2018年06月09日

カズの二枚目

ハーモニカで始まりウォーターズ兄妹のコーラスのゴスペル感とケルトナーのどっしりしたドラミング。レズリーかまし? ジェシ・エドにも似た濁り音色良しのポール・バレリのギターが冴えるA1。お次はシンプルなメロディをシンセ・ベースで追う曲。スニーキーのペダルはカントリー色無く曲によく合っている。3曲目はちょいとキバった歌い方がカズ風R&Bマナーか。ここでもパレリが冴える。
B1。 "I can't live without you" もそうだが、照れもせずに"my love will never die" と歌うセンチメンタリズムがカズのいいとこ! すごくメロディアスだがシンセ・ベースで。この曲は『MIUアルバム』ごろのブライアンを彷彿させる。B2は軽快なシンセで先行しパーカッシヴにクラヴィが乗る曲。デヴィッドTのギターもいいがメインのギターは…ティム・ムーア? バレリも加わってかなりギター・オリエンテッドな曲に。A3に次ぐR&Bか、B3はドラムはプリティ・パーディかな。次曲、完全弾き語り名曲を挟み、最後はデヴィッドTの独壇場。ベースはボブ・バビットだろうか。キーが変わればジャクソン5が/マイコーが歌ってもおかしくない爽快な西海岸サウンド。

ピアノがメインだがシンセがかなり絡む、そしてメロディアスにして、ウォーターズを配してゴスペル風味も。スティーヴィー・ワンダーに近い音像を再確認。それもそのはずで、レコーディング&リミックス・エンジニアリング/アレンジ手伝い、そして本業のセンセ・プログラムがボブ&マルコムの名コンビ_ロバート・マーゴーレフ&マルコム・セシール、TONTO兄弟。
ウッドストック・ガイのカズだがこの盤の録音はロスのレコード・プラント(NYヒット・ファクトリーも並記だがたぶん歌入れ程度だろう)。ファーストのNYテイストと変えてみたかったのかもしれない。西海岸らしい軽快感と若干のブラック・テイスト加味、こちらも僕の趣味にドンピシャだった名盤。
カヴァーイラストは、アトランティックのハウス・イラストレーターだったのだろうか、その仕事が多かったスタニズロウ・ザゴースキィ。

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posted by denny-0980 at 15:52| Comment(0) | Assorted | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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