2025年01月31日

人類皆兄弟

ニュース。中国籍の若者が…∞ブラジル国籍の男ふたりが…=Q日本以外でもこれが普通なのだろうか、自国民以外の犯罪者とことさら強調すること。その事件の前後の犯人は日本国籍なのだが…。単に名前だけ報道ではまずいのか?それで、ああ外国人らしいなと「想像」させるに留めてはまずいか? 「ともかく外国籍の人間みたら気を付けろ」のサブミニマルかい。意識誘導の感あり。不法移民は全員犯罪者と断じるトランプと変わらない感じ。
とはいえ自身、排斥感情無しともいえず_。外人旅行者だらけの都会へ足を向ける気にならぬ/温泉で、ゆっくり湯に浸かっても外国語ばかりが聞こえてはぞっとしない…正直あるわなァ




posted by denny-0980 at 19:43| Comment(0) | TrackBack(0) | Assorted | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年01月29日

旦那 Darrin

darrin.jpg



日本語と英語…「L」「R」の発音区別無い日本ではすべて「ラリルレロ」、これがほんと困ったモン…だが仕方ないか。「B 」「V」違いも無いっちゃ無いんだが…。

下で書いたフリーマーケットだが、まんま「のみの市」で伝わってないのでは。Free Market でなくFlea Market 「蚤のマーケット」。レッチリのフリーも「俺は自由だぁぁぁ!」でなく「オイラ蚤」だし。
そんなことよりも、いやいや驚いたワ…この歳まで勘違いしたままだった_『奥様は魔女』
〆ら、アメリカ文化大好き世代なのは、ガキん時のTVで「じゃじゃ馬億万長者」「アイラブルーシー」「モンキーズ」「コンバット」…、USテレビ番組がリアルタイム(実際は数年遅れか?)に観ていたことが大きい。なかでも欠かさなかった『奥様は魔女』
「サマンサ」が主役、女優エリザベスモンゴメリィなのも原題が "Bewitched" なのもオープニングのコミックストリップで分かっていた。が、「ダーリン」は俳優名しか出なかった。なので、たぶん日本人皆じゃね?_ Darlin' マイ・スウィート・ダーリンのことだと、いとしのダーリンと呼んでいると思い続けていた…
ら!
違った。たまたまYouTubeにこの番組のパイロット版が挙がっててそのタイトルの中に "Darrin" の文字。しらべれば旦那は役名 Darrin Stephens であった。「ダーリンスティーヴンス」だったか〜。
エルとアールで全然違っていたとは…。

その「ダーリン」だが…初代と二代目。どちらもディック_ Dick York / Dick Sargent 。どっち派? 断然初代だよな。魔女義母エンドラにおちょくられっぱなし、人のいいアメリカンダディ典型。そういえば下に入れた Schick シェーバーの広告マンと似ている。二代目はどこか嫌味があった、小ずるい笑みが嫌いだった。
この番組で「広告商売」というものを初めて知った日本人は多かったはず。ダーリン…いまにして思えば社長であるラリーテイトも「ダーリン!」と呼んでいたワ…それが変だとは全く感じなかったが。
ダーリンは、いまでいえばクリエイティヴディレクター?_「マクマン&テイト社」だったよな、McMann & Tate Advertising Co. ltd. だろうか。広告代理店勤務で、翌日用のプレゼン・ボードを家まで持ち込んでキャッチコピーを懸命に絞り出すなんてシーンがたびたびあった/実際のプレゼン会議も。で、ラリーのいい加減さ…クライアントに盲従する姿、一度口にしたこともクライアント次第でころころ変わる節操無さにげらげら笑っていたが、あれは広告業界のマジな姿であったことよ…。



posted by denny-0980 at 13:31| Comment(0) | TrackBack(0) | Assorted | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年01月28日

#18_ stardust

SL-018a.jpg

別生地ヨークが満天の星っぽい感じになった_

posted by denny-0980 at 14:05| Comment(0) | TrackBack(0) | Western shirt | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年01月26日

Neon Park


3年前だったか、ウォーホルのシルクスクリーン連作「マリリンモンロー」の1枚が200億超…いまのレートなら300億円超えるだろう、オークションで売れた。一連のシルク物ではエルヴィスリズから果ては毛沢東。ウォーホル作品は自身で絵筆で描いたわけでなく元は写真でしょ、それでも肖像権は一切無視? 芸術なら構わないわけ? よ〜分からんです。Campbell Soup 本社へ折り菓子のひとつも持参したのだろうか…。

ストレートな「コピペ」と違った場合も_。
ユーミンの別アルバムジャケ_これは、元はナイロン pantyhose 広告で…アイディア拝借、あらたに撮っているんだろうな。この頃はシンドーさんデザイン時代だろうか。

20210106172424.jpg


イメージ/モチーフ拝借でも見事な「切り返し」が流石!_と思わせたのは亡き _late great ニオンパーク画伯 Neon Park リトルフィートのジャケは(ファーストのみライクーダー妻スーザンタイトルマン担当だったが…)ニオン画伯以外はありえぬと思わせた。
まずはニオンここにあり!を示したザッパ&マザーズの70年盤『いたち野郎』ジャケイラスト。
フィート盤のなかから74年の『アメイジング!』_元ネタはグルジア=現ジョージアの戦後の道路復興啓蒙ポスターだったかな、これ。ニオンは車にジョージワシントンモンローを乗せている。マリリンはどんだけ "American pop icon" なんだかなぁ_画伯、連作 "Duck"シリーズでもマリリンのプレイボーイ・ヌードカレンダーを描いている。
http://sakatomi.seesaa.net/article/503544165.html


Weasels70.jpg

weazelsSchick.jpg


Ehx2903U0AA_xDP.jpg

EhxwC-eVoAA-CPH.jpg


posted by denny-0980 at 10:59| Comment(0) | TrackBack(0) | Assorted | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年01月25日

アメリカ広告頁

magazine.jpg

70年代入った頃からか、古着専門、レコード専門などいろいろパターンはあれどアメリカへ雑貨買い付けに行った人ら_フリーマーケットで古雑誌/週刊誌を買ってくる。〆も、業者じゃないけれど昔ボストン行ったときにやはりフリマで買ったのを残している_男性誌ファミリー誌ちょいエロ誌等々。ルーシー(ルシールボール)、リズテイラー、マリリンなど表紙の。Esquire "Varga girl" ピンナップ挟み込み。
買い付けさんら、日本に持ち帰ったそれら雑誌、単にマージン乗せで売るのでなく、広告ページを切り抜いては木製額に入れてインテリア小物として販売というボロい商売_これは利益率抜群でしょ、あちこちで見かけましたワ。メインは coca-cola, 7-up, salem cigar, ... ポップな広告ならなんでもよかったわけね。〆らはデザインの参考に…一時期は30冊ぐらいあったかな。

varga.jpg

add.jpg

狭山アメリカ村住人だった Workshop MU!! 三人も最初はこういう生業だったのかも。その後のLPデザイン現場にて、ムーのみならず、広告写真/イラストをまんまジャケットに使用ということが極々普通にあったもんです_が…、当時はまあ素人さんには元ネタ知られることなかろうと思っていたはず。なのに、ネット時代はガンガン掘られまくりで驚くこと多し。シュガーベイブ『songs』のジャケ、金子さんの鉛筆画がフランスの写真集の1ページを模写だったとネットでみたときにはよく見つけたものと驚いた(夫婦のようだがどちらも女性が正解)。

『happy end』MU!!ジャケだが、口紅広告流用。ユーミン『surf & snow』Whitmanのチョコレートbox広告_このチョコ箱、中学ン時に叔母さんから貰った、空箱はしばらく小物入れにしていたヨ_これも広告まま流用…のようだがよく見れば男は冬セーターに変わっていたり…。ジャケ担当はムーではない、たぶん東芝EMIのハウスデザイナーで、イラストレーターに発注したんだな…90%トレースして描き直し。ふたりの髪の描き方など甘くなっている、アメリカンポップ風味はちょい薄まったが頑張りは分かる。

あがた森魚74年盤『噫無情』。リリース時からこのジャケは羽良多平吉の絵じゃないだろう…やはり雑誌切り抜きだろうと想像していたんだが。サイレント時代の米女優Madge Bellamyのポートレイト、モノクロ写真に人工着色(英語で after tinting)_これもネットで分かったこと。
どれにしろ、許諾は不要…てな解釈で、、?


KICS-2560.jpg

GoodHouse.jpg

さーふすの.jpg

yuminSurfsnow.jpg

噫無情.jpg


posted by denny-0980 at 21:43| Comment(0) | TrackBack(0) | Assorted | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年01月24日

who mickey bear?

who65.jpg

1965年8月29日号『女性自身』。
立ち読みしていた音楽誌のなかにこの写真を見つけて…「むむ、これは」。〆は10年前、まさかにそのまた50年前にも無断使用されていたとは_。このフォトセッションでのコマ、ガールグループ音源コンピCDジャケに〆、使いましたが_ネットみたら5〜6年前にすでに見つけられてたワ…。コアな the WHO マニア。大元はUS誌 Seventeen グラビアともあったがそれも「正規」かどうか怪しい。なにしろ後に写るのは Who 四人衆なのだから。言い訳させてもらうと、フーが出ちゃさすがにまずかろうとトリミング、あくまで使いたかったのはキュートな女の子だけなんで。ネット拾いのコマ、色もかなり変えて…。

20250124_205315.jpg

肖像権とか著作権とか、何年経ってるから勝手な使用がイイもの悪いもの…権利放棄されてるもの遺族が継続管理してるもの、かなりむずいモンすな。絶対に手放さないためにひたすら期限延長される「ミッキーマウス法」なんてもんも…。ただ日本での場合、過去からいまに至るも、申告罪なんで欧米から海を越えて来ることないだろ/知ったところで大目に見てくれるんちゃう?_悪しき感覚かな、続いている気がする。


ミッキーといえば…うちの近所のファンキーな家。低い白壁に金属の柵、これミッキーが走っているシルエット。でもって、、出窓をご覧あれ_。左の "BEAR" は辛うじて分かるかな。ポスター二枚だが右は "SKULL" _ Grateful Dead lightning skull 。ともに日に当たりすぎて色脱けて朽ちかけてる。 ここ、駅から25分で周りになにも商店がない住宅地のなか、なのに10年前までは店舗だった。で、25年前から5年間はアメリカ雑貨店だったという摩訶不思議。Star Wars 小物なんぞを買った。

デッド小ネタ:「ベア」とはLP『Bear's choice (history of Grateful Dead, vol.1)』が初出だったアイテムだがそれは Owsley Stanley III のニックネームなのはデッド好きなら知っていようが、lightning skull のデザインは実はそのスタンリー三世(取り巻き連のひとりでデザイナーではないのだが…)。

ジャック豆1のコピー.jpeg

ジャック豆2.jpg



posted by denny-0980 at 21:33| Comment(0) | TrackBack(0) | Assorted | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年01月18日

Star Club


https://tvk-impulse.seesaa.net/article/505667271.html

ここにも書いたんだが、ランチ(ハリウッドランチマーケット)のこと。で、なにげに引っ掛かったままだったのがデニム専門店_その店名は何だったっけなぁ〜…これがふっと出てきましたワ。「Star Club」。ネットをみたらここに詳しく書かれていた。

https://otokomaeken.com/brand/148527

ん? 最初の、千駄ヶ谷の店は「わずか10坪」_そんなにあったっけ? 〆には「2坪」…。それと「ビルの三階」_いや、これは違いますヨ。四階。とにかくエレベータ無く螺旋階段を上るのがかなり大変だったよ(一階がオーナー店舗で「アコシャン」というニット専門店だった真っ黒塗装の小ぶりな五階ビル)。
 _72年に開店、75年「スタークラブ」、76年に「極楽鳥」をオープン。78年に三店すべてクローズ。一年後に代官山ランチ復活…

そうだったか、記憶は「ランチ閉店し極楽鳥を始めてこれも閉じてスタークラブに…」1店舗ずつ変わって行った、だったんだが_。スタークラブはキディランドの2,3軒となりビルのかなり高階、6階ぐらいだった記憶。

今でもランチは店内でお香を焚いてますか…。その代官山のランチはスタート翌年に一度だけ行ったが、オリジナル衣料になっていたその店は記憶のランチとは別店舗_個人的にだが、以来用はなく…。


原宿記憶を辿っていて、これは店名思い出せずにネットで調べて判明_これも2坪じゃなかった?カウンターのみの小さな洋食屋。二十歳前から原宿で飯食うときは必ずここにしていた、ウィーンボンボン。よく喋る店主、恥ずかしいメニュー名が懐かしい。なにより爆弾三銃士


posted by denny-0980 at 12:14| Comment(0) | TrackBack(0) | Western shirt | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年01月13日

Greenie shirt

SL-017a.jpg

グリーン生地で1枚縫ってみた。
このところ左右非対称で大判ポケットを付けている、このポケット…時代に合わせてスマホがすんなり入るサイズ。
曲線パイピングは綺麗なラインにするのが結構難しい。

posted by denny-0980 at 13:40| Comment(0) | TrackBack(0) | Western shirt | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年01月09日

Western HARADA


Made in Japan ウェスタンシャツ_これは入れておかねば。『ハラダ』。
原宿・竹下口の坂を下りてすぐの右側にあった Harada clothing のこと。

ネットにあった衣料関係サイトにおける松任谷正隆インタビューの一部_

まんたトーク.jpg


ハラダのウェスタンはミュージシャン御用達だったな。といっても安かったから〆も買ったねぇ_チェック柄と無地があった…都合20枚は買った。どちらも綿でなくポリ生地で、正直「安物」だったが。無地はそうでもなかったが柄シャツはすごく薄い生地…10回洗濯したらダメになったような記憶。衿がデカイのが難だったが、それでもカフ三つ釦をきっちりキープしていたのが本格仕様と思えたのだ。


フォージョー.jpg

小坂忠と「四畳半」_マンタのは違います、小坂のがハラダ。ハラダと分かるのは特徴があるから_胸ポケットのフラップ(ふた)がひとつ釦、形がきつい三角だった。


はらだ大瀧.jpg

これは72年盤『大瀧詠一』のレコ袋。細野が着ているハラダ…でかい衿と三角フラップがよく分かる。鈴木茂のは無地のハラダシャツ。


ハラダ_聞いた話だが、戦後すぐに店を出したのが原宿。それは現代々木公園、返還前の米軍ワシントンハイツに住むアメリカ人相手の衣料品商売であったとか。ウェスタンシャツは店の販売よりも輸出向けが主だったらしい。これは知る人が少ないが、ハラダは二号店が成増にあったのだ。〆はこっちのほうが家から近かったからよく通った。光が丘団地の場所もその昔は米軍ベース=グラントハイツだったからそのゲート前…川越街道沿いにはアルファベット看板の店、雑貨/家具/衣料店などが(返還後も)残っていた。


posted by denny-0980 at 21:31| Comment(0) | TrackBack(0) | Western shirt | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Ranch wear


おもえば随分と買ったもんだ、Western Shirt 。15ぐらいからだった_なぜと言って、前述通りにそれが「ロック」だったから。古着屋で。 Levi's, Lee, Wrangler もデニムだけでなく柄物ウェスタンを多く作っていた5〜60年代、それらも古着で。1枚1,500円前後の記憶。よく行ったアメ横のアメリカ屋だが、Gパンもシャツも輸送まんまのデカい麻袋に入って店内に置かれていた。そこから引っ張り出してはサイズの合うのを見つけるのが骨で、出したらまた麻袋に戻していた。原宿竹下通り中程、ファションビルの地階にあった American Allstars も程度のいい古着多くてよく買った_ここはロッキンDJ 小林克也がやっていた店。新宿アドホックビルに入っていたYUKIYAも古着はワゴンに山積み、Gパン/Gジャン/シャツなどすべてが一緒くたに。今なら5〜6万つくだろう、big-E ラベル Levi's の裏ボア=ストームGジャンはいまもある、¥2500だった記憶。

「晴れ着ウェスタンシャツ」といえば何をおいてもこのブランド、 H bar C ranchwear (made in USA)。この写真のは50年代物だが、これが欲しかった。70年代にこれを置いていた古着屋はハリウッドランチマーケット(通称「ランチ」)だけだったと思う。

H-Cshirt-brown.jpg


代官山のオリジナル衣料のランチはよく知られる店だが始まりは72年_千駄ヶ谷の外れ、小ぶりな真っ黒ビルの4階で二坪ぐらいだったか_小さな「古着屋」で始まった。オリジナルは聖林公司ロゴのバンダナだけ。デニムや柄のシャツは¥2000前後だったがHバーCは1万近かったと思う。無理すれば買えないことなかったがなにしろサイズが合わなかったので…。
Hollywood Ranch Market というくらいだから Ranch wear (= Western wear) をメインに始まった店…オーナーは垂水のゲンさんだったね。当時はゲンさんとバイトかな、個性的なヘアゆえ「弁髪くん」と陰で呼んでいた若者といつも二人が店に立っていた。狭い店内で一日中お香を焚き続けだからどのシャツもすごく匂いが付いていた_強烈な Jasmine Incense の匂い…50年経ったが忘れていない。

ハンブルパイのスティーヴマリオット/ピーターフランプトン、フェイセス、スプーキートゥース、Tレックス…UKバンドも、いや、印象ではアメリカ勢以上にUKミュージシャンのほうがかっこいいウェスタンシャツを着ていた。ロリーギャラガーは無地のデニム物を一張羅のように着続けたっけ。

creamlast.jpg
 Cream farewell live でのクラプトン


で、個人的にもっとも印象深いのはゼップ。71年に初来日。ライヴは観てないが、すでに買い始めていた『ミュージックライフ』誌は日本でのオフショットも満載。なかでペイジと、滞在中終始ウェスタンシャツで通したのが亡きボンゾ。
この、曲線でパイピングしまくった凝ったヨークのウェスタンが、一番最初に「かっこええなぁ!」と思ったシャツだったかも…。


bonhamZepp.jpg

posted by denny-0980 at 09:25| Comment(0) | TrackBack(0) | Western shirt | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年01月07日

Western icon


ウェスタンシャツのベーシックはシンプル。牛追い男=カウボーイの仕事着。デニムが基本か、柄物でもネルなど厚め生地なら仕事だろうし薄物は普段着かな。重要なのは…
 1 両胸・背のヨーク YOKE
→切り返しでなく二重にしているから補強_たぶん、仕事始め・終わりに馬の鞍を背負うため
 2 釦はスナップ仕様
→片手で開け閉めできるからだろうか

釦は英語では snap fastener 、ファスナーは日本でのそれだけでない、鋲打ちボタン。で、最も重要なのは「袖口(カフ)三つ釦」。胸ポケット釦は1つでも2つでもいいがカフは絶対に3つ(以上_晴れ着ウェスタンの場合は6〜7つと増える)。

westernICON.jpg


ダンガリーシャツてな言葉も昔流行ったが、作業着としてウェスタンスタイルでないシャツもあった。デニム/ダンガリー/シャンブレィの違いは、どれも綿糸だが織り方と染め_シャンブレィは細糸なので無いがデニム・ウェスタンシャツ/ダンガリー・ウェスタンシャツは有りだろう。


JT2.jpgJT3.jpg

ジェイムステイラー、二作目三作目のジャケで着るシャツ。ウェスタン→ワークシャツ

JT-shirt.jpg

これは二作目の別テイク_きっちり三つ釦ウェスタンシャツ。撮影はどちらもMFQメンバーであり西海岸ロックフォトといえばのヘンリーディルツ。ディルツの撮ったミュージシャンは八割がウェスタンシャツだったんじゃないかな。このイーグルスもディルツだろう、グレンフライのみラグラン・ロングTだが四人はきっちり「三つ釦」。ジョンもやっぱり着ていた_

eagles70.jpg

john-shirt.jpg



ウェスタンシャツは、前述のど派手ステージ向けとは別に刺繍を入れた「晴れ着」バージョンもあり。普段の作業用と別でパーティ、スクエアダンスなどの時は多分におめかし気分なのだろう。ここで重要なのがポケット_ Smile / Arrow / Crescent Pocket などの呼び方あり。これも重要な Western Icon 。

posted by denny-0980 at 09:59| Comment(0) | TrackBack(0) | Western shirt | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年01月05日

Western outfits

SM-016a.jpg


昨春から始めた「趣味のミシン」…ウェスタンシャツのみを作り続けてこれで16枚目。ちょいボケぎみのチェック生地が、売れないンだろうねぇ、廉価コーナーに。しかし〆の目にはこれは「イケる! john fogerty 兄さん柄じゃないか!」…購入、製作、と…。

ウェスタンシャツはロックのユニフォーム=cゆえに思い入れ半端ねぇワケ。ここ、ちょっと難しいンだな。ウェスタンシャツっつうくらいだからそりゃカントリーミュージックのユニフォームでしょ=B当然そうなんだが…それでも「ロック」なのだよ、「カントリーロック」もあったり「どカントリー」でもあるけれど。
カントリーは…どカントリー系のミュージシャンは、日本でいえば演歌か?_保守的であり共和党でありトランプであり体制側でスクエアな印象しかない。ヒップでcounter cultureのロックとは対峙する位置。『イージーライダー』で、ロックなデニスホッパーを最後に撃ったカントリー野郎…。Byrds は、KKKも歌詞に入れながらカントリー男をこき下ろす "drug store truck drivin man" を歌った_が、ここポイント_テンガロンハットを被りウェスタンシャツを着ながら♂フった。つまり Western outfits 自体はまったくスクエアでない、"Rock'n Roll uniform" であるヨ。
「どカントリー」系_たとえば Grand Ole Opry に立つようなカントリートップスターの衣装ときたら恐ろしいほどに派手。彼らのステージ衣装(いわゆる Rhinestone outfits)は、さすがにテキサスのカントリー親父でも一般人が街着にすることはないだろう。
プレスリーを筆頭にその手の衣装を手掛けた伝説的有名人、ハリウッドに店を出していたおっさんを Nudie Cohnという。ウクライナ移民のコーンの衣装…ぶっ飛びすぎていて半周回った…ロックにも寄ったというかロック勢からも熱烈支持された_エルトンジョン、デヴィッドリーロス、ZZトップらも顧客。
https://www.nudiesrodeotailor.com/

Nudie's outfitといえば、この男_Byrdsをカントリーに寄せながらアパルトヘイトはびこっていた南アフリカへのツアーを拒否し脱退した硬派な…下にいれた新年カードの写真の右端、グラムパーソンズ。そんな男でもヌーディーズはOK。ブリトーズ盤『黄金の城』、メンバー全員がNudie's を着ている。クリスエスリッジは薔薇の刺繍だがグラムは大麻とケシですな…ま、こういう男。コーンは顧客の要望ならば何でも作ったか。

burritos.jpg


FBB1まい.jpg

posted by denny-0980 at 17:37| Comment(0) | TrackBack(0) | Western shirt | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年01月03日

greetings '25


2025Okuyama.png



posted by denny-0980 at 07:52| Comment(0) | TrackBack(0) | Assorted | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする