2021年12月31日

Sock-It-To-Me!!! Info.

★17_Jul. :
『500 Atlantic R&B/Soul singles 1964-1972』
アトランティック70周年_シングル音源500曲を2枚組CDで
全10枚、リリース開始。graphic work by denny-0980
http://wmg.jp/artist/500atlantic/discography.html

★17_Jun :
新規ブログ_LP「内側のみ」『Look Inside』
画像は_右クリック『新しいタブで画像を開く』して、最大サイズ≠ナ
ご覧いただきますよう四四七二
http://denny-inside.seesaa.net/

★17_may :
『ソフト・ロック・ナゲッツ』4W_ 5/31
design by denny-0980
http://wmg.jp/artist/softrocknuggets/

★17_apr :
Warner Japan「Direct Imports」_日本発輸入盤アナログ
「obi」を制作。「paul butterfield blues band」
https://shop.wmg.jp/shop/e/ewmlife/

★16_dec:
最近音楽誌でよくはちみつぱいが取りあげられているが、そのぱいのメンバーであった渡辺勝さんらとの『トーク・セッション』。
せっかく貴重な70年代日本ロック話を聞かせてもらい、サイトに上げながらも当方の力不足で内輪受けに留まってしまったのがなんとも惜しいと、再読してみて痛感。とくに斉藤哲夫さんのロング・トークなどはリアルな当時の逸話満載。ほかにもトーベンさん、洪栄龍さん、永井充男さんら_そのほか、ミュージシャンのみならず音楽関係の方々に興味深い話を聞けたと思うので、ぜひ時間のあるときに再読、もしくはあらたな読者となっていただきたく…。四四七二。
  D's Talk Sessions

★01_start:
http://bit.ly/2pHYyDS
個人的に深掘りしている音ネタは『マッスル・ショールズ』。
+
アラバマ州の同地にある Muscle Shoals Sound Studios での録音盤と、
そこで活躍したセッション・ギタリスト Pete Carr 参加盤を探して
2001年から紹介しておりマッスル。
001枚目〜127枚目
http://www.sakatomi.com/petecarr/
128枚目〜157枚目
http://whink.seesaa.net/
+
158枚目からはこのブログで掲載中:カテゴリcheck →


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2017年10月16日

Last week

・「おかめ」ギター=メッセンジャー使用で世に出てきたマーク・ファーナー。ここではマイクロフレッツ。誰も使わない(カール・パーキンスは使っていた)レア・モデルがオキニだった変な人。https://youtu.be/KVEAqd7WVQM

・ワタクシこの度、現在の政治状況を憂う者として、すべての政党・政治家にダメ出すべく、あらたな党を立ち上げる必要を痛感いたしました!「立憲バッカー党」であります。すべてのギタリストは税制優遇措置、これを公約とする所存でございマッスル…。

・マーヴィン・ゲイのお蔵音源を7インチ・シングルで年明けにユニヴァーサルから発売。それにしても、¥2000とは…。アナログは贅沢品か?

・フランスTV大晦日特番らしいスタジオライヴ番組。無名なのにめちゃノリ、と思った Variations ってのはネチれば仏バンド…なるほど、地元か。それにしてもトロッグズがあまりにカッコわるく音もしょぼくてトホホですな。しかし…のっけの Who, Small Faces はなんで口パクなんだろう、これが一番カッコ悪いか。イクォールズの熱演やよし。eddie grant の前職。
 ジョー・コッカーの i shall be released がチークタイムになっちまうとは…。ベースは盟友クリス・ステイントンだな。他は誰だ。
https://youtu.be/vVjzPqcdHXQ
最高なのは、スタジオでなく別の場所…クラブって感じのハコでの MG's 。細いクロッパーのなんとクールなことか(どうして米人はビヤ樽になってしまうのか)、ブッカーTの弾くのは普通のハモンドだろうに全くオリジナルな音がするのはどういうわけか。
 ラストのマック。ピーター・グリーンは当方の最初のギターヒーローだったが、そのヴォーカルと思っていたのが実はジェレミー・スペンサーだったと、この番組映像で知る。初期においてスペンサーの貢献大であったか。

・もっとも贅沢だが意義あるウェブ・コンテンツ_LFDH, live from daryl's house 。舞台のダリル・ホールの豪邸、場所は Woodstock あたりじゃないだろうか。
 最近見ていなかったから久しぶりにサイトを見ると…episode 82 がケニー・ロギンスで2016 Dec. が最後回。ん?? 今年は一度も無し? そんなに見てないのかオレ。昨年末で店仕舞いしたのだろうか。

・タイガース/スパイダース/オックス/カーナビーツ等のシングル相当数が近くのHOで¥200で売っている(盤質も near mint)。一瞬、買い占めてヤフオクへ出そうかと思った。それじゃセドリ? しかし世の中甘くないだろう、メジャーGSシングルは値崩れ、もしくは端から値段はついてない、はたまたGS需要はもうない…などと疑う。 


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2017年10月13日

Sleepwalker

「カンツリー・ロック」debut single はサント&ジョニー・カヴァー

produced by ゼイガーとエヴァンス 発売:2525年4月1日

guitar: denny-0980 (dedicated to Dennis Wilson)
guitar: 田村 猛太くん (dedicated to Berry Gordy, Jr.)
bass: 橋 安美 (dedicated to スパイダース/かっぺちゃん)
drums: 狭間 堅爺 (dedicated to Eleanor Rigby)

special thanx to Garageband





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2017年10月08日

Last week

・立憲民主党って…板垣退助か。しかし「みどり」だ「希望」なんてイメージ優先の党名よりも古色蒼然、愚直さを演出でいいんじゃないの。選挙行くのは年寄りとガッカイ員だけなんだから…。

・映画を観る。ストーリー上の重要な要素として、身障者と健常者(身体的な)のセックスがあったが、主演の若い女優はおっぱい見せないのね。リアリティがないんだよなあ。事務所から「うちの○○、裸は無しってことで…」とか釘刺されてだろう。日本映画の浅さを見る思い。女優名乗るならカメラの前で裸になってなんぼでしょ、その程度のガッツある女優を起用してちょ〜だい。悪い映画じゃないだけに惜しい。べつにおっぱい見たくて言ってんじゃないが(おっぱい見たくて言ってんだが…)。

・TVニュースでも取りあげていたが、先日当方も「アメ横」へ行ったときに驚いた_外人が経営の店が増えて強引な<客引き>、参った。東京板橋の生まれだが10才からは埼玉。それでも東京中あちこちへ行ってる、中で一番回数多いのがアメ横だと思う。思い入れも思い出もある場所だけに、由々しき状況に落胆。

・RIP Tom Petty. しかし本国での big name も日本では…。日米でこれだけ人気差があるミュージシャンも珍しかったような。なぜ…と思えば、「遅れてきた」アメリカンロッカー故という気もする。

・相も変わらずジャニーズ様なければ夜も日も明けぬTV界、どうだかなぁ…。ラジオだが、トキオのマツオカが、ドラムの師匠はそうる透と言っていた。師匠、その昔に東京おとぼけキャッツの一員としてオバカ一直線だった過去をマツオカは知るや否や。ダニエル茜ちゃんは誰の師匠になっているだろう…。

・米銃規制が進まないのも単に全米ライフル協会のロビー活動だけの結果でなく、米国人の「血」の問題か。開拓という詭弁のもと、侵略を続けて国を作った先祖からして根本が「いつ仕返しされるかわからない_銃で身を守り続けねば」では。隣人はヤバいと心すべし=性悪説が国の体とように感じる。警察力をある程度期待できる都市部のリベラル層が規制の声を大きくすれど、8割方の地方層_テメエの銃だけが頼り、これを変えるのは並大抵でないような…と諦めからは何も生まれないか。世代変わって「血」も変わったと思いたい。

・米国野球は本国だけあって日本野球はまだまだ見習う点が多い。これもひとつ、ペナントの閉幕。米では最終日が揃っていて実にすっきり。さあこれで次ぎはポストシーズンだ、と気持ちもすんなり切り替えられる。対し日本、残り試合数がばらばらだからズルズルと続くチームありで、まことに見苦しい/興味を削がれる。日程調整、なぜ米のように尻を揃えようとしないのだろうか、できない理由がなにかある?



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2017年10月07日

play something sweet

Drag Queen やドラグ・パフォーマーという言葉は性差別的には…どうなんだろう、OKなんだろうか。その初期のシンガー、ディスコ・ヒットを飛ばして人気だった人、シルヴェスター。ネチれば悲しいかな、時代ゆえ_88年に40才でエイズによる合併症で亡くなっている。そのヒットを、やはりゲイ・シンガーであった英のジミー・ソマヴィルがカヴァーヒットさせたがその声はシルヴァスター同様のファルセットだった。
 シルヴェスターがスターになったのは70年代後半からでディスコ期だったが、デビューは73年で blue thumb から Sylvester and the hot band _バンドとして同年に2枚LPを発表…てな事はまったく知らなかったが。なぜシルヴェスターかというと…、アラン・トゥーサン曲のことで。

"Brickyard Blues" がその曲。好きな曲で。最初に聴いたのは74年盤『ドーナツショップのウェイトレス』マリア・マルダーだったな。同時期のスリー・ドッグ・ナイトのカヴァーもヒットしてすぐに気づいた。この曲に関して、バラカン本のなかに「フランキー・ミラーがオリジナル」とあって…あれま、そりゃ知らんかったゾと。なるほど英国シンガーのミラーだが当時多かったがよ、米国南部志向。クラプトン、メイソン、コッカー、ウィンウッド、ミック、ロバート・パーマー、ジェス・ローデン、ポール・ロジャーズだって…英国シンガー全員だったか? でまあ、ミラーは現地赴きトゥーサン・プロデュース盤を作ったわね。なので "Brickyard Blues" のオリジナルがミラーと聞いて一度は納得できた。
 しかし、根が疑い深いから?…もうひと掘りしてみた。するとミラーのトゥーサン制作盤『high life』の前年73年のシルヴェスター&ホット・バンドの1枚目、ここに収録が一番早かったと知る、それでシルヴェスター話。ただし、シルヴェスター盤はロス録音でトゥーサンとの関係は見られない。すぐにミラー/マリア/3DNが…、それにBJトーマスとジェイムス・モンゴメリーも同時期に発表していたらしい、どれが「オリジナル」かは微妙。関係からすればミラー…なんだろうか。
 この曲、"play something sweet" 表記もあるのでややこしい。"play something sweet (brickyard blues)" もあるし…。まあどうあれ、いい曲は誰で聴いてもいいだなこれが。(wikiでは、74年にリトル・フィートも録音していたという/2000年初出)。リヴォン・ヘルムは78年盤でカヴァー… "brickyard blues" ではなく "junkyard blues..." と歌っている。

蛇足:シルヴェスター&ホット・バンド、ドラマーがトラヴィス・フラートンではないか。久保田麻琴と夕焼け楽団『dixie fever』…これはハワイ録音だっけ? ここでのドラムがフラートン(と林立夫だったか)。


++++++++++++++++


London Rock - 1970 Documentary
https://youtu.be/IfDHvpqzmas

面白いなあ、こんなのがガンガンあるのだから…ロハで見られるとは、時間がいくらあっても足りませんワ。音/曲としてはともかく…いや、リハの音というだけでも十分に魅力ある。全体にはなかなか垣間見ることができないオフ・ステージの姿、強く惹かれる。そうなんだ、Tレックスの一番いい頃はこの時期。リンダ・ルイスもロッドもリチャード・トンプソンも、いいじゃないの。ロニー・レインが、ガールフレンドと背丈かわらないのがいいゾ。 "nobody knows"... from album FIRST STEP、島国に共通する湿り気≠セろうか、柳ジョージあたりが歌いそうなメロディで。




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2017年10月04日

wilton felder

http://www.laweekly.com/music/20-greatest-studio-musicians-from-los-angeles-8667172
The 20 All-Time Greatest L.A. Studio Musicians

https://youtu.be/z91l_lPz1oc


誰が選んでも独断と偏見になるからこれも、アリか。なかで、ウィルトン・フェルダー。クルセイダーズのサックス奏者よりも、当方的にはやっぱりセッションベーシストであったよなあ、この人は。この Jackson 5 曲の「ベーのみテイク」はどこからだろう? たまりませんワ。モータウン、Gene Page 仕切りのセッション(バリー・ホワイト等)からSSW、それと特にABCレコーズ盤が多かった気がする(ランバート/ポッターのセッション、スティーリー・ダンなど)、数多の盤で絶妙なベースを聴かせたフェルダーだった。ドラムのエド・グリーンとのコンビネーションは秀逸。
 セッション名演がCDとなって現出するようになった、素晴らしい盤としてモータウン・セッションとレッキング・クルーBBセッションがあるがそれは後述。

関係ないことだが、亡くなったトム・ペティの…ティーンエイジャー時代に近くの楽器店のギター教室で習ったギターだがその先生がドン・フェルダーだったとか。同郷フロリダ州ゲインズヴィルでの話。


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2017年10月03日

買い物

最近の買いCD、3枚。
い:『boz scaggs』(2CD UK Edsel)
ろ:『スティーヴ・ハイエット/渚にて…』(ソニー)
は:『Dave Mason & Cass Elliot』(UK rev-ola)

「は」のメイソン盤、昔何度か聴いたが自分では持っていなかったのでなんか買ってみましたワ。ママ・キャスとふたり名義なのにジャケ表は自分だけ…そこからして変な盤ではアル。想像だが…、メイソンはグレアム・ナッシュの成功に嫉妬したんじゃないかな、グレアムよりオレのほうがギター上手いし曲だっていけてるゾと。オレもアコースティック路線のグループ結成したる_。フォトセッションが残るように「ME&D=メイソン、エリオット&ドヒーニー」が当初の目論見だったのでは。新進気鋭のソングライターのネッドと、ママ・パパ-fame のキャスならば耳目を集めるに十分と踏んだな。しかしこの人、UKトラフィック時代からしてオレがオレが…押しの強さは半端ない感じ。やっぱグループじゃイケメンの影に隠れそうで嫌だべ、とか。逆にネッド/キャスが嫌ったかもしれない。単に飽き性で、オレ様はひとりでこそ活きるのだと思い直した…かも。 

https://youtu.be/MlaRReiLFAA
Cass Elliot - Walk to the Point - Ultra Rare, Live 1971

こうしてプロモーションもした時期は、かなりマジにやる気だったかもしれないが。
アルバムのバックメンツ、ポール・ハリス/ラス・カンケル/ブライアン・ギャロファーロとともに。ラスカンの当時のかみさんリア・カンケルはキャスの妹でアルバムでのコーラス、かなり頑張ってる。ラスカンとしても義理の姉さん仕事には顔を出さねば不義理に、だったか。ポール・ハリスのこの時期は…と見れば、マナサス前で『オハイオ・ノックス』が同年か。ここにはラスカンも参加。そういえば『ohio knox』も、裏に写る4人バンドかと当時(日本で話題になり出した76,7年だが)は思われたがこれはピーター・ゴールウェイのソロということで表の一人写りも後には納得したのだった。

デイヴ・メイソンは…ゴタゴタ続きで散漫な印象しか持たれてなさそうな「ブルー・サム期」、本人も『alone together』は別としてその後3作、この『& Cass』『headkeeper』『mason is alive』は無かったことにしてそう_特に後者2作は訴訟沙汰までのゴタゴタゆえに。だが当方としてはこの時期が一番なのです、絶対にイイのだ。曲のダブりは問題だがそれにしてもまず楽曲がいい。それと音作りがしなかやで実にイイ。これはトミー・リプーマとアル・シュミットの貢献大だったろう。それと、この時期は「UKスワンプ」感に溢れている。まだ西海岸渡りの「英国人」だったので良かったが、CBS時代となればもうすっかり西海岸人になってしまった。
 
『& Cass』、頭の "walk to the point" がまずいい、佳曲続く。アコースティック色を前面に出している、この人はストラト持ってもいいがアコギもよし。全10曲うち7曲がメイソン(2曲は共作)。ドヒーニーは1曲のみが惜しい。演奏/歌には不参加だし、キャスもリードで歌う1曲あれどコーラスなどは妹のほうがよく聞こえる。キャスとネッドががっつり加わった盤はどうなっただろうかといまさら想像してもしょうがないんだが…。



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2017年10月01日

Peter Barakan presents: my favorite Atlantic grooves

アトランティック・レーベル珠玉12曲コンピレーションCD
design : denny-0980
Tower Records exclusive item_ Not for Sale
詳細はタワーレコード facebook/twitter


古〜いR&Bシングルのスリーヴをイメージしてみた。4色刷りだがあえて2色っぽくし、「紙じわ」も入れてみた次第。
選曲の渋さはご覧の通り。


Barakan_cover 2.jpg


Barakan_inlay2.jpg


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WEA

ピーター・バラカンのCDを…と書いてしまう。バラカンさんと書いたら知り合いのようではないか。有名人に対してこちらは市井の、一般人なので…。が、続きがあり、今上がってきたCDは当方デザイン、これがピーター・バラカン・コンピレーション盤なんですワ。ただし市販されない、「非売品」。タワーレコード exclusive item 。ATLANTIC R&Bキャンペーンというのを打っていて{対象商品3枚同時購入の方に『先着』にてプレゼント}だそう。
 デザインはワーナーさんからオファー仕事、バラカン氏に会ったわけでもなく。今後も氏が「このコンピ盤デザインは誰だ?」と気にすることもなかろう。有名人/一般人の関係はまま継続中ゆえにバラカンで通させてもらおう。

バラカン著『魂(soul)のゆくえ』という本、出版社の人から頂いたのはずいぶん前。その際に読んだはずだがたまたま目に入ったから再読ス。この中でなるほどそうだったかと、やっと分かったのがワーナー/アトランティックのこと。
 1947年にアーティガン兄弟らによって興されたアトランティック・レコーズ。R&B/ソウルの宝庫として60年代まで順調に経営が続いたが、69年に買収される。買い主がキニーという会社で、ここは駐車場/葬儀社経営で財を成した会社だったそう。その際に、ワーナー・ブラザーズ、エレクトラも同時に。ここで WEA というビッグ・レーベル誕生。そうだった、いきなりロゴが代わったんだよな。「ウェア」なんて呼び方もしていたと思う。しかし、これはワーナーの主導、アトランティックとエレクトラを吸収合併とばかり思っていたヨ。しかし当時のワーナーはあくまで映画会社でレコード部門はさほど大きなものではなかったという、アトランティックのほうが規模は大きかったそうな。それにしても葬儀屋の仕掛けで出来たレーベルとは知らなかった。しかしこの伝ではWEA はワーナー/エレクトラ/アトランティック? 当方の記憶では「ウェア」とはワーナー/エレクトラ/アサイラムなんだが…。ともかく、WEA はその後ワーナー・コミュニケーションズ・インコーポレイテッドに改められる(ワーナー・レコードの親の『ワーナー・ブラザーズ』が映画/音楽すべて飲み込んだということか)。その後、出版社タイムと合併し「タイム/ワーナー」に。その後に、新興勢力だったインターネットのAOLとの合併話になったがこれが最後の最後で失敗、結局音楽部門が切り離されて(インディーの大手)ワーナー・ミュージッック・グループとして、本の出た2007年時点で存在する_と。非常にややこしいがこれはワーナー/アトランティックに限った話でなく、業界すべて。すべてのレーベルは混沌状態が続いている。こりゃ政界と一緒だわさ。
 
日本のワーナーはワナパイ、ワーナー/パイオニアとしてスタートだったがこれも変遷いろいろで現在に。そういえば、ワーナー・レーベルの日本盤洋楽、ライ・クーダーやリンダ・ロンシュタット、ビーチ・ボーイズ等々、70年代のLPに付いていたライナーの歌詞の聴き取りがまずこのふたりだった記憶_ transcribed by Linda Hennrick もしくは transcribed by Peter Barakan 。

思い出し蛇足ひとつ。ワーナー・コミュニケーションズ・インコーポレイテッド当時に所属バンド、アヴェレージ・ホワイト・バンドが出したLPは、バスタブに裸女のジャケットで…『 Warmer Communications 』。この一文字違い<Vャレが業界人以外に通じただろうか。






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2017年09月27日

内ジャケぶろぐ

手名分け出、以下盤の「内ジャケ」を『Look Inside』に
アップロードいたし候。


モップス/雨
南正人
吉田美奈子/扉の冬
Bunny Wailer / blackheart man
Rock and Other Four Letter Words
Chico Buarque de Hollanda
Don Cherry / "mu" second part
Don Cherry / "mu" first part
musiques de l'asie traditionnelle vol.2 Laos
Brian Jones / joujouka
Klaus Schulze / black dance
Klaus Schulze / mirage
Klaus Schulze / timewind
Klaus Schulze Lainer Bloss / live '83
Klaus Schulze / moondawn
Jimmy Cliff / the harder they come
Fairport Convention / liege and lief
Redbone / massage from a drum
Roy Harper / flat baroque and berserk
The Byrds / (untitled)
Jesse Winchester / third down, 110 to go
Rod McKuen / pastorale
Gene Parsons / kindling
Byrds
Tony Joe White / homemade ice cream
The Allman Brothers Band / brothers and sisters
The Allman Brothers Band / wipe the windows
The Gregg Allman Tour
Timber / bring america home
Bronco / ace of sunlight
Clockwork Orange soundtrack

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2017年09月26日

wayne berry

一昨日の日曜、練馬にある親父の墓参りしてその足で鶴瀬へ。鶴瀬の重鎮、森田純一音楽ライター/レーベル主催大先生宅へお邪魔し、「二つ折りジャケの内面のみ」ブログ用に gatefold record jacket を撮影さてもらったさぁ。
 ドン・チェリーやクラウス・シュルツやロイ・ハーパーなどヘンテコ盤あり、王道アメリカンロックありで。懐かしいのがあった_ティンバー! 『bring amarica home』。森田邸には中学ン時からだから45年ぐらい通ってンだが、これはたしか高校のときに借りて聴いた盤ゾ。ティンバー名義ではたしか2枚あるはずだがこれは前か後か、どっちだ? ウェイン・ベリーがやってたバンドなのよ。ティンバー知らない? ウェイン・ベリーご存じない? では話ここまで。おっと蛇足をひとつ_当方はウェイン・ベリー贔屓だったので The Volunteers まで買っただが、こりゃ2回以上聴けない盤であった…。

『モップス/雨』はもちろん写してきた。72年盤。タイトル曲「雨」、この曲の作詞は「森田純一」。
http://www.sakatomi.com/iFrame/01morita_1.html
ここに詳細入れた、高校時代に菅節和と書いた曲をモップスが「世界歌謡祭」で歌った_。

庭先でズージャ聴きながら焼酎をかっくらってたモリジュン先輩に付き合ってしばし飲んで帰ったんだが…電車乗ったとたんにすんげぇ酔いが来て記憶がぶちぎれ、吐きそうになる。乗り越したようで気がつくと成増駅のベンチ、20分ぐらいだったろうか、動けず。頭グラグラで帰る方向、乗るべき電車すらよく分からなくなっていたが、それでもどうにか家路を_無事たどり着けました。帰巣本能とはすごいモンと自分で関心ス。なんで気持ち良く飲んでると酒は止まらなくなるのか、ほんに困ったモン。一杯飲むごとに指に輪ゴムを巻いていったらどうだろう_片腕、五本指に巻いたあたりで痛くて止められるかも…。
 しかしなんだね、ベンチで寝ていて財布も抜き取られぬとは希有な国ですな。アメリカみたいな車社会では飲み助はどうしてんだか。てか泥酔、できねんじゃね? EUでは泥酔できるのはサッカー場とかごく限れた場所のみ? そりゃフーリガンか。それにしても泥酔となれば命の危険覚悟でなければ…みたいな感じする、どうなのか。

バイザウェイ、候補者がどんなにスカタンでもいまの現状では小池新党へ投票すっきゃないか。野党共闘がどこまで進むかを同時ににらみながらの選挙。なんにせよ安倍に、こりゃまたやっちまったなぁ〜えらい読み違えだったわ、と言わさねば日本はダークサイドへ引きずられるまま。ジェダイの一員として投票ス。
 



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2017年09月25日

ride a white swan

T.Rex も、大好物でアル。いいのはティラノ期から「T」になっての最初の盤『T.Rex』まで。シングルでいえば "hot love" まで。世にブレイクはその後で、「二十世紀少年」「チルドレン・オブ・ザ・レヴォリューション」などいくつかイイ曲はあれど、いま久しぶりにアルバムを_『電気の武者』『スライダー』など聴くにやはり退屈。
 T.Rex とはボラン/ヴィスコンティの「ふたりプロジェクト名」が持論だが、こうして聴くにやはりミッキー・フィンの存在感の「無さ」は凄いな。レコードではいっさい分からない。歌わないし。パーカッションといってコンガも聞こえてこない。コーラスも聞こえるのはフロー&エディのファルセットか女声ばかり。前任、スティーヴ・トゥックは…ティラノ期、まだ存在感あったが。
 となれば思うのは、ワムにおけるアンドリュー君と同様で、ボランもあれでけっこうビビり、stage fright から誰か隣にいないと…だったとか。もしくはイメージ作り=「観葉メンバー」。誰よりも早く "Cocaine T-shirt" を着ていたフィン。ドラッグ・マスターの顔付きは怪しげなバンド・サウンドに効果を発揮したはず。だいたいが "Mickey Finn" の名からして_
 ブライアンに絡むずっと以前に Eugene E. Landy, Ph. D. が著した『the underground dictionary』(日本語訳:『アメリカ俗語辞典』研究社出版)によれば_
mickey finn :{麻薬}抱水クロラール/飲み物に入れて意識不明にさせる薬

対しトニー・ヴィスコンティの存在は、あの「弦」なくしてTレックスはなかっただろう…誰よりも「ロックな弦」を書けたトニーがいたからのボラン。ミュージシャンでもあったトニーはアレンジでも相当に関わったことだろう。実に英国な弦スコアを書くトニー、ジョージ・マーチンの弟子でもおかしくないような印象だったが、NYブルックリンの出身と知って驚いた。アップル時代のメリー・ホプキンと結婚/その後にジョンの秘書だったメイ・パンと再婚。ビートルズ関係者? abbey road studio 通いが多かったからかも。


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2017年09月21日

Zoetrope

https://youtu.be/heKwS5DnLP8
The Doors - Full Circle

いやいや知らなかった、この盤がこんなになっていたとは! ドアーズ。
いやそ〜でしょ、カリスマ、ジム・モリソン亡き後のドアーズ盤を買おうなんてのはコンプリートにコレクトしようというその筋の者だけだったはず。正直、よくドアーズままで活動するよなぁと…これぞ蛇足と思ったものだが。
72年盤は、亡き後2枚目にして最終盤『full circle』。ダリっぽい画風イラストジャケは覚えていたがこれがすごいギミックジャケとは知らなかった。見開いた片面に繋がって2面の cut-out ページ。それは、組み立てれば「ゾエトロープ」になるのだった。レコード盤の上に乗せてその回転で見れば…。
ん〜こういうギミックはほんとに悩ましいがね。実際にレコを手にできたらまず組み立てることはないだろう。が、それでは制作者の意図に反するではないか。こうしてだれかのUT映像だけでいいのか!_と。

ジム・モリソンがUCLA映画学科でフランシス・フォード・コッポラと同級生であったのは有名だが、このギミックと微妙に絡む。モリソンのみならずレイ・マンザレクも同期生。レイとしては、ゾエトロープとは動画/映画の始祖だからここにペーパー・ゾエトロープを付けたのだろう。
下に書いたが、コッポラの『ワン・フロム・ザ・ハート』は興行として大失敗に終わる。それは、ラスヴェガスの街並みをまんまスタジオ・セットとして組んでしまった莫大な経費を賄えなかったからで、皮肉にも、自身の夢工房であったそのスタジオを売却するはめに陥る。スタジオ名は_ゾエトロープ・スタジオであった。


doors_zoetrope.jpg

doors_ful.jpg


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2017年09月17日

RIP Stanton

好きだった米俳優ハリー・ディーン・スタントンが亡くなった記事。享年九十一、こんなにお歳とは知らなかった。が、思えば最初見たとき既に若くはなかったか、「渋い」という言葉がまず出てきた人。スタントンといえば『パリ、テキサス』。ヴィム・ヴェンダーズ監督に夢中だったから観たのか、この映画から追いかけ始めたかは定かでない。しかしロードムーヴィーの傑作は確か。「パリ(仏)」が出てこないのに驚かされたが…、テキサス州「パリス」という町のこと。音楽がライ・クーダー。多くのサントラで糊口を凌いだ?ライ、このサントラ盤をベストに挙げる向きは多い。今ネチり知った、米独合作と思い込んでいたらこれ、独仏合作でしたか。米田舎町の荒涼感の映像美に強く惹かれた映画でもある。ヴェンダーズには『written in the west』という同地撮影写真集あり、これも秀逸。ザ・バンドがカナダ人にして米深部音楽を体現したことに似て、ドイツ人ヴェンダーズのアメリカに対する視点・視線は鋭かった。

スタントンといって、これも…当方的には傑作だが世評は「コッポラの歴史的失敗作」だった『ワン・フロム・ザ・ハート』も忘れがたい。こちらの音楽はトム・ウェイツだが、このサントラLPも傑作で初期のジャジーなトムの総括的名盤と思う。この映画でスタントンは『パリ、テキサス』に続いてナスターシャ・キンスキーと共演。と思っていたら『ワン・フロム・ザ・ハート』は82年で2年前の映画でしたワ。

84年『パリ、テキサス』でスタントン、ライ・クーダーと馬が合ったのか、ライ87年盤『get rhythm』の、収録曲 "across the borderline" に歌って参加している。"get rhythm" PVにもMC役で…。
https://youtu.be/AG91Y62T4C0

これは前に書いたが、オリジナル音楽クリップ集ビデオ『Deja View』で、プロコル・ハルム曲「青い影」に登場。エルトン・ジョンの相方作詞家バーニー・トーピンと共演という珍品。
https://youtu.be/2boixzQr2EM deja



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2017年09月15日

remix treasure of maxi-single

別ヴァージョン(リミックス)話に戻り。
今時に洋楽シングルを買う日本人はいるだろうか。というか洋楽シングルはまだ売ってる? CD店へとんと行かぬので事情さっぱり。
90年代にCDシングルをけっこう買った。前に書いたが、80年代に入ってリミックス旋風$≠ォ荒れ、まずは12インチ時代となり、その後はアナログ衰退とともに「リミックス大会」はCDシングルが主戦場となったので_。

この時代でも…ドナルド・フェイゲンは93年『kamakiriad』発表、そこからのシングルで 「tomorrow's girls」と「trans-island skyway」の2枚を買ったらどちらも尻をちょいと端折っただけの edit version だった。シングル・エディットはその昔にラジオDJが長尺を嫌ったから詰めたもの、それを格上のフェイゲンがCD時代となっても数十秒だけ尻を切るとは意味不明だった。それに比べて、同じように名もあるダリル・ホールの同年シングル「stop loving me, stop loving you」は_ "radio remix" "churban remix" とで3ヴァージョン収録、こういう時代になっていた。

★TLC / waterfalls (95)
1_ single edit  2_ ONP remix
3_ DARP remix  4_album intrumental

★Paula Cole / where have all the cowboys gone? (97)
1_ album verison edit  
2_ E-Team drugstore cowboy radio edit
3_ Sylkscreen radio edit
4_ Dekkaro's Rancho Pepe mix
5_ E-Team saxulality mix

★Madonna / ray of light (93)
1_ album version  2_ Sasha ultra violet mix
3_ William Orbit liquid mix
4_ Victor Calerone club mix

シングルとはいえ、収録の尺はアナログの比でないから入れ放題、混沌状態でリミックス・ヴァージョンを詰め込むこととなった。

★Color Me Badd / i wanna sex you up (91)
1_ smoothed out mix  2_ smoothed out/long version
3_ instrumental  4_ master mix  5_ freeze mix
ニュー・ジャック・スウィングの一番ヒットだが、シングルはアルバム・テイク無しでリミックスばかりが5テイクも収録。(5)がとくにいい。

sexup-maxi.jpg


★Luscious Jackson / naked eye (96)
1_ album version  2_ "Banana's Box"
3_ tony's magic mix  4_ 20/20 mix
5_ totally nude mix  6_ "Foster's Lover"
7_ suntan knee-hi mix (instrumental)
ビースティ・ボーイズの興したグランド・ロイヤルからのガールズ・バンドで、アルバム『fever in fever out』からのシングルカット。プロデュースがダニエル・ラノワで独特の空気感が光る、アルバムもいいがこのシングルが凄かった。(2,6)はアルバム未収録曲で、リミックスは4テイク収録。シングルなのに30分越え。https://youtu.be/Eu8m4moNKGY

★Mariah Carey / dreamlover (93) 
1_ LP version 3:53  2_ Def Club mix 10:43
3_ Def instrumental 6:20  4_ USA Love dub 7:10
5_ Eclipse dub 4:52  6_ Def Tribal mix 6:41
ここに極まり、総タイムが39:51とは! アルバム・テイクが4分に満たない楽曲を長尺にリミックスして天こ盛り。表題を組曲にした「アルバム」といえそうなシングルだった。

++++

さて、尺があるからつまらないテイクでもオマケ的に突っ込みました…の時代だったのだろうか。そんなテイクもあったが、大半は十分に聴くに堪える物であったしアルバム・テイクを凌ぐ物すらも。アルバムとは違うヴァージョン盛りだくさん、シングルの「長尺」を十分に楽しめた/ショップのシングル棚を漁るのが楽しかった時代だった。いまは昔…なのだろうか。


closecigar-maxi.jpg

トーマス・ドルビーの92年盤『astronauts & heritics』。ケイジャン・フィドラーの michael doucet やエディ・リーダー/オフラ・ハザらをゲストに迎えての、ロス/ロンドン/ルイジアナ録音という意欲作。エディ・ヴァン・ヘイレン/ジェリー・ガルシア&ボブ・ウェアもギターで参加している盤。
 ここからのシングルカットだった「close but no cigar」が良かった。
1_ close but no cigar
2_ beauty of a dream (piano & vocal)
3_ close but no cigar (version)
4_ neon sisters
(1、4)はアルバム・テイクまま。しかし(2、3)はアルバム・テイクからほとんどの楽器をそぎ落とした naked なテイクになっている。ヴォーカルに厚いコーラスが乗っているが新たなトラックではないだろう、元のマスターに入れてあったがアルバム・ミックスの際には消されたトラックと思う。まさに「リミックス」なのだ。(3)はただ単に "version" の表記だが、歌・コーラス、そしてヴァン・ヘイレンのギター、ほぼアカペラにエレキというシンプルだがなんとも刺激的なミックスになっている。曲の良さが際立つ特別な音源はこのCDでしか聴けないのでは。いやほとんどのリミックス・テイクはシングル・オンリーだろう、出た時を逃すとまず聴けなくなると、当時はこまめにCD店へ通ったものだ。シングルを追う者だけが聴ける役得という思いがあった。



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2017年09月13日

Randy Bachman





スリー・ドッグ・ナイトやジェファーソン・スターシップ、ゲス・フー…まず誰にも相手にしてもらえないのは、売れたからだろうか。売れると扱いが雑、冷たいモンだ。そのゲス・フーの2トップだったのがバートン・カミングズ/ランディ・バックマン。ランディ、脱退して結成したのがバックマン・ターナー・オーヴァードライヴ。これも売れた。ますます相手にされない。
 そのランディをちょい掘り。観てもらいたいのはこのビデオ。BTOとしての曲だが、力任せのパワー・ロックンロール・バンドのイメージしかないバンドとしては意外な繊細さに驚くだろう。元々このランディ、ゲス・フー時代にも "these eyes" "undun" など非常にメロディアスな曲をバートンと共作していた人で、ジャズ/ブルース/ラグタイム/ボッサなど幅広く音楽に精通したギタープレイヤーでもある。上手い。ここ何年かのスイスはモントルー・ジャズ・フェスでの映像がUTにあったりする。
 ゲス・フーを脱退してすぐの70年にソロ『AXE』…これが全編インスト/ギター・アルバムでテクニシャンぶりを遺憾なく発揮した盤だった。
 このビデオでも、まさかにグレッチのギターで「ヴォリューム奏法」を披露している。

さてそのバックマン、BTOも勢いがなくなったところで解散(脱退?)して次はアイアンホースという新バンド結成。これは売れなかった…と思っていたら、トップ40入りが1曲だけあったらしいが。まあ過去のバンド遍歴からすればショボいまま終わったバンド。LPが2枚。
 しかしここで特筆すべきことあり_ビーチボーイズに絡む。79年にアイアンホースがBBの前座としてツアーを回った。この際、ランディはカール・ウィルソンと…似た体型でか?、意気投合し二人で曲を作る。著作権登録上は5曲の申請。ただし世に出ているのは3曲。
 うち2曲は、BBのアルバム・タイトルにもなった "keepin' the summer alive" と、その80年盤に収録された "livin' with a heartache" 。BTOばりのノリにBBのハーモニーが乗る佳曲と、後者はカールのヴォーカルが光るメロディもいい名曲。
 このアルバムにはランディ・バックマンは参加していない。3曲目はアイアンホースの二枚目に収録されていた "what's your hurry darlin' " という曲。シングルカットされて全米89位とネットにある。かすりヒット。ヴォーカルがランディでないのが惜しい。
 日本では "symphony" がカットされて、B面にこの曲が収録。邦題は「ノンビリいこうぜ」とな。キャニオン傘下スコッティ・ブラザースからのサンプル盤を買ったのはかなり昔のこと。¥100したかしないかで…。


backmanのんびり.jpg

randyB_carl.png






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2017年09月06日

Captain & Gerry

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Don Van Vliet 、センターにすっくと立つ男の名だが世間ではキャプテン・ビーフハートとして知られた。
驚いたねえ、ちょうど今頃ウン十回目の「来日公演」をしているのかな、ベンチャーズ、そのギタリストであるジェリー・マギーがここに写っている。かなり短期間ということだが、マギーは Captain Beefheart & His Magic Band に「在籍」していたという。それはライ・クーダーと代わって…なんですと。67年にデビュー盤『safe as milk』、ここではライがギターを弾いている。マギーは68年にはベンチャーズへ参加したので、マジックバンドは68年前半の一時なんだろう。音は残っていない。

67年のブッカーT&MGs曲 "hip hug-her" 、ここでリードを弾くのはクロッパーでなくマギー…とどこかで読んだ記憶があるんだが、本人に会えたら確かめたいことは多い。

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2017年09月05日

team of four guys

Alter. Version のことを続けているがその次にスティーリー・ダンを書こうと思っていた矢先、ベッカーの死…。ゴールデン・クァルテット一角崩れてこれでSDは完全に店仕舞い。まさかにフェイゲン、ひとりでSDは名乗らないでくれよな。
個人的にはSDは80年の『ガウチョ』をもってして終わっているのだが…。再活動後も、いくつかのバンドのように「昔の名前で出ています」トホホな状態でなくそれなりの活躍は見えたにしろ、当方としてはSD名義はなしにしてほしかった。
 T.REX とはマーク・ボラン/トニー・ヴィスコンティ、この「ふたり」によるプロジェクト名だったと思う。そしてSDとは、ベッカー/フェイゲン/ゲイリー・カッツ/ロジャー・ニコルズの四人プロジェクト名…個人的には。
 80年作をもっていったん休止したわけだが、理由はいろいろありましょう_完璧なアルバム作りに疲れた、フェイゲンがスランプで曲が書けなくなった、ゲイリー・カッツに他からオファーが入った…ウォルターのハワイ逃避もそのひとつに違いない。ロスの自宅アパートで、取り巻きだろうか若い女の子がオーバードース死亡という事故があった。その親から裁判を起こされて多額賠償金などと噂があったウォルターは、そのゴタゴタからハワイへ移住。彼の地ではすっかり落ち着いて、子供も生まれたとも聞いた。しかしこの歳で他界とは、若気の至りに蝕まれた体に無理はきかない…まあロック界ではお約束のドラッグ禍に引きずられた人生…そう見えるのだが、さて?
 再開後のSD/フェイゲン活動には一切興味を持っていないが(それでも94年の初来日、代々木体育館は行ったが)、ウォルターのソロ『11 tracks of whack』だけは良かった。売ろうという意志はまったなさそうな(本人がどういうつもりだったかは知らない…)マイペース加減が実によく、曲の粒も揃っていた。歌も思ったよりイケたし…SD盤でも歌えばよかったのに。しかし収録曲に "Junkie Girl" って…どういう歌詞だったのか。
https://youtu.be/a7zRwt0feSU

++++++

4人タッグ前も…好きといえばメッチャ好きなのだよなぁ。

steely dan 1974 live
3/10 university of California, Irvine https://youtu.be/lQnvGhi1x_g
5/20 rainbow theatre, London https://youtu.be/JSbks_DtTCw
JJ's bar & grill, San Diego https://youtu.be/CeMbSuPX5oc
3/10 Irvine - 3/9 the sopwith camel, Glendale https://youtu.be/C76SX44ojUs

それと3/20には Record Plant でスタジオライヴを録っているな。ラジオ用かも。

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2017年09月04日

Carpenters alternate/ Quad mix

こりゃまたタイムリー?…ヤマたつradio『山村』で「別ヴァージョン」、かかってましたな。
知らなかったねぇ〜、カーペンターズの "top of the world" がややこしいことになっていたなんて。ちなみにこの曲は息子の中学の「給食のテーマ曲」でTVから聞こえるとすぐに「お昼!お昼!」と騒ぐ。

 この曲、アルバムとはテイクが違うシングル・ヴァージョンであったそうな。リクエスト氏のお便りは「肩に力が入っていないカレンの歌がいい…」アルバム・ヴァージョンを希望であった。で、番組でのアルバム・ヴァージョンとUTにあるシングル・ヴァージョンであろうのとを聴き比べてみるに…。
 差がほとんど感じられない。まずふたつのテイクが「別」とは普通に聴いていては判らないと思う。かなり注意深く比べて、そのカレンの歌…まあシングルのほうが覇気が若干あるか、明るい歌声に聞こえないことも…ない。アルバムはアルバムらしく、シングルはシングルらしく歌い分けたかもしれない。一番はっきりするのはイントロのベダル・スティールのフレーズが違うことだがこれも小さなこと。それにペダルは中間〜後半は変わらないので、トラックごと差し替えたわけでもなさそう。カレンのヴォーカル・トラックは完全別録り…なのか? それほどの手を掛けたわけでなく、微妙なさじ加減の変化のみ。

リチャードは91年にシングル・ヴァージョンを「リミックス」…しているようだ。それと4チャンネル・アルバム用の Quad remix も存在する。
 面倒なのは、さすがにカーペンターズなので各国で相当数のコンピレーションがLP/CDで出ているが、どのヴァージョンが収録されているかまちまちであること。それに関して、これは労作_ファンサイトかな、ご丁寧に掘ったものがあったので、自分の手持ち盤がどのテイクか気になる向きは参照を。
http://carpenters.amcorner.com/song/top-of-the-world-2

https://youtu.be/CiHwlFsIlSU
Quad mix _これは別物。パーカッシヴに強調、ペダルがかなり出てきているミックス


++++++++++

その昔に流行り…そうだったがダメだった4チャンネル盤は、どの盤にしろすべてリミックス。そりゃそうだろう、チャンネル数が違うのだからミックスをやり直すしかない。なので、曲によってはかなり「違う」とは昔から言われること。
このスティーリー・ダンの2曲、前者は前半で、後者は4分過ぎから特に…どちらもギターが、LPテイクでは聞こえていなかったところがかなり出てきてる、別ヴァージョン。

reelin' in the years https://youtu.be/PKI5r08yGS0
(リヴァーブの深さも半端ないテイク)
do it again https://youtu.be/PxPxZdmMjrM


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2017年09月02日

CD時代の alternate take

CDのセールスポイントとしてremaster≠ェ頻繁にでてくるが、音質向上はともかく、remix と違って「別ヴァージョン」になるわけではないことは押さえておこう。
ただCDに変わってアナログ時代にはなかった新たな別ヴァージョンが出てきた。なんと言うか…「マスター開示テイク」でもいいかな。ひとつは、スタジオ会話を曲頭にプラスしたテイク。スタジオ内のプレイヤーと録音ブースとのクロストーク。楽曲/演奏音は入らない…けれども録音場面の臨場感はビシビシ伝わるので悪くない。マスターテープにはこのトークがかなり入れてあったのだろう_BBファンなら unsurpassed masters Box など、studio chat 満載のブートを思い出すはず、この手はブートに多かったがそれをオフィシャルで。ただこれを別ヴァージョン/別テイクというのは無理があるか。
もうひとつ、こちらは明らかな別テイク。
 フェイド・インで始まる曲がある/フェイド・アウトで終わる曲も多い。この場合、当然ながらフルに演奏したテイクがマスターになっていてそれをミキサーがフェイドした。マスターテープは「完奏」しているわけで。そこで、フェイド・イン/アウトした曲の完奏ヴァージョンをCD収録してしまう_。これ、フェイドさせることを良しとしてアルバム・ミックスを世に出したのだから、その前後をいまになって晒すのはどうなのかという意見もありそう。分かるが、好きな曲を少しでも長尺に聴きたい当方などは好きなんですワ/いいんだ、これも。

93年に出たモビー・グレイプのベスト2枚組『the very best of Moby Grape / vintage』を聴く。日本盤のライナーノーツは細野晴臣、コンパイル・プロデューサーは西海岸ロックの目利きとして知られるボブ・アーウィン。未発表/デモ・テイク/ライヴ/シングル・テイクなどを満載した、アーウィンらしい丁寧な素晴らしいCDだった。
 この中で、その表記が無いのにいくつかの曲はLPテイクよりも長かった_トーク始まりだったり、完奏テイク( "Omaha"_これの完奏テイク!)も収録。驚きのボーナスということだろうか。

驚きと言って、最初に聴いたときの衝撃を忘れないのが『CSNボックス』4枚組。これも未発表/デモ/ライヴなど別ヴァージョン満載だった。ニール・ヤングの単独曲は外されているがCSN&Y曲も盛り込まれたコンピレーション。とにかく個人的に一番は "almost cut my hair" の「8:49 完奏ヴァージョン」だ。"unreleased unedited original version" となっていたが、シビれるねぇ今聴いても。アルバムでは4分半でフェイドアウトするこの曲が延々と続いていたとは…。ウォーリー・ハイダーズ・スタジオはロス/シスコ両方にあった。CSNYは基本、ロスのハイダーズで録音していたが、この曲はシスコ・ハイダーズ録音。シスコらしい hippy-ish というか、freewheelin' なこの曲、スタジオ・ライヴ感に溢れた長尺演奏が最高。
 CDのフォーマットが、より尺を自由にしたのでこのようにマスターテープがまるまる聴けるようになったことを歓迎ス。

もうひとつ西海岸ロックから。デッドはそれほどでもないがガルシアは大の贔屓、ギタリストとしてはもちろん、ヴォーカルも好きだ。アルバムはファースト『Garcia (the wheel)』が一番。この盤、最初のCD化も買ったがそれはストレート・リイシュー。その後、何度もCD出たなかでライノ盤はさすがにボートラ満載、そこに収録された "sugaree" のデモは、"naked" な超 unplugged version 。
 この盤、ビル・クルーツマンのドラムのみを助けに他の全ての楽器はガルシアひとりの多重録音。そこでこのデモ・テイクというのがガルシアのアコギ&ヴォーカル/ビルのドラム、それだけ。シンプルゆえにあらためて曲の良さを際立たせる「リアル」なテイク、たまらない。LP時代にはオフィシャルに出てくることはありえなかっただろう。





posted by denny-0980 at 16:54| Comment(0) | Assorted | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする