2017年11月23日

basil / ochs

佐野さんとのことでもうひとつ思い出した_スィートベイジル。
中山康樹さん。スイングジャーナル編集長から評論家へ転じて、マイルス/ビートルズ/ブライアンなどに関して多くの著作のあった中山さんも亡くなって3年か。
その中山さんと佐野さんは、ブライアン話で花が咲く仲だったんだろうな。で、2000年前後だったと思う、六本木芋洗坂のスィートベイジルのブッキング担当に中山さんが就くことになった。そしてそれまでのジャジーな路線からボップ路線へ変更、アメリカンポップ・ノスタルジア・サーキットのスケジュールで固めた。しかし苦戦…空席が目立っては塩梅悪いということで佐野さんへ「招待」の声を掛ける。一人ではどうもならぬ…「友人も」ということで当方も誘ってくれた。7〜8本はロハで観られたと記憶だが、さて…ゲイリー・ルイス&プレイボーイズは覚えているが他は?
 ネットを見てみたが過去スケジュールは出てこない。ロニー・スペクター、フィフス・ディメンションの名前がかろうじてある…どちらも観たな、きっと。ゆったりしたディナー&ライヴ・スペースに佐野さんらと足繁く_すっかり「常連気分」に浸れたことだけ覚えている。


その中山さんからひとつだけ仕事を受けた。VANDA のデザインを気に入ってくれての依頼はビーチボーイズ・ムック。2002年に河出書房新社からの『文芸別冊:ビーチボーイズ』。
巻頭にロニー・スペクターの特別寄稿あり、たぶんベイジルでのブッキングの際に書かれたんだろう。佐野さんはその中山さん/萩原健太とでフェイヴァリットBB曲・鼎談を。鈴木慶一/松尾清憲/湯浅学で『スマイル』鼎談など、いま見返せばなかなかに面白い内容。しばらく見る気にならなかったのは後味の悪さというか…中山さんはちょいと難しい人だった、デザインに関してゲラ出しのたびにいろいろと言ってくるので、当方としては「いや、ここの意図は…」と言ったつもりもかなり感情的に返してくるタイプ。どうやら、言うことを聞かない奴と最後は取られたらしく…。それでも見れば、自分のイラスト突っ込みなど、全ページを好きにやらせてもらってるか。表紙の写真。"Surfin' Safari" セッションのアウトテイク。かのマイケル・オクス・アーカイヴから買った。ネット上でのカタログからだったが、中山さんが「好きなの選んでいいよ」とのことで_。もちろん支払いは出版社、それなりな額だったんじゃないか…。


posted by denny-0980 at 09:24| Comment(0) | Assorted | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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