと化して強欲な大人の都合に丸め込まれる様、醜悪とすら映る。いやいや、差別・貧困に喘ぐ黒人の苦しみって日本人にゃ無縁スから「カッコ」よければOKだっつうの_違うんじゃね、ストリートから離れたら、現状は習字・算盤と同じお稽古事の立ち位置。SOULはどこへ捨てられてるやら…。
いまはオリムピック種目なんス文句ないっしょ_いやいや文句つけたい、つけさせてくれ。とくにニホン。なんでも習い事化してしまうの、すんごい違和感。ダンスとかラップとかブレイクダンス、もっと言えばスノボー、スケボー_ストリートカルチャが/サブカルが、メジャーに飲み込まれていいわけ? サブ取れてメインカルチャーって、これぞ本末転倒。
体制へのアンチとして金は無くとも好き勝手に自己表現できる術subeだったはずが、単なるファッションと化して強欲な大人の都合に丸め込まれる様、醜悪とすら映る。いやいや、差別・貧困に喘ぐ黒人の苦しみって日本人にゃ無縁スから「カッコ」よければOKだっつうの_違うんじゃね、ストリートから離れたら、現状は習字・算盤と同じお稽古事の立ち位置。SOULはどこへ捨てられてるやら…。
最新BBボックス『sail on sailor』_
6枚組で、1枚目については書いたが、残り5枚を聴いてみた。
正直不満たらたらなのである(最大は値段の高さ:見合う内容にあらず)。音源に関してもデザインでもライナーノーツについても…幾多不満あれどそれをつらつら書き入れたところで、、誰に伝わるか/意味があるのかと思えてきた。
批判なのか単なる腹いせ悪口か_よう分からんですが、何につけ、批判的意見は嫌われるスルーされがちな昨今なのは確か。物言う人間は「うざい」だけか。
+
いいたいことは抑えてイイところだけを書く。
・バックトラックのみ/歌(アカペラ)のみ_これら、
やはりセッションの生々しさを体感できる嬉しさ。
埋もれていた細かい箇所がクリアになるのも聴きどころ。
・75年にはチャプリンが既に脱けて、ライヴテイクの
"Sail on sailor" で歌うのがビリーヒンチなのは意外、
これがいい。
+
"Sail on sailor" がSOSとは知らなかった_
正直不満たらたらなのである(最大は値段の高さ:見合う内容にあらず)。音源に関してもデザインでもライナーノーツについても…幾多不満あれどそれをつらつら書き入れたところで、、誰に伝わるか/意味があるのかと思えてきた。
批判なのか単なる腹いせ悪口か_よう分からんですが、何につけ、批判的意見は嫌われるスルーされがちな昨今なのは確か。物言う人間は「うざい」だけか。
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いいたいことは抑えてイイところだけを書く。
・バックトラックのみ/歌(アカペラ)のみ_これら、
やはりセッションの生々しさを体感できる嬉しさ。
埋もれていた細かい箇所がクリアになるのも聴きどころ。
・75年にはチャプリンが既に脱けて、ライヴテイクの
"Sail on sailor" で歌うのがビリーヒンチなのは意外、
これがいい。
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"Sail on sailor" がSOSとは知らなかった_
"soulful old man sunshine”
https://www.youtube.com/watch?v=bcS8MmrYoYY
この曲、気付いたんだが2021ボックス『feel flows』にあらたなミックスが収録されていたんだな、で、聴きくらべ。
初出は98年のレア音源コンピ/サントラ『endless harmony』。
recorded Oct.-Dec., 69 at Sunset Sound & Brian's home
written by Brian & Rick Henn
のクレジット。
フルのジャズオケによるシャッフル曲は、まあBBには異質ゆえボツにしたのだがやっぱりこれはいい曲。ライナーによると、サンセット録音時にブライアンは現れなかったからヘンがジャジーなアレンジをこなしたとある。で、リードヴォーカルがカールなんだが、それは宅録り_このテイクではエフェクトが異なる何度かの歌入れを繋げている違和感が残る点が残念。ただしヘンの言葉だが「この曲のハイライトはバックコーラス。誰もビーチボーイズのようにうまく歌うことはできないさ!」_深く折り重なるコーラスの妙に惹かれる。
+
『feel flows』テイクは正直、_何してくれちゃってる!_
2019 mix
track recorded August 29, 69 at Sunset Sound
written by Brian, Henn and Don Ralke
録音日付けの異なるのはまあ正確な資料が出てきたのだろう、作にひとり追加はどういうことだろうか。
困りものは当然マークリネットによるリミックスで、98テイクでは聞こえなかったエレキギターを左/ベースを右に大きくフィーチャー。これが最悪。そして自慢のコーラスも…折り重なりの奥の奥の、重なりのなかだから許される変な/不協和音的な箇所を矢面に引っ張り出したのみ、厚さはまったくなくなり、ほぼイントロ除くとコーラスらしい箇所ない_カールのソロ歌のよう。
+
ただし2019ミックスはそのカールの歌は統一感がある。
ということで、聴くべきは当然『エンドレス』98テイクなのだが…よりブラッシュアップされたテイクを望みたいところ。しかしこの2テイクで仕舞いだよな、次が出ることはないだろう。『エンドレス』で我慢しよう。
この曲、気付いたんだが2021ボックス『feel flows』にあらたなミックスが収録されていたんだな、で、聴きくらべ。
初出は98年のレア音源コンピ/サントラ『endless harmony』。
recorded Oct.-Dec., 69 at Sunset Sound & Brian's home
written by Brian & Rick Henn
のクレジット。
フルのジャズオケによるシャッフル曲は、まあBBには異質ゆえボツにしたのだがやっぱりこれはいい曲。ライナーによると、サンセット録音時にブライアンは現れなかったからヘンがジャジーなアレンジをこなしたとある。で、リードヴォーカルがカールなんだが、それは宅録り_このテイクではエフェクトが異なる何度かの歌入れを繋げている違和感が残る点が残念。ただしヘンの言葉だが「この曲のハイライトはバックコーラス。誰もビーチボーイズのようにうまく歌うことはできないさ!」_深く折り重なるコーラスの妙に惹かれる。
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『feel flows』テイクは正直、_何してくれちゃってる!_
2019 mix
track recorded August 29, 69 at Sunset Sound
written by Brian, Henn and Don Ralke
録音日付けの異なるのはまあ正確な資料が出てきたのだろう、作にひとり追加はどういうことだろうか。
困りものは当然マークリネットによるリミックスで、98テイクでは聞こえなかったエレキギターを左/ベースを右に大きくフィーチャー。これが最悪。そして自慢のコーラスも…折り重なりの奥の奥の、重なりのなかだから許される変な/不協和音的な箇所を矢面に引っ張り出したのみ、厚さはまったくなくなり、ほぼイントロ除くとコーラスらしい箇所ない_カールのソロ歌のよう。
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ただし2019ミックスはそのカールの歌は統一感がある。
ということで、聴くべきは当然『エンドレス』98テイクなのだが…よりブラッシュアップされたテイクを望みたいところ。しかしこの2テイクで仕舞いだよな、次が出ることはないだろう。『エンドレス』で我慢しよう。
2023年02月21日
前年秋 投稿
山本コウタロー死去の報_「走れコウタロー」でブレイク、その後ウィークエンドでもヒット…となるのはまあ当然。が、その間に吉祥寺一派とつるんで武蔵野タンポポ団があったこと、これを記憶する者はそれなりか。で次、その流れで山本コウタローと少年探偵団=Aこれはどう?
拙者、大ファンであったのことよ、ファンレター書いて返事ももらったほどに。ただ正直コウタローはどうでもよくて…。タンポポ〜探偵団のキーパーソンは、希代の才人だったのに、untold musician なのが惜しい、フランケン若林。お洒落で音楽センス抜群の元祖シティボーイであったなあ。
探偵団はまったく音源を残せなかった(コウタロー・シングルのB面で1曲だけあるとかないとか…)。幻のバンド。カントリーギターの師範代、徳武トクちゃんのデビューバンドでもあったよ。手元にカセットテープあり_TV『ヤングインパルス』『リヴ・ヤング』での演奏。なかに「君の靴に口づけを」というフランケン作の素晴らしい曲(「雪の月光写真師」と並ぶフランケン二大名曲)があって、これを宅録しようと前から考えていた。せっかくいいギターも上がってきたというのに、ひとりボーリング≠ノハマって二ヶ月で40ゲームやっちまったら指先を痛めた…トホホな今日この頃。
+
+
ランディニューマン "livin' without you" をこう歌う若林純夫_
https://www.youtube.com/watch?v=aGBWhe_Muw4
+
斉藤哲夫さんは「若林の日本語での "the weight" が凄く
よかったけど今は分からないのが惜しい」と云っていた_
http://www.sakatomi.com/iFrame_4/19_saitotetuo_1.html
.
拙者、大ファンであったのことよ、ファンレター書いて返事ももらったほどに。ただ正直コウタローはどうでもよくて…。タンポポ〜探偵団のキーパーソンは、希代の才人だったのに、untold musician なのが惜しい、フランケン若林。お洒落で音楽センス抜群の元祖シティボーイであったなあ。
探偵団はまったく音源を残せなかった(コウタロー・シングルのB面で1曲だけあるとかないとか…)。幻のバンド。カントリーギターの師範代、徳武トクちゃんのデビューバンドでもあったよ。手元にカセットテープあり_TV『ヤングインパルス』『リヴ・ヤング』での演奏。なかに「君の靴に口づけを」というフランケン作の素晴らしい曲(「雪の月光写真師」と並ぶフランケン二大名曲)があって、これを宅録しようと前から考えていた。せっかくいいギターも上がってきたというのに、ひとりボーリング≠ノハマって二ヶ月で40ゲームやっちまったら指先を痛めた…トホホな今日この頃。
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ランディニューマン "livin' without you" をこう歌う若林純夫_
https://www.youtube.com/watch?v=aGBWhe_Muw4
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斉藤哲夫さんは「若林の日本語での "the weight" が凄く
よかったけど今は分からないのが惜しい」と云っていた_
http://www.sakatomi.com/iFrame_4/19_saitotetuo_1.html
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Rick Henn / Dragon family
こまごま口出しする父マリーに絶縁引導を渡したブライアン。怒り心頭のマリーがBBにぶつけてプロデュース/世に出したのが The Sunrays(そのリーダーが Rick Henn)…と言われるが、68年、敵対関係は薄れていたっけ?
キャピトルでのラストシングル "break away" はマリーとの共作だったな。
●
素晴らしいメロディメイカー、リック・ヘン。
父親は兎も角、ブライアンはリックとは仲が良かったと聞く。唯一だが共作曲あり、69年にBB録音の "soulful old man sunshine”_これがいい曲でね、オフィシャルには98年コンピで初出だがブートでマニアには馴染みだった。↓に書き入れたマイデザインCD、M&Mからの『in my room』でマニア氏がカバーしたのは92年。
+
discogsにとんでもない間違い、リック=Dennis Dragon であると。ドラゴン家とは関係あるのだが_。
ハリウッドの著名作曲家/指揮者カーメン・ドラゴンには三男二女の子がいて、長兄がキャプテン&テニール(キャプテンことダリルドラゴン)、この元夫婦はブレイク前はふたりでBBのツアーメンバー。次男デニスは The Surf Punks としてバンド活動、その後にBB所有 Brother Studio のハウスエンジニアに。
次女はキャシ・ドラゴンKathryn Rose “Kathy” Dragon Henn _そう、リックの妻となった。
リックは73年のシングルオンリー曲 "girl on the beach" 発表。これが大名曲でね。結婚前に書いた曲だがサーファーだったキャシのことを歌った。これ、リックとキムフォウリー共作だった。Fowley...ハリウッドの山師というか音楽ブローカーというか…、出はドラゴンと同様な著名家。
キャピトルでのラストシングル "break away" はマリーとの共作だったな。
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素晴らしいメロディメイカー、リック・ヘン。
父親は兎も角、ブライアンはリックとは仲が良かったと聞く。唯一だが共作曲あり、69年にBB録音の "soulful old man sunshine”_これがいい曲でね、オフィシャルには98年コンピで初出だがブートでマニアには馴染みだった。↓に書き入れたマイデザインCD、M&Mからの『in my room』でマニア氏がカバーしたのは92年。
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discogsにとんでもない間違い、リック=Dennis Dragon であると。ドラゴン家とは関係あるのだが_。
ハリウッドの著名作曲家/指揮者カーメン・ドラゴンには三男二女の子がいて、長兄がキャプテン&テニール(キャプテンことダリルドラゴン)、この元夫婦はブレイク前はふたりでBBのツアーメンバー。次男デニスは The Surf Punks としてバンド活動、その後にBB所有 Brother Studio のハウスエンジニアに。
次女はキャシ・ドラゴンKathryn Rose “Kathy” Dragon Henn _そう、リックの妻となった。
リックは73年のシングルオンリー曲 "girl on the beach" 発表。これが大名曲でね。結婚前に書いた曲だがサーファーだったキャシのことを歌った。これ、リックとキムフォウリー共作だった。Fowley...ハリウッドの山師というか音楽ブローカーというか…、出はドラゴンと同様な著名家。
福生_dr. john
https://www.youtube.com/watch?v=K5ayfJF3V4I
77年のシブコーでのナイアガラ・ツアー、これは中学の柔道部仲間ハシモトと一緒に観に行ったんだよな。で、福生の切符を客席に撒いている大滝だが、これはいま見て思い出した_ドクター・ジョン。
その昔の昔、テレ東がまだ東京12チャンだった頃に洋服のJUN提供で30分番組を持っていた_「Don Kirshner's IN CONCERT / ROCK CONCERT」「Burt Sugarman's Midnight Special」「Soul Train」三本のUS音楽番組を交互に放映していた。毎週これが楽しみで楽しみで。ソウルトレインは8割リップだったがカーシュナー/シュガーマンは基本的に生スタジオライヴ。動くミュージシャン≠初めて_随分と見せてもらえた。Hot Tuna 、コーコネンのサムピックでのプレイも始めてなら、ミシェル・ポルナレフのバックに、ベースのリースクラー/ギターのリーリトナーも初だった。そしてドクタージョンのライヴシーンも…。そこはTVスタジオではなく、円形ホールで演奏が始まっているなかでジョンは後列扉から表れ客席を練り歩きステージへ。その途中で袈裟懸け麻袋から銀粉(?)を撒き散らす姿…という記憶。
https://www.youtube.com/watch?v=oJevvtWggwI
これは74年とある。1分前後で「撒いて」はいるが…これではなかった、もっと大きな…ニューオーリアンズの古い劇場とか、明るい中でステージ上がる前に派手に撒いていたと思うのだが…記憶を勝手に膨らましているのだろうか。
+
それと、布谷文夫。73年9月21日に文京公会堂「last time around」は南佳孝から始まったと思うが、大滝コーナー途中で布谷登場_誰かは知らなかったが。毛皮のベストに、毛皮帽子を目深に被っていて顔がよく分からない、杖をついてよろよろと登場_なんなんだこのジイ様は! 度肝を抜かれた。後にその姿はTVで見たドクタージョン?と思った次第。が、東京12チャンのドクターは73年9月より前だったか? ここらはもう自分でもどのように記憶を盛っているのかまったく分からない。
+
はっきり言えるのは、洪栄龍さんと話したときも聞かされたが大滝のニューオーリアンズ趣味/セカンドラインは多分に布谷先輩からの影響だったこと_。
-
-
-
はっぴいえんどラストコンサート「last time around」の記憶は_これぐらい
・布谷の強烈な印象
・文句無く一番カッコよかったのは黒ずくめスタイリッシュ、山本浩美(ムーンライダース)だった
・コマコのペダルスティールの音が異様にデカかった
・キャラメルママの演奏がEL&Pだった…(「キャラメルラグ」、あまりに長いので途中でカセットを切った)
・「さよなら通り三番地」の歌い出しで鈴木茂の声が裏返った
・はっぴいえんどの演奏の始まりで細野が「もうコード憶えてないんだよねぇ…」と楽譜を出して失笑を買った
77年のシブコーでのナイアガラ・ツアー、これは中学の柔道部仲間ハシモトと一緒に観に行ったんだよな。で、福生の切符を客席に撒いている大滝だが、これはいま見て思い出した_ドクター・ジョン。
その昔の昔、テレ東がまだ東京12チャンだった頃に洋服のJUN提供で30分番組を持っていた_「Don Kirshner's IN CONCERT / ROCK CONCERT」「Burt Sugarman's Midnight Special」「Soul Train」三本のUS音楽番組を交互に放映していた。毎週これが楽しみで楽しみで。ソウルトレインは8割リップだったがカーシュナー/シュガーマンは基本的に生スタジオライヴ。動くミュージシャン≠初めて_随分と見せてもらえた。Hot Tuna 、コーコネンのサムピックでのプレイも始めてなら、ミシェル・ポルナレフのバックに、ベースのリースクラー/ギターのリーリトナーも初だった。そしてドクタージョンのライヴシーンも…。そこはTVスタジオではなく、円形ホールで演奏が始まっているなかでジョンは後列扉から表れ客席を練り歩きステージへ。その途中で袈裟懸け麻袋から銀粉(?)を撒き散らす姿…という記憶。
https://www.youtube.com/watch?v=oJevvtWggwI
これは74年とある。1分前後で「撒いて」はいるが…これではなかった、もっと大きな…ニューオーリアンズの古い劇場とか、明るい中でステージ上がる前に派手に撒いていたと思うのだが…記憶を勝手に膨らましているのだろうか。
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それと、布谷文夫。73年9月21日に文京公会堂「last time around」は南佳孝から始まったと思うが、大滝コーナー途中で布谷登場_誰かは知らなかったが。毛皮のベストに、毛皮帽子を目深に被っていて顔がよく分からない、杖をついてよろよろと登場_なんなんだこのジイ様は! 度肝を抜かれた。後にその姿はTVで見たドクタージョン?と思った次第。が、東京12チャンのドクターは73年9月より前だったか? ここらはもう自分でもどのように記憶を盛っているのかまったく分からない。
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はっきり言えるのは、洪栄龍さんと話したときも聞かされたが大滝のニューオーリアンズ趣味/セカンドラインは多分に布谷先輩からの影響だったこと_。
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はっぴいえんどラストコンサート「last time around」の記憶は_これぐらい
・布谷の強烈な印象
・文句無く一番カッコよかったのは黒ずくめスタイリッシュ、山本浩美(ムーンライダース)だった
・コマコのペダルスティールの音が異様にデカかった
・キャラメルママの演奏がEL&Pだった…(「キャラメルラグ」、あまりに長いので途中でカセットを切った)
・「さよなら通り三番地」の歌い出しで鈴木茂の声が裏返った
・はっぴいえんどの演奏の始まりで細野が「もうコード憶えてないんだよねぇ…」と楽譜を出して失笑を買った
2023年02月18日
君の靴に口づけを
「Garageband と 若林純夫 賛江」
老年探偵団 与利 ヤングインパルス協賛
FREE FONT プロモも兼ね1曲 宅録り_
Give her shoes a sweet kiss
#山本コウタロー & #少年探偵団 #若林純夫
しかしひとりでシコシコ録っていると
レベルは月とスッポンの差なれど
マイクオールドフィールド気分…
https://www.youtube.com/watch?v=VCvz7uflMIU
2023年02月15日
Honeys 2

60年代にCapitol, Warner からシングル5枚_それがすべて。アルバムをリリースできないまま。初のLPは72年、ジンジャー抜きで姉妹がSPRINGとして発表、当然ブライアン制作…これは名盤ですな。なぜか各国でジャケがばらばら、デュオ名義も[スプリング]が別バンドのせいで変更、American Spring だったり_発売当時はごたごたして売れなかったんだろうな。後のCD化で再注目された。
●
ハニーズ3人での初LPは_
83 [Ecstasy] Rhino records
これは辛かった。時代についていこうと必至になって自爆のパターン、ブライアンはノータッチ。ハードエッヂなギターサウンドはすぐに廃れた…当時はお約束だったが。蛇足だが個人的にめっちゃ思い入れあるSSWウェンディウォルドマンも80年代に1枚、同様のやらかし盤があったNO。
●
86年に珍盤あり。数曲ブライアン書き下ろし/プロデュースを含む、当然ロス録音だがスウェーデンでしかリリースのなかった1枚。
[It's like heaven] Ocean Records 101
レコ番が101って…これしか出してないだろう、本当にスウェーデンだったのかどうか、メジャーからマイナーのどのレコ会社にもリリースを断られての自主制作かとも疑うレコ。前記 SPRING 盤のCD化でこのLPから2曲がボーナス収録された。
92年、初のきっちりと精査されたコンピレーションCDがキャピトルから_
[the Honeys / Capitol collectors series ]
全20曲。スウェーデン盤9曲うち、SPRING CD収録2曲も含め8曲がここに収められた。
↓
ということで…[It's like heaven] LPにはいまだ未CD化が1曲のみ残されていることになる。"Snowflakes" 。前記01年コンピ『the Honeys collection』にも未収録。
[It's like heaven] 、Pink vinyl disc のこれ、持ってますのよ。"Snowflakes" は作・プロデュース David Sandler でブライアン関係無しだしなあ…1曲のみでもレア扱いは続いているだろうか?この珍盤。
.
.
追記:
M&Mレコードの主宰C氏は西海岸にBBフリーク知り合いが多かった_うちのひとりはボックスにも名が入る人物。彼がキャピトルの倉庫から大量のレコーディング資料を発見。そのなかのBBのセッションシート_。
日付けとともにセッション参加プレイヤー(レッキングクルー)の住所/電話からギャランティまでも掲載されていた。
驚いたのは、一番高いギャラを取っていたのはハルブレインであり_これはまあセッションリーダーとして妥当なんだが、同じ額を取っていたのがなんとダイアン・ロヴェルだった。コーラス仕事としてではない、コーディネイターとして。いわゆるインペグ稼業をしていた?
