2016年03月03日

マッスル盤162枚目


#162
【Eddie Hinton/very extremely dangerous】
produced by Barry Beckett
( '78 Capricorn)
<ー:★★>


(Fameでなく)マッスルショールズ・サウンド・スタジオ付きギタリストとして知られたヒントンのソロ。しかし、ギタリストとしての「弾き」はほぼ無し。ヴォーカル盤/シンガー・アルバム、R&Bマナーのホワイト・ソウル・アルバムなんだろうが…。声をつぶしたせっかちなその歌唱に当方はソウルを感じられず、まったくはまらない。正直、聴いているこちらが息苦しくなってしまう。ソングライターとしては…全10曲うち9曲がオリジナル、なかなかの曲を書けた人とは思うが。

マッスル・ホーンズ四人衆、キャロウェイ/トンプソン/イーズ/ローズ…但しこの盤ではローズが Dennis Good に差し替え。それでもそのホーンズ四人衆に、ベケット/ジョンソン/フッド/ホーキンスのマッスル・リズム四人衆がバック。つまりは Muscle Shoals Rhythm & Horn Section の8人とヒントンだけでの録音盤。
思う、この盤の唯一の魅力は「マッスル勢の素の実力」と。77年の秋口に、たぶんブッキングが空いたんだろうな。そんなら「お〜いエディ、一発やる(録る)か〜?」…だったんじゃないの。花火のSEなど若干のポスト・プロダクションもあるが、表記も recorded live at Muscle Shoals Sound Studios としているくらいだから、ほぼスタジオライヴ録り。和気あいあいというか、仕事感覚でなく仲間うちのセッションらしい滋味は感じられる。
「早録り」で知られたマッスルスタジオゆえ10曲を、1週間あれば優にカンパケただろう。
なおジャケ・デザインが当方大のひいきのコッシュだが、これまた外している。これはディレクションの失敗じゃないのか。タイトルから短絡的にセットされた写真_スパイ大作戦じゃないんだから…。音と乖離したデザイン。



posted by denny-0980 at 10:29| Comment(0) | TrackBack(0) | Muscle Shoals | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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