2019年01月09日

captain/dennis/kathy

ブライアンが淋しげにツイートしてますな、ダリル・ドラゴン死去。
父カーメン・ドラゴンという人が作曲家/指揮者として全米に知られた著名人/ハリウッドの名士…なんでしょ(僕は知らなかった)。その5人兄弟の長男、ハリウッドで銀のスプーン咥えて生まれてきたか。本人もキャプテン&テニールfame 。ダリルというよりキャプテンと呼ばれた人。キャプテンのニックネームはマイク・ラヴが付けたのはよく知られたこと。テニールとの出会いもBBの裏方としてで、結婚まではツアー・メンバーだったダリル。
今ネチるに67年からバックを…とあるが、僕のなかでのBBとの最初は70年盤『サンフラワー』から。クレジットに名があったから。そして、ダリルとBBの関係は誰よりデニスと深かったと思う。「サンフラワー」はデニスが一番輝いた頃で、そのセッションのアウトテイクだった "lady (fall in love)" "sound of free" を(欧州のみだが)シングルとした際に Dennis Wilson & Rumbo 名義で。ランボーとはダリルのこと。ダリルはキャプテンでありランボーでもあった。キャプテン帽を常に被っていたから「キャプテン」だったが、実際にヨット程度はあった家庭だったのではないか。デニスはBBのなかで唯一の "beach boy" でありヨット大好き男だったからダリルとは気が合ったんじゃないかと想像している。
テニールと結婚、夫婦デュオとして一躍ブレイクしたが、BBとの関係は途切れることなく、『偉大なる15年』にも名前があり、『KTSA』の録音の一部は Rumbo Recorders _ダリルのスタジオだった。ダリルが建てた夢の城は、これが欲しかったために夫婦デュオで頑張ったのではないかと思えた。ロスでも有数のヒット・スタジオとなったそれだが、10数年前か、売却のニュースが。そしてテニールとの離婚が続く。それでも悠々自適な生活を送っていたかもしれないが、ニュースからではなにやら淋しげな印象を勝手に抱いていたんだが…。

 『surf's up』収録の名曲 "disney girls" 、ドラムがデニス・ドラゴン/フルートがキャシー・ドラゴン。ふたりはダリルの弟と妹。デニスはダリル以上にBBと深く、70年代にBBが所有したスタジオ Brother Studio のハウス・エンジニアだった。ミュージシャンとしても Surf Punks での活躍、BB盤でも演奏。そしてキャシーはリック・ヘンの妻であった。60年代半ば、ブライアンから絶縁された(?)父、マリーが意趣返しにデビューさせたザ・サンレイズのリーダーだったリック・ヘン。とはいえ、ヘン自身はBBとの関係はずっと良好だったらしい。『サンフラワー』セッションのアウトテイクはデニス曲だけでなく、"soulful old man sunshine" という抜群な曲もあった_これがブライアンとヘンの共作だった。世に出たのは30年後のCDで。BBファンには知られた名曲がほかにもある、ヘンのソロ・シングルで "girl on the beach" (BBは girls )。
https://youtu.be/DMxdXCL_hqQ
この73年シングル、キャシーへのプロポーズ曲だったそうな。ふたりは長く仲睦まじく、マリブーで暮らしているとネットで見たことがあった。しかし今調べると、デニス・ドラゴンは2017年に、キャシーは2012年にすでに亡くなっていた。
posted by denny-0980 at 17:11| Comment(0) | Assorted | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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