2017年08月10日

late Ricci Martin

SDのシングルを取りあげたついで、シングル箱から出してきたのはリッキ・マーチン・シングル。
ディーン・マーチンの息子のひとりで、先週3日がちょうど一周忌。活躍したとは言えないが、BB周りの音楽仲間のひとりではあったリッキ。77年盤『beached』はBBカールとビリー・ヒンチのプロデュースによる、当時BB所有のブラザー・スタジオ録音盤。西海岸好きには名盤に数えられる1枚だろう。
それからのシングル・カット "stop look around" が代表曲でそのシングル話。
BB『pet sounds』にはハル・ブレインが「ペットボトルを叩いた音」だっけ?_入っていたと思うがそれに似た音がこの曲で聴ける。ちゃんとしたパーカッションのひとつなのかどうか今でも分からないが、つまりは「あの頃のBB」を彷彿させる音像ではある。アルバムをひさしぶりに聞き返したが、デニスの『pacific ocean blue』に近いねえ。サザン・カリフォルニア以外のどこでもない音がたまらない魅力。そのデニスもドラム参加。当時ウィングスだったジミー・マカロックの参加はブライアンとポールの「お友達」からか。

シングルを2種持っている、エピック盤/キャピトル盤でともにプロモ。どちらも Mono / Stereo 盤。
テイクとしては両シングルともにアルバムのテイクと変わらない。
ただし、これはカッティング・レベル調整の問題なんだろう、シングルの音は「違う」。
エピック盤がキャピトル盤を凌ぐ。単純に音がデカいし、ヴォーカル/楽器の粒立ちがいい_全体にクリアなので断然良し。聴くならエピック・シングル。キャピトル・テイクはLP(LPはエピックより)テイクとほぼ同じ。手持ちのLPは、これまたプロモ盤。ゆえだろう、珍しい「帯付き」US盤。


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riccimartin.jpg



と、ここで…見れば現行CD『beached』は Real Gone から expanded edition と称して4曲プラス、うち2曲が "stop..." の stereo single version / mono promo single version となっているではないか。「シングル・ヴァージョン」と銘打つほどの違いがLPヴァージョンとあるか? 当方の耳では同じなんだが。たぶん「聴いても分からない差」じゃないだろうか。どちらのシングルのテイクを持ってきたか知らないが、まあエピック盤とすればレベル高くて音がクリアな分は「差分」かもしれないが、CDとなれば同じでは?
もう1点気になった。エピック盤シングルでもレーベル表記には (p)1975 Capitol Records, Inc. とあるのだ。アルバムが77年…。で、discogs 参照。やはりシングルはキャピトルからでアルバムの2年前に出ていたわけね。アルバムからのカットではなかったのか。エピック・シングル発売はいつ? 
それにしても2年経ってからアルバム発売とは。カールとヒンチのプロデュース変わらず、となればアルバム分のセッションは75年に済んでいたのだろう。キャピトルは、シングルはOKしてもLPはお蔵にしたのかもしれない。マカロック参加は75年ではないだろうから、カール/ヒンチは、マスターテープにオーバーダブなどして再度エピックに話を持っていってOKが出たのかも、しれない。ちなみにエンジニアのひとりにアール・マンキーの名前。当時ブラザー・スタジオの裏方だったマンキーは、ロン&ラッセルのミール兄弟とマンキー兄弟とでハーフネルソンを結成していたミュージシャンあがり。スパークスとして、UK渡りで成功しグラムっぽいイメージも強いミール兄弟も出自はばりばりのサーフ兄弟だったりする…。

posted by denny-0980 at 16:02| Comment(0) | Assorted | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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