その時は過ぎてしまったが積み残しクリスマス盤、BBのCD2枚。タイトルは同じ_。
アナログのBBブート盤は20枚もあっただろうか(うち5~6枚は『smile』だった記憶)、すべて処分してしまった。しかしブートCDのほうは残っている。取り出したクリスマスの2枚ともブートと思っていたら1枚はオフィシャル、それも EMI-Capitol からでした、2000年。

64年オリジナルアルバムの12曲から3曲オミットというしょぼい盤。クレジットでは EMI-Capitol special market / Laserlight / Delta Entertainment 。キャピトル特販内の廉価レーベルなんだろう_想像するに、CDショップではなくてウォールマートのような量販店でクリスマス時期にワゴン並べにして販売する代物では。音はまったく正規クリスマス盤まま_但し "little saint nick" はシングルテイクに差し替える程度の芸は見せている(もちろんmono take)。
ジャケだが_正規ジャケと同じセッションの別テイクのよう…着ているセーターは一緒。なのにツリーはまったく別物。はて? _どうやら新たに撮ったツリー写真にメンバー五人を切り抜きではめ込んだ様子。何の意地か、ここだけ手が込んでいる。
༄

77年録音(正確には6〜7年間のクリスマス録音集め)セカンド・クリスマスアルバムはアナログブートで持っていたがいまは無し。が、こんなブートCDも買っていたんだなぁ_。アナログより収録は当然長い_LP2枚分、70年以後のめぼしいクリスマス物を集めている。
LPとして組まれていた77年盤の12曲を頭から収めて、以下に関連曲。音は、アナログブートと同様でけして良くない_ブートだから当たり前で、スタジオのマスターからカセットに盗み録りダビングしてそれのコピーのコピーてなところだろうか。
(15)_マイクがディーントレンスと録音した企画LP盤(日本盤も出た)から。
(16)(17)は、83年のロスのラジオ局制作のクリスマスコンピレーションLPから。
BBではないが…と記されたミステリートラック(18)_ 64年シングル、 Surfin' Santa / Lord Douglas Byron 。Dot からリリース。ライター表記は J. Denos - G. Paxton 、アレンジ:Gary Paxton 。権利は Garpax Music とあるからこれはもうゲイリーパクストンお得意のでっち上げシングル、ロードダグラスバイロンは架空名であろうな(Brian Douglas Wilsonに軽くかけているような…)。歌詞にBBやらジャン&ディーンと出てくる。パクストンはキムフォウリィと組んでいろいろ仕掛けた(ハリウッドの山師コンビ)、掘れば面白い存在。まさに業界人で。
この盤ジャケ写_上とは逆にツリーは正規ジャケと同じだから同セッションでのカット。わざわざラフなセーターからこのスーツ姿に着替えたのはなぜだろう。プロモ用にまあいろいろ撮っておけ!…と?