2019年10月04日

諸説渾名

Snuffy と来て、ふと思い出した名がスナッフ・ギャレット。Snuff≠ニは噛み煙草ではなかったか。いまはあまり流行らないらしいが、大リーグで試合中に選手がベンチ内でペッ、ペッと吐き出していたもの。ネチれば面白いことが_。
スナッフィは本名が William Garrett Walden /スナッフ・ギャレットが Thomas Lesslie Garrett 、ともに Garrett が入る。で、噛み煙草の有名ブランドに Levi Garrett というのがある(あった?)らしく、そこからギャレット姓だと Snuff / Snuffy …と呼ばれることが多かったようだ。下に書いた:ある時期に上原の姓から「ゆかり」と呼ばれたこと。所換われど同じ事やってんだね、というお話で。

スナッフ・ギャレットといえば… Tin Pan 系列に入る、か? NYでなくロスで活躍のプロデューサーは、6〜70年代ポップス大立者のひとり。メインは Liberty Records で。そのスナッフだが、最初にモンキーズのプロデューサーに指名されたのはこの人だったとか。モンキーズといえば、ドン・カーシュナー仕切りの「プロジェクト」だったが、選ばれた4人は最初は大人しくカーシュナーに従っていた。しかし途中で抗い、仲間のひとりチップ・ダグラスを担ぎ出した。(これに懲りてカーシュナーはけして文句を言わないアニメ・キャラ=アーチーズで次の勝負に出た…とは出来過ぎな逸話)
しかし実際は、まず最初のスナッフ起用から反発していた_ジジィ臭いプロデューサーは御免!_せめて歳の近いボビー・ハートを、と自分らの意見は通していたとか。のっけから苦戦を強いられたカーシュナー御大。

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SW/TONTO 4

・talking book '72
・innervisions '73
・fulfillingness' first finale '74

SWに対する public image では頂点、三部作。個人的印象では『心の詩』で思いの丈を(TONTOとともに)ぶつけた後で若干丸くなった感。というか、内向きだったベクトルが外へ向いたというか…方向が徐々に変化。大きな愛≠ノ向かう。大局観か。緩やかなメロディも増える。ゲストも増えた。旧友モータウン勢、ジェイマーソンや Jacksons 5 も。
『ファースト・フィナーレ』をもってボブ&マルコムとの蜜月も終わる。それはTONTOで出来ることはやり尽くした意味でもあろうし、やはりベクトル変化でもあったろう。オーディエンスの前に立ちたい欲求の高まりか。TONTOは、innervisionの探求にはもってこいだがライヴ楽器にはならない。そこでバンド演奏の渇望があったのでは_。アルバム記載では次作『key of life』からだが『フィナーレ』からマイケル・センベロ/レジー・マクブライド/オーリー・ブラウンら_Wonderlove の萌芽が見える。ライヴに備えたバックバンド。
+
楽しみはギター・プレイヤー。まずは、ゲストに Jeff Beck、引き続きのフィトゥン。あらたにレイ・パーカーJr. 。『インナー』では1曲のみプレイだが、賛辞クレジット ( [his] playing is as warm as his birth sign ; Cancer ) まで入れたのは David "T" Walker。手堅いディーン・パークスも参加していた。ペダルにスニーキー・ピートも。
蛇足だが、『key of life』には1曲参加のギタリストに Snuffy の名がある意外。前にポール・コソフの<影武者>と書いた Texan guitarist _ W. G. Walden




guitar : Jeff (solo) and Feiten


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2019年10月02日

SW/TONTO 3

72年『心の詩』。原題:music of my mind とはまさにその通り。己が心に沸き上がる音楽を想うがままにTONTOにぶつけた_これぞTONTOアルバムと呼ぶにふさわしい窮極のワン・マン・レコーディング。僕にとってのSWの最高傑作は三部作よりもこれ、このLPがベスト。楽曲クオリティもピークだから、その頂にTONTOが間に合った奇跡に感謝したいほど。それにしてもひとり多重でいったいどうしてこのグルーヴが出せるのか、これまた奇跡的。"keep on running" を聴け。
この時のSW、ジミヘン状態だったんじゃないかな。頭のなかでグルングルン廻り続ける音符の嵐、それをどうにか早くアウトプットせねば体が持たない…みたいな。ミューズが宿ってるとか。
+
全9曲。ヘルプは1曲目で Art Baron のトランペット・ソロと2曲目でバズ・フィトゥンのギター、それだけ。全楽器をひとりでこなす。
無機質なシンセサイザーが実は最高にグルーヴィーな楽器である_というテクノ・ポップのテーゼをこのLPでSWは魁として世に知らしめたか。




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2019年10月01日

中日に鉄槌を

中日は3回3分の1無失点に抑えれば逆転で、最優秀防御率タイトルを獲得できる先発の大野雄を、タイトル確保と同時に降板させ、直後に阪神が均衡を破り先制した。大野のタイトルと阪神のCS出場の交換ゲームのようになった展開にネット上で「竜虎同盟」という言葉がSNSのトレンドワードになった。意外と広島ファンを含む批判的な声は少なかった

チームは、この2試合で連勝すれば、4位の可能性があったが、前日のゲームを失った時点で目標はなくなっていた。完全な消化試合で指揮官が個人タイトルを優先するのは当然だろう。しかも、大野は初の防御率タイトルである

ツイッターの書き込みは「竜虎同盟最高!」「竜虎同盟ありがとう!」などとポジティブなものが多く、広島ファンも激怒というよりも総じて「今年はバティスタのドーピング問題もありCSにいけなくて当然です」「阪神さんおめでとう!」といった広島の4位転落に納得しているような声が目立った

阪神OBで評論家の池田親興さんも「順位がかかっているならまだしも、チームに目標がなくなった最終戦でタイトルがかかった選手がいるなら、配慮するのは、監督として当然の行為。与田監督が3回3分の1で、きっかりと大野をマウンドから降ろしたことに何も問題はないだろう。広島ファンにしては、納得がいかないかもしれないが、最終戦の中日戦に、自力で勝っておけば、こんな気持ちにならなくて済んだこと。例年ペナントレースの後半に繰り広げられるケースの多い醜いタイトル争いとは、ちょっと種類が違うと思う」と、与田監督の采配に肯定的だった

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以上、ニュースサイトからコピペ。
呆れて物がいえない_。消化試合は勝ち負けは二の次でいいなんてプロのスポーツとして…ああもう怒るほうがバカらしい。こうまで「記録」が大事なのかプロ野球よ。勝利に最善を尽くす姿を見せるよりもおのれの記録が大事か、大野よ。お前は将来孫に「じいちゃんはプロでのタイトルホルダーじゃ」と自慢するもいいが、そんなもん五年も経てば誰も憶えちゃいないぞ。スポーツは記録じゃないぞ、記憶が全て…これがニッポンプロ野球はなぜ分からないのだろう。情けなくて力が抜ける。これが「例年ペナントレースの後半に繰り広げられるケースの多い醜いタイトル争いとは、ちょっと種類が違うと思う」とは、よく言うよ。まったく同じだ、醜悪の極み。
結局日本のプロ野球てのはスポーツではない、それをまたまた証明したか。親会社の広告塔でしかない、音が出せないからバットとボールを振り回して客受けを狙う「運動チンドン屋」以外の何物でもないな。ああ野球解説者よ全員いなくなれ。スポーツ新聞よ全部つぶれろ。そしてプロ野球よ、消えてなくなれ。

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2019年09月30日

個人情報

つい先ほどのこと、マンション・ドアを出た瞬間、目の前を横切る一台の白い車が。そのルーフ・トップに、結構な高さだったな_1mほどか、これまた白い球体を設置していたが、ひと目でカメラと認識。「ん!google map 撮影!」と思いながらも口はあんぐり開けたまま。しかし進んだ車が右折するときに見たら車体に Apple maps の文字。そうかそうか、グーグルに対抗してアップルも全国地図撮影中なのだなと納得(これはゼンリンにでも委託業務?)。
まあなんにしろ、当方のバカ面ははっきり撮られたにちがいない。それを全世界配信されてはたまらないぞ。「モザイク無しに公開された場合は訴訟も辞さぬ」_書面で送りつけねばならないな。アップルの住所を調べよう…。

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SW/TONTO 2

71年『zero time』という盤をボブ&マルコムは Tonto's expanding head band 名義でリリース。これに注目したSWが即コンタクトして蜜月が始まることとなる。
宅録と言えば自宅スタジオで、時間/フィーを気にすることなく存分に没頭_がイメージだが、TONTOの半端ない大きさは個人宅を許さず。SWの財力あって可能となったのは、かのNYの Electric Lady Studio に据え置き、名スタジオを自宅≠フように操れる好環境が整う。豪勢な話だった。
+
『シリータ』と『心の詩』は同年盤。同時進行制作の twin album だったのでは。前者をAとし後者をBとする。使用スタジオだが、A_electric lady/NY, crystal/LA, olympic/London の3箇所。B_ electric lady/NY, mediasound/NY, crystal/LA 。リズムトラック録音は全て Electric Lady だろう。他のスタジオは歌入れ/弦入れ/ミックスダウンでは。なにしろTONTOが重要なのだ。Aでは1曲を除いて全ての曲に3人リズム隊が参加とクレジットがある。Buzzy Feiten (gtr) / Gordon Edwards (bass) / Keith Copeland (dr) 。しかし聴くに、SWの単独バック曲は1曲ではない、4曲だろう。
+
『シリータ』盤。まずその声や良し。ハイ・トーンでソフトロック的ともいえる。僕はアリサに代表される声量勝負の soul diva 系シンガーが大の苦手。歌上手いでしょ/声出まくりでしょ…勘弁。しかしシリータはミニー・リパートンにも似た天使系、こちらはウェルカムだ。ソングライターでもあるシリータだから自作も収録、しかし全体にはSWカラーが相当に濃くなっている。
頭の "I love every little thing about you" から全開。ごりごりにカマしてくる強烈なTONTOサウンドがボトムを支える。クラヴィ/エレピが上に乗り、ハイハット打ちが特徴的なSW自身のドラム、これがほんといいわけで。超メロディアス楽曲と最高のバックトラック_まさに蜜月期を代表するSWワン・マン・バック楽曲、最高!
TONTOで補えない楽器にギターを挙げた。ここ重要で、ゲスト含め様々なギタリストをこの時期に起用したSW。特に印象的なのはバジー・フィトゥン。NYのジャズ・ソウル・ギタリストは白人なれど実にソウルフル。2曲目 "black maybe" でまずは物憂いプレイを聴かせる。次曲ではキレのよいカッティング。SWの意図をしっかり酌み取る技量ゆえか、以後多用されることになる。
B4「サージェント・ペッパー」楽曲のSW解釈カヴァーを挟み、名曲は続く。"how many days"_これもいいのだ。バリー・マン作かと思わせるメロディ、かなりtin pan alley 寄りのポップ・チューン。そして掉尾を飾る "to know you is to love you" は全てのSW楽曲での五指に入る名曲だ。但しSW盤収録はないのでこのデュエット・テイクを聴くしかない。ふたりが愛を見つめ合う内容ながら単純なハッピーソングでないところがSWの真骨頂だろう。そして、ここでのフィトゥンのギター・プレイがまた、素晴らしい!名演。




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2019年09月29日

スティーヴィー/TONTO その1

リアルタイムで聴いていたレコではない。5年位前かな、セコのCDを買った盤だが、やはり素晴らしい。あらためて聴くに駄曲皆無の名盤_シリータ同名盤『syreeta』、72年。これを買った者はシリータ・ファンでもあろうが、スティーヴィー・ワンダーを意識して…その方が多いはず。『syreeta & wonder』とタイトルされてもよかったと思えるほどの貢献/尽力なのだから。wedding album だから当然でもあったが。
+
この『syreeta』、それとワンダー盤4作『心の詩』『トーキングブック』『インナーヴィジョンズ』『ファースト・フィナーレ』_この5枚は「スティーヴィー、蜜月の5枚」と思っている。蜜月とはシリータとではない。たしかにスティーヴィーとシリータは婚姻関係にあった、LP『シリータ』はその時に制作された盤。しかし僅か1年半で別れたふたりだから、世に言うスティーヴィー最高傑作三部作(『トーキング』以降三作)とシリータは無関係。では誰との蜜月かといえば、それはTONTO。人でなく機械=大型楽器。但しTONTOとはボブ&マルコムと同義であったから、この2人組との蜜月とも言える。
+
スティーヴィー・ワンダー(SW)は黒人音楽史に残る巨人のひとりだが、その頂を示した三部作が可能になったのは時代がよかった/ラッキーだったと思う。もちろん才能がピークに来たことが第一。次に、モータウン・ヒットファクトリー崩壊。シングルヒット量産体制にマーヴィン・ゲイが開けた風穴_セルフ・プロデュース権利獲得で、album oriented 時代へ突入と。ゲイに続いて自由≠得たSW。溢れる曲作り意欲のなか、TONTOに出会ってしまった幸運を何と言うべきか。それ以前は、スタジオ/ミュージシャンをブッキングしてちまちまと進めるしかなかったこと、それを解放したTONTO。
ボブ&マルコムこと Robert Margouleff / Malcolm Cecil によって…築き上げたと表現するのが正しいようなモノ・シンセ巨大モジュールがTONTO (the original new timbral orchestra) 。この時期にSWは「ストック2000曲」と噂されたが話半分としても凄い。それを可能にしたのはTONTO使っての1人多重録音だったはず。卓越したキーボーディストのSWは弦やらベースも電子音として、ほとんどの音構築がセルフで出来るようになる。ギター以外≠フ注釈は付く(ドラムは幼少より得意だった_そのSWのドラムがいいんだ!)。
<つづく>
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2019年09月28日

farewell drawing

haha-e.jpg

長男が描いたおふくろの絵、仕事机の脇に飾る。85cm 角。大きさというのも人のこころを揺らす重要なファクターであるな_なるほど連綿と「大仏」は作られるわけだ。藝大油画専攻の息子が羨ましくもあるのは、デザイナーと称しながらこの大きさに絵を描いたことが一度もない親。息子にとってはこれとてさほどではなく、より大きな作品制作が常。

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2019年09月27日

似てる?諸説あります

3人グループ「ある日」の坂神鴻池のラジオ番組でござる。加藤和彦のソロ時代をかけていた。加藤の曲は、当時影響された音楽に「強くインスパイアされて」自作_それでとやかく云われない時代だったがなぁと。暗に現在ではすぐに「パクリ」だとうるさくてかなわぬと言っていた、な。
ん〜ま、それをリスペクトといってもオマージュといっても何でもいいんだけど…加藤の曲、よく「似てた」んだよなあ。この番組でも<不思議な日>の元曲はドノバン<ラレーニャ>と皆が言ってました…ww≠ニ。
個人的にはその音楽との出会い_加藤和彦、日本の音楽界で屈指の才能と信じて疑わないかった。僕が最初に買ったLP盤は『紀元二千年』だった。「オーブル街」、こんなにメロディアスな曲があるのかと衝撃だった。
ソロになってのシングル「僕のオモチャ箱」を買った。これまたなんて素晴らしいメロディなんだろうと。しかし後にグレン・キャンベルを聴いた_なんだよ、元歌は「ウィチタ・ラインマン」だったのか、ジム・ウェッブのパクリだったんかい…正直そう思った。
いまにして思うのは、加藤氏的にはパクリなんて意識ではないのは分かる。単純にいい曲があれば、それをコピーするほうが面倒で咀嚼してオリジナルのそれっぽいのを作ったほうがよっぽど早い_それだけだったろう。パクる意識ならばもっと人知れぬ盤から、ポール・シーベルのセカンドのB面3曲目とか…やりようはあったはず。「元はもちろん分かるよね? でも僕の曲のほうがよく出来てない?」ぐらいだったようにも思える。
番組でかけた「家をつくるなら」も曲紹介では「ニッティ・グリッティ・ダート・バンドあたりを思わせる曲で…」と。なるほどそう言われれば「mr. bojangles」に近いわなあ。
「アーサー博士の人力ヒコーキ」はやっぱり「while my guitar gently weeps」からだろうとか、ミカ・バンド期の「オーロラ・ガール」がTレックス「ride a white swan」だったか。それでも別曲≠ナあり加藤オリジナルと…思いますヨ、オマージュであったと。

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諸説typhoon

ネーミングに関して。米ではハリケーンに女性名(男性名も?)_ジェーンやらキャシーやらエミーとか?よ〜知らんけど…付ける、よな。これを日本も倣ったらどうか。日本の現行、ただ数字というのはまったく記憶に残らないからよくない。例えば来年になれば「昨年千葉を襲った台風はとんでもない風台風だったな。あれって…ん〜?何号だっけ?」だろう。それよりも「翔太台風=Aありゃ大停電を引き起こして最悪だったな」とかになれば、より災害への戒めとなるのでは。過去にも伊勢湾台風≠ネんてあった、相当な記憶として多くの人に残っているはず。これは後に付けられたものだろうが。
災いに自分の名が付いてはたまらない_日本人の総意か? しかし地名では、同じルートを通ることの多い台風だからすぐに手一杯だろうしインパクトも薄い。なのでやはり人名がいい。「前年の人気ネーム」を1位から男女交互に付けていくのはどうだろう。時代感も同時に残っていいと思うが_。
posted by denny-0980 at 16:20| Comment(0) | Assorted | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする