2019年10月30日

諸説乱読

乱歩文庫.jpg

乱歩を読み返している。『江戸川乱歩名作集』春陽文庫版(春陽堂書店)。古本で買い揃えたのは版を重ねた昭和50年前後の刷り本。それでもこのように「いい変色」具合。じつに乱歩らしさが溢れてないか。色味もいいがもっといいのは文字そのもの。オフセットでなく、活版だ。活版の押しの強さは文章の重みにつながる。凸の活字によって紙を凹するから3Dだな。オフセットの「平」感…まったく2Dだからまさに平たく深みに欠けること甚だしいと、こうして久しぶりに活版にふれると実感ス。
ところで、文中にしばしば基地街という言葉が出てくるが…。過去名作に関しては現行刊でも言葉狩りはない、のか否か…。
posted by denny-0980 at 17:12| Comment(0) | Assorted | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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