2021年07月04日

ジェリー・マギー




が亡くなった。Ventures のマギーは…ダック・ダンと同じだったな、東京で客死、2019年。先週亡くなったのがジェリー・マギー、アラバマ/マッスルのギタリスト。
+
74年盤ドニー・フリッツ『prone to lean』。76年に大学へ入って、軽音ロック・サークル、組んだバンドは先輩らと。ベースの間宮さんが絶対やりたいと言い出したのがこのLPの "sumpin' funky going on" 。そう言われて、僕もリーダー大木先輩も曲は分かっていた_当時で既にこのアルバムはUSロック好きには共通認識というか、Must な1枚だった記憶。この年の夏休みに、狭山の大木先輩宅で練習_くそ暑いなかを何度も通ったことを思い出す。が、トニー・ジョー作のとびきり swampin' な曲を上手くやれるわけがなく(僕はなぜかドラムだった)、この曲は早々に諦めた。
プロデュース/クリス・クリストファースン&ジェリー・ウェクスラー、全曲 muscle shoals sound studios 録音の名盤を久々に通して聴き返す。で、ギターだが_A2/B3 はピートの、B6はヒントンの屈指の名演。以下、と思う。
A1: Jerry McGee solo [credit]
A2: Pete Carr lead
A3: Eddie Hinton
A4: Jimmy Johnson rhythm
A5: Pete (leslie) + Jimmy
A6: left/Pete + right/Eddie
B1: Tony Joe lead [credit]+ Eddie
B2: dobro_Pete
B3: Pete lead
B4: Jerry McGee slide solo
B5: Pete(leslie) + Eddie
B6: Eddie solo / Pete acoustic

クリストファースン盤でレギュラー・ギタリストだったジェリー・マギー…僕らのなかではベンチャーズよりも LA swamp /デラ・ボニ・ファミリーとしてのほうが推しだったマギーゆえ、このフリッツ盤ももちろんマギーが参加…疑う余地がなかった。しかし、マッスル・ショールズを掘ってゆくなかで同名ギタリストがいたことを知る。で、もしやこのフリッツ盤のマギー_ベンチャー・マギーではないかも?…と、もやもやが続いた。そのことを本人に生前聴きたかったんだが。チャンスは2回あった。赤坂ブリッツで20年以上前か、加山雄三&ノーキー『永遠のギターキッズ』というコンサート、ゲストが来日中のベンチャーズ(飛び入りに山下達郎)…その打ち上げ会場で、僕はマギーに話しかけたかったんだ。聞きたいことが沢山あった、フリッツ盤も含め。しかしライヴ終了直後に体調が悪いと、マギーだけがホテルへ戻ってしまっていた…会えず。その数年後、毎夏来日のベンチャーズ仕事をやっていた元シンコーのライター/コンちゃんへ頼み込んでマギーへインタビューさせてもらう手はず。最初はOKの返事だったのに、これもポシャる。
いま聴き返して確信する、やはりフリッツ盤はベンチャー・マギーではなく、マッスル・マギーであると。A1の見事なソロ・プレイだが、ベンチャー・マギーはサムピック(もしくはフラット+サム)使いで複音ギタリストに対し、ここでは単音ソロであること。クリストファースン以外にもリタ&プリシラ・クーリッジ、ブッカーTらの盤で弾いていたマギーはルイジアナ出身のケイジャン/ディープ・スワンプなギタリストであるが、ハリウッド録音がベースだった_マッスル出張りはまずやらなかったと思える。
+
それにしても…いまさらに思うのは、フリッツ盤のジャケ…やり過ぎだな、こりゃ。 The Band のせい?_「若年寄」が渋いというUSロック美意識の時代。

posted by denny-0980 at 10:52| Comment(0) | Muscle Shoals | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。