2024年03月22日

ソース焼きそば問題

そろそろ出るとは思ったがやはり_ "Charlie Hustle" Rose 「永久追放」。(ちなみにその事件の前だった、日米野球来日でそのアグレッシヴなヘッドスライディングを見たよ〜)
いやいやローズは自ら賭博に手を染めていた、大谷は違うじゃん…の弁がはたして通るだろうか。イッペイちゃんに泣きつかれて送金に関わったのなら、その額や送金先で合法や否やは判断できていただろうし。「永久」は厳しすぎるといえど何らペナルティ無しにことが済んだらそれは逆にドジャースサイドのゴリ押しと批難は集中しそう。
*
自らでないといえば、弟子の不祥事でその断罪は大きすぎないか_モンゴル出身親方の部屋。日本国籍取得でいまは日本人というのに、日本相撲協会のモンゴル差別視が今回のことに影を落としているとは誰もが思うところ。
同様にアメリカ。野球でいえばかつて同国人ながら黒人アーロンのホームラン記録はルースのそれとは別物とせよの声…根強い差別を感じたもの。いまは再びのトランプ旋風吹き荒れる中_アメリカ至上主義者らにアジア人ホームラン王へ…特異な才能とはいえど、鬱屈した抵抗があるのでは。博打に関わったのならきっちり処罰せよの声は日増しに大きくなりそうな気配。


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2024年03月13日

TMS ep46 _12/4, 1973





ひとつ戻ってケニーロギンス、メジャーシーン登場のロギンス&メシーナ。この回のホストだが、いや〜やっぱり全盛時のこのコンビはいいねえ。とくにメシーナのテレキャスター、個人的にテリーサウンドではいまもって最良。ごりごりのカントリーギタリストら Nashville Cats と同じようでまったく違う。キャッツらは針金(弦)を金属サムピックで擦り合わせているから音が硬すぎていけない。メシーナは微妙にエッヂを削った音、若干の「丸み」があって最高なのだ。エフェクタかな…軽くコンプ、それと何だろう。しかしサムピックでなく爪=指弾きであることが一番大きいと思えた。

この回もまたレアパフォーマーが登場だ_ Martin Mull 。初めて映像見たけれどイイねぇ面白いねぇ。old time jazz を醸すところはエイモスに通じるわけだわ。この人は…コメディアン?
下で、シカゴでブルースバンド活動していたマイクブルームフィールド、それにエルヴィンビショップは早々にシスコへ移っていたと書いたが、そのエルヴィンの盤にもマリアマルダー/エイモスギャレットが揃って参加してた_78年『hog heaven』。これとマル74年盤『normal』はどちらも南部 Capricorn レーベルからだった。

マルの『normal』、ほとんどはNY録音でエイモスもいいギター弾いている盤…をレコ棚に探せど見つからず。はて先週ユニオンに送ってしまったかと思えば、5年前に処分していた_なんでやねん…と自問。エルヴィン『hog heaven』は辛うじて残していた。

コメディアンに音楽素養はマストなんだろうか…スティーヴマーチンはバンジョーが上手い。ダンアクロイド&ジョンベルーシはご存知 Blues Brothers 。チェビーチェイス、NY州バードカレッジ時代に同期ベッカー&フェイゲンとthe leather canary というバンド結成。



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Maria Muldaur '72

Maria-soundtrackLP.jpg


Steel Yard Blues: Original Sound Track From The Motion Picture 1972
Nick Gravenites and Mike Bloomfield featuring Paul Butterfield and Maria Muldaur


Composed By – Muldaur* (tracks: A5, B3, B4), Saunders* (tracks: B3), Bloomfield* (tracks: A1 to A7, B1, B2, B5 to B7), Gravenites* (tracks: A1 to A7, B1, B2, B5 to B7)
Engineer – Leo Kulka, Vance Frost
Drums – Christopher Parker*
Bass – John Kahn
Organ, Piano – Merle Saunders*
Vocals – Annie Sampson (tracks: A7, B6)
Vocals, Guitar – Mike Bloomfield
Vocals, Guitar, Handclaps – Maria Muldaur
Vocals, Guitar, Producer – Nick Gravenites
Vocals, Harmonica – Paul Butterfield



マリアマルダーは、曲を書ける人だったか…すべてカヴァーの印象しかなかった(歌の魅力で、リンダとともにシンガーとしてperfectly OK/カーラボノフウェンディウォルドマンらの楽曲歌唱担当とも)が、こんな盤があった意外。

『Steel Yard Blues』という73年1月公開映画。フォンダ家のジェーンと、キーファーのオヤジだね、『M•A•S•H』が思い出深いドンサザーランドに、メルブルックス監督『ヤングフランケンシュタイン』でそのフランケンをやった躰のでかい怪優だったなピーターボイルが主演らしい作品。これのサントラ盤は、大半を書いていて全編演奏も担当=仕切りがニックグレイヴナイツ&マイクブルームフィールド(ex-Electric Flag組)なのか。で、フィーチャーリングとしてポールバターフィールド/マリアマルダーとある。ポールのハープにマリアの歌だが、サントラLP14曲うち3曲ライターになんとマリアは名前があった。2曲はニック&マイク、マールサンダースとの共作だが1曲は単独作詞作曲。

そこここ、いろいろ繋がる興味深いレコである。
これはシスコでの制作盤ですな、ニックが主導ということで。古くは、マイクポールPaul Butterfield Blues Band であるがマイクもエルヴィンビショップも早々にシスコへ移っていた。マールガルシアと盟友のシスコの名キーボーディスト。そこに Woodstock組であったマリアだがやはりこの時点ではシスコだったね。この頃を振り返ると72年はジェフ&マリアの4年ぶりの2作目『sweet potatoes』リリースだが、このwoodstock 制作で区切りをつけてジェフとは離婚_ここで思うのはすでにベーシストのジョンカーンと恋仲になっていたマリアなのでカーンの拠点シスコへ来たのだろうこと(ジェフは寝取られ?)。カーンはマール同様にガルシアの盟友でともにガルシアバンドのメンバー。そんなこんなで、ガルシアのソロにマリアエイモスも参加していたり。つまりはシスコミュージシャンとウッドストックミュージシャンがかなりごちゃごちゃに交わった時期であったことヨ。
ポールがウッドストックでジェフと一緒に作った Paul Butterfield's Better Days 、そのドラマーのクリスパーカー STUFF でも叩いた名手だがこの盤でも叩いている。
マリアは翌73年ファーストソロ『Maria Muldaur』で大きくブレイクできたがその後の3〜4枚にはここでのメンバー=ポール、クリス、マール、ジョンカーン(当然)らもサポート。ハリウッド録音が主だがシスコ〜ロスと、西海岸の歌姫という色合いが濃い活動期に入る。



Do I Care ・ written_ Merl Saunders & Maria Muldaur



Lonesome Star Blues ・ written_ Maria Muldaur



Georgia Blues ・ written_ Maria Muldaur, Mike Bloomfield & Nick Gravenites



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2024年03月11日

Gospel Dylan - Loggins





この盤、ルーアドラーの ODEから。全曲ディランカヴァーで、ゴスペル仕様=クワイア・シングアウト。ちょっと教会に縁の無い者には辛いか_。
しかしここに集まった、特に女性陣は西海岸ロックのみならず東も/UKをも…コーラスセッションを担った売れっ子の総集合。ブラックベリーズ/ハニーズ/ウォーターズ/ハニーコーン、アイケッツ_。
ジーンページ仕切りのバックメンバーゆえにギターのパートがあれば間違いなくDavid T. Walker だったはず。

ドラムのGene Pello はモンキーズ曲でかなり叩いていたがノークレジットだったのでそれを知られるようになったのは20年ぐらい前だったか。discogsによると唯一の「メンバー参加」が Gator Creek 。このバンドの唯一盤は持っていたが処分でなくDJさせてもらったロック飲み屋へ謹呈ス。
『Gator Creek』70年のMercury盤、8人バンド_ 若きケニーロギンスが参加していて "Danny's song" "Long-tail Cat" のオリジナルはこの盤だった。ほかにマイクディージーがかみさんキャシーとふたりで/マイケルオマーティアンも…トップセッションメンも「メンバー参加」だったが…やはり一枚のみの企画バンドであったかも。ベースは Ohio Knox のレイナポリタン。コーラスにブラックベリーズ




このふわふわギターが十八番だった Mike Deasy_
最初に気になったのはこの曲だった。グラム後の… Rick Robert's Burrito
50年前に買った日本盤






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2024年03月09日

ロットリング

キャステル.jpg

引き出しの残っていた_安くなかったので捨てるのはもったいないか、とて今後使う気せず、中古でも売れない感じ_結局居残り。世に「ロットリング」と知られるがそれは会社名…それほどシェア圧倒。手持ちのはファイバー=キャステル製だが、製図ペン=B0.08〜1.2mmぐらいだったか、固定ペン先ゆえつねに均等幅で線を描ける_工業製図用ペンでデザインでもむかしは必須だった。版下の(0.1ミリ)トンボを引くための道具が烏口からロットリング、ちょうど過渡期に仕事を始めた。同年代のこの人も、漫画専念以前は広告屋勤務とあるのでひたすらトンボを引いていただろう_鳥山明。
その訃報で思い出したロットリング。デビュー作の記憶はないが「DR.スランプ」ジャンプは連載開始から読んだ。「ドラゴンボール」は…(少年誌から青年誌『アクション(博多っ子純情/じゃりんこチエ…)』等に移っていた)スルーでほとんど読んでいない。それでもデビュー時には大きな衝撃。Gペン丸ペンではなくてロットリング作画の驚きは相当。均一線幅で、躍動感欠如も甘受してポップな、アメリカンな画質はそれまでになかった、全ページがイラスト的なそれを見て新次元漫画家登場と強く感じたのを思い出す。



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2024年03月06日

スウィンギン/フレミン


例によってアナログ整理、段ボール5箱をユニオンへ送付ス。これで残りは200枚を切った。既に Great Speckled Bird も Hungry Chuck も Bobby Charles (... Woodstockばかりだな)も処分したが今回は Fifth Avenue Band, Faces -ウーララ(半開き眼のギミックジャケ)、折り返しジャケ/マーブル盤の Dave Mason- Alone Together もバイバイ…。
最初に『フォークル/紀元二千年』を買ってから57年目、アナログレコは…それでも三千買ったかどうだか程度と思う。周りは万前後のレココレぞろいだったから大した数じゃない。
CDはほとんど処分していない_買ったら即ジュエルケースを捨ててしまうので売るに売れないから。数は九百あるかどうか。うち二百超は、やった仕事盤/もらった資料盤だろう。昔はレコ会社や音楽出版に「ご自由にお持ちください」余りサンプル盤箱があったりしてよく持ち帰った。某会社は年末に残りサンプル盤リストを送ってきて希望出すと戴けた。

こういうの趣味でしょ_と頂いた記憶だが…一度は聴いたか、まったく音の記憶ないCDも。
この2枚を聴いてみた。
スウィンギングポプシクル/ヘヴン』Sony '98
Fleming Pie / Alone Again』東芝EMI '00

ポプシクルなんて言葉はジャン&ディーン曲やらマーメイズ「恋のドライブイン popsicles and icicles」を思い出させる。方や読みはフレミングパイ? どちらも女性ヴォーカルで、スウィンギンは6曲だからシングルではないな、ミニLP?いやミニCD? フレミンは4曲シングル。
スウィンギンはアメリカンパワーポップ寄り。フレミンも近いがこのシングルはちょいスローなメロディアス曲。どちらもアメリカ志向とも言い切れずUKっぽいところも。というかフリッパーズなどもそうだったがUKのネオアコ組_ Aztec, Orange Juice, Haircut, Friends Again, Prefab.... US西海岸からニューソウルにかなり寄っていたっけね。それと同じ匂い。
フレミンのほうは thanks に「青木青ちゃん§a義」の記載も。葡萄畑の変なおじさん≠セった青ちゃんは、「恐怖のこまわりくん」やら「とんでもナイトフィーバー」など色物企画もしっかりこなした苦労人?
スウィンギンには「Hicksville, Bonnie Pink, かせきさいだぁ、キリンジ…」他。ex-はちいつぱいの和田博巳の名も_この人はこの頃はここら若手のマネージャー?レーベルディレクター?そんな感じになってましたっけ。
どちらもどういう活動歴はまったく知らないのだが所謂ヒットとかないとどうなってますかねえ。順繰りで、裏方になって音楽活動を続けるのが常…なんだろうか。


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2024年03月05日

TMS ep24 ('73)

  
最初に気付いたのはリズム隊…ん?このドラムはリッチーヘイワードでベースがケニーグラドニィでは。ディレイニーと別れたボニーブラムレットのステージで。よくよく見ればピアノのビルペイン、それとサムクレイトンもいる、ギターはポールバリアか_ローウェル抜きのLittle Featではないか。
はて南部を代表するシンガーのバックが西海岸の…と、気になって調べれば、73年盤『dixie chicken』にボニーはコーラス参加していたのか。そして同年のファーストソロはLA録音でバックがリトルフィートアヴェレージホワイトバンドであったのも知らなかった。このTVショウはジャストにその時ということでした_

https://www.youtube.com/watch?v=027bA7mICxM



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2024年03月04日

オータニに同情

トラウト、ほっとしているだろう、ジャパンマスゴミが一掃されて。
本社から一番前でオータニを撮ってこいと言われるままに、小さくて黒い頭がカメラ担いでぞろぞろ追いかけ回す。こいつらは意思があるのか?まるで蟻だな_とUSジャーナリズムもプレイヤーもみているんじゃないだろうか。日本人は中国北朝鮮を笑いたいんだろうがあちらでは大差ないと笑われてますよきっと。
一日中「今日のオータニ」放映しているTVの愚。練習はもちろん、オープン戦すらオータニクラスならば三振もホームランもど〜でもいいこと(ロースターぎりぎりの若手は違うが_上沢と筒香も)。ましてや犬や車や結婚などベースボールにな〜も関係ない。情け無い、恥ずかしい。とくにひどいのはヒルオビだが。
おちょーしモンのカワサキが得意満面に語る醜悪。やるべきはドジャーズと同じディビジョンチーム、オータニが多く対戦するのだからそこの取材でもしてきて、この若手投手が伸びてきていてオータニと面白い対戦になるはずです、どのように攻略すべきかいまから分析してみます_とか。それが本筋、真っ当だろう。


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