2019年11月02日

枕軒2

処分に迷っているレコを端から聴いている。その1枚が『the last puff』/スプーキー・トゥースの70年盤。なんだかよく分からないバンドだったトゥース。まずその音を聴くすべが無かったような_ラジオでかかるバンドでなく、地味でジャンルも何やら_キーボードがメインのプログレという最初の印象がありながら "the weight" をカヴァーしたりでアメリカンな体も…。メンバー・チェンジで変わっていったのかな、ともかく1番はゲイリー・ライトがいたバンドということ。ヴォーカルのマイク・ハリスンはソロ作をマッスルで録っていたりもする(この盤はマイ・アーカイヴに)。
よ〜知らんこのバンドのこのレコを買ったのは、クレジット買い。ルーサー・グロズヴィナー、ヘンリー・マカロック、クリス・ステイントン、アラン・スペナー、マイク・ケリーの5人がバックでリミックスがグリン・ジョンズと。ジョー・コッカーとは幼なじみというステイントンは大将クリス・ブラックウェルと協同プロデューサーでもある。ココモやグリース・バンド臭がしてくる…かなりUKスワンプな面子。そのコッカー曲やエルトン、B4曲をカヴァーしながらの全7曲は、引きずる感じの重いハリスンのヴォーカルが冴えて、まあままの好盤。しばらくは手元に置こう。
ここでは既に脱けているが初期はハリスン=ライトの双頭バンドだったはず。そのゲイリー・ライトだがソロでも芽が出ず。しかし "dream weaver" が大ヒットしてしばらくは調子が良かった。この頃はUKミュージシャンのお約束の西海岸渡りで、とりわけシンセ使いのAOR路線だった感。81年のヒットシングル、これがいい曲でね、当時買った日本盤を今も持ってる_「君のすべてを知りたくて」。

そんなゲイリー・ライトが実はアメリカンと知ったのはいつだったか。
戻るがLP『the last puff』には作 Wright - McCracken の1曲も収録。ライトと、下に書いた「ヒューイー枕軒」共作曲。同曲はライトのファースト・ソロ『extraction』にも収録だが、ほぼ同時期リリースでどちらが先かはっきりしない。
ライトの、『extraction』と次作『footprint』のどちらにもマクラケンはギターを弾く。この時期のライトはジョージ・ハリスンと仲が良く、アルバムのバック・プレイヤーはほぼ被る。ケルトナー/ジム・ゴードン/ボビー・キーズら英渡りスワンパーらの名前が。スタジオもたぶんアビィ・ロードじゃなかったか。セカンド『footprint』のジャケ写は『let it be』と同じ、大御所イーサン・ラッセル。『extraction』のジャケの鉛筆画はクラウス・ヴーアマンだ。もちろん両盤でベースを弾く。そんなUKスワンプ色濃い盤になぜか参加のNY派マクラケン。しかしこの後にB4メンバーと深く関わっていったのだから意外ではない。というか、これは想像なんだが…ゲイリー・ライトを通してB4組と関わることになったマクラケンなのでは。『footprint』にはわざわざ "Hugh McCracken for his creative contribution throughout the album" と賛辞クレジットあり。『extraction』では2曲を共作している。
ニュージャージー出身のライトは、マクラケンとはかなり古くからの知り合いではないだろうか。じつはニュージャージーで結成したバンドで65年にマイナー・レーベルからシングルを1枚だけ出していた_その頃からの…なんてことも妄想できる。

posted by denny-0980 at 14:59| Comment(0) | Assorted | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。