2024年02月06日

Byrds original single collection


『オリジナルシングルズ
   A's & B's 1965~1971』(S : Singles)
 (2012 ソニーミュージック)

日本にバーズファンがそれほどいるのだろうか_しかしこれは素晴らしいコンパイル物、よくぞ出してくれましたの日本制作CD2枚組。supervisor: Takeo Komatsuzaki という人の持ち込みだろうか。10年過ぎて欧米ではちょっとしたレアアイテムになっている。バーズの全シングルA/B面…のみならず、企画されながらボツになった曲 ( withdrawn)も収録だからエライ!
CD-1_27曲/CD-2_25曲、全52曲うちstereo は2曲のみ、
他すべてモノラルテイク
( S2-23 citizen kane / S2-25 farther along のみステレオ)


S1-05 _ chimes of freedom
S1-06 _ the bells of rhymney
S1-07 _ it's all over now, baby blue
S1-08 _ she don't care about time (ver. 1)
S1-09 _ the time they are a-changin' (ver. 1)
S1-21 _ I know my rider
S1-23 _ psychodrama city
S1-25 _ it happens each day
              _以上が withdrawn songs

当然だが、アルバム収録がなかった single only が含まれる。それとアルバムテイクとは異なる single edit / single mix も含まれるがそれらはおいおいチェックしていこう。


Byrds_オリシン.jpg

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2024年02月03日

midnight special Ep2 and 1


https://www.youtube.com/watch?v=VFyWTxB64I8&t=2629s

1973-2-9 放映「burt sugarman's Midnight Special」第二回
テーマ曲を歌うジョニーリバースがホスト回。あらためてバック、the L.A. Boogie Band を紹介_l-r : ハーブペダーセン/マイケルオマーティアン/ジェリーアリスン/ジムゴードン/ラリーカールトン/ジョーオズボーン/ディーンパークス、(?/チャックフィンドリィ/ジムホーン
ホーンセクションのひとりが分からないが、ともかくロスのトップミュージシャンが結集。各人にどれだけ参加アルバム枚数あることだろうか。ここでタンバリン叩いている髭おじさんの判別に苦労したがそれは伝説の人であった_Jerry Allison
この人がいなければビートルズがなかったかも…こおろぎ cricket をリスペクトしてカブト虫 beetle が誕生したのだから。バディーホリー&クリケッツのドラマーだった。たんにドラマーだけでなく…ホリー楽曲はプロデューサー Norman Petty の作が多かったがそれでも "Peggy Sue" "That'll be the day" はホリー=アリスン作、レオセイヤーのカヴァーも大ヒットした "more than I can say" も、_ソングライターとしての才も光る人だった。そんなキャリアだがこのTVの73年はまだ34才。リバースのサポートとしてライヴもレコーディングへも参加していた頃。
なおLAブギーバンドはほぼスティーリーダン三作目『さわやか革命』のメンツでもある。


逆になったがこちらは第一回、レギュラー化した初回放映。
https://www.youtube.com/watch?v=bf1mfLZhmjk

バーズの貴重回として。SDは『ガウチョ』をラスト盤と定義するようにバーズは71年『Farther Along』をラストと決めている。その時のメンツ、ロジャーマッグィン/クラレンスホワイト/ジーンパーソンズ/スキップバッティンがファイナルメンバーとなる。が…この73年2月はドラムがジーンではない。同2月にスキップが抜けてバーズは終わったとの記載もウェブ上に見られるからこの日が人前でのラストパフォーマンスと思われる。クラレンスが自動車事故に巻き込まれて亡くなるのは7月のこと。
前年にドラマーのジーンを解雇したマッグィンは売れっ子の John Guerin (読みが分からない人)を正式加入させて続ける腹づもりだった様子。なのでこのマッグィン/クラレンス/スキップ/グァーリンこそ真のバーズ最終メンバー。
ちなみにそのGuerin のコアなブログを見つけた。当方のマッスル以上にニッチなお題と思えるのに恐るべき掘り! このコンプリートリストアップから相当な活躍ぶりが知れる。カールトン/パークス/オズボーンらとどれだけセッションをやっていたことか。

https://johnguerindiscography.blogspot.com/



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2024年02月02日

Never Before _ LP / CD


Beach Boys / Byrds / Steely Dan / Moby Grape / Neil Young がマイ Fab Five _ そのうちのBBだが、コンプリートなど諦めてもせめて手持ち音源で曲毎の別テイクをチェックしようと一度は思い立ったものの…これがやっぱり深い=B掘るには性根据えねばならぬと思えて現在ペンディング、てか腰引けてる。
で、お次という訳でもないがこのところバーズ熱がなぜか来てまして…。けれどこちらもかなり深いのだよなぁ。それでもまあ、個人的な備忘録として少し書き残そう気分に。
+
バーズだが、大雑把には三回に渡ってRevisit された。アーカイヴ検証&開陳がなされている。
まず最初が1987年のLPのこの盤_『never before』で、これによって unreleased 10曲が出た。別ミックス/別テイク/完全未発表2年後のCD化ではそれに7曲ボートラ。都合17曲のレアテイク。
次は1990年で4枚組ボックスthe Byrds』。
そして1997年にオリジナルLPのCDリイシュー化、そこでアルバム毎にボートラ収録があった。
その三回うち、ボックスとリイシューは Columbia/Legacy シリーズ。これは、西海岸ロック・リサーチ&コンパイルの達人、自身で Sundazed レーベルを興しているBOB IRWIN 責任監修。つまりはアーウィンがサンデイズドから出してもよかったんだがコロンビアが全権委任した形。同コロンビアのモビーグレイプのコンプリートベストもアーウィンの受け仕事。

 『Never Before』(N : Never)
1987 LP
N01_ mr. tambourine man [unreleased stereo mix]
N02_ I knew i'd want you [new stereo mix]
N03_ she has a way [unreleased]
N04_ it's all over now, baby blue [unreleased]
N05_ never before (the day walk) [unreleased]
N06_ eight miles high [unreleased alternate take]
N07_ why [unreleased alternate take]
N08_ triad [unreleased]
N09_ it happens each day [unreleased]
N10_ lady friend [new stereo mix]


byrdsNeverCD.jpg


1989 CD bonus tracks
N11_ I know my rider (I know you rider) [unreleased]
N12_ why (single version) [unreleased stereo mix]
N13_ she don't care abouttime [unreleased stereo mix]
N14_ flight 713 (instrumental) [unreleased]
N15_ psychodrama city [unreleased]
N16_ don't make waves (single version) [unreleased stereo mix]
N17_ moog raga (instrumental) [unreleased]

#トラック05_LPタイトルとした "Never Before" 、この曲はマスターテープ表記がこの曲名だったが後に調べが進んだ段階では"The Day Walk" 、こちらが正しいらしい。
new stereo mixunreleased stereo mix がある。前者は既出ステレオテイクがあってそれと違うということ、後者は初のステレオテイク(以前はすべてモノ)。"mr. tambourine man" _同名ファーストLPは当時のお約束でモノラル/ステレオの両盤が発売された。しかしステレオ盤収録でもこの曲のみモノラルだった。



posted by denny-0980 at 22:59| Comment(0) | TrackBack(0) | Byrds | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする