2023年12月31日

CD三枚三昧

時間はあるのだからレコード/CDをゆったり聴けるはずが気分はさほど乗らない。それでもここ数日は新たに買いながら一度しか聴いていない盤を再聴中。
新たにといいつつ新譜よりも旧譜のほうが、それもアマゾンマーケットプレイスでポチっとな_ディスクユニオンのセコ盤を買うことが多いか。

四人囃子『一触即発』を初めてちゃんと聴いた。当時から「オレら別にプログレじゃないから」と言っていたバンドだがこりゃ十分プログレでしょ。やっぱりピンクフロイドの影響大と聴く。森園の声が嫌いだからこのバンドは佐藤ミツルでの『printed jerry』が一番と思っていたが、ヴォーカルはともかく圧倒的な演奏力での構成と壮大な音像は_ライヴは数度観ていた_レコードではどうよと疑っていたことを反省、さすがと思える。ひとつ分からないこと…ドラムの表記が Daiji Iwao となっていること。Daiji Okai じゃないのはなぜだ? ネットみてもまったく触れられていない…不思議だ。ボートラ収録、シングルB面「ブエンディア」、松岡直也が出てきそうな、フュージョンと言われそうなインスト曲をこの時点でやっていたのか。別の耳では南部ロックの一部とも聴ける…ディッキーベッツ&グレートサザーン/シーレヴェルとか。

CS&N『dEMOS』は三人の(1曲だけニールヤング参加)デモ音源集、2009年ライノ盤_3年位前に買った記憶。revisitしてみたらやっぱりいい。しょぼいといえばしょぼい…本当にデモ録り。ギターが、Martin/Gibsonのいいやつ弾いているんだろうが正規盤と違ってとてもしょぼい音。たとえば日本のミュージシャンでギターマニアがいるじゃないか_そのラジオ番組やテレビでヴィンテージ弾いて、さすがに凄いイイ音と思うが_それは単にギターだけの話で音楽家としての才能は別物_この三人は隠し様がないというか、段違いの凄さを、たとえしょぼいギターで軽く歌っても…当たり前に曲作りの才能が飛び抜けて光ってしまうのだな。シンプルゆえにいくつかは正規テイクより良かったりする。「デジャビュ」の弾き語りテイクなどは_誰にも真似できないクロスビーの、人間的に複雑な人だったがそれゆえの圧倒的オリジナリティが出る、出てしまう。

フレンドリーに見えて実は闇を抱えているカントリーサイドの人ら…てな印象、ウィルコというバンド。デリコラジオでかかって、なんとジョンに似た声の持ち主かと_曲もレイドバックでよし、それで収録盤を買った、一般受けしてビッグネームは…まずなさそうなカントリー系オルタナバンドという括りだろう。2016年盤。今年のヒット本『大ピンチ図鑑』のようなノホホンイラストジャケかと思えば、過剰な親切心なのか体を通電させて本人ぼろぼろというのが怖い。ビッグネームはないだろうとは決めつけか_クレジットには米本国だけでなく欧州ブッキングのためのロンドンのエージェント契約も記載。かなりの人気者? 全12曲_結構いい3曲、まあまあ5曲なCD。
タイトルの "Schmilco" …ニルソンの『Nilsson Schmilsson』を想起させるが何の意味だろう。

https://www.youtube.com/watch?v=wf6LU6cKJSw



20231230_173700.jpg


年の最後に_ 禍福は糾える縄の如し


posted by denny-0980 at 10:54| Comment(0) | TrackBack(0) | Assorted | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年12月29日

Scott - Brel

20231224_174124.jpg


左はDavid Bowieのシングル_ Sorrow / Amsterdam
73年盤『ピンナップス』から先行シングルカット。ミニスカートで一世を風靡したモデル=トゥイギーとのショットをジャケにしたこのLPはカヴァー集_ヤードバーズ/フー/キンクスなど青春時代想い入れ曲で構成。シングル切った "Sorrow" は66年マージーズ(デビュー時のマージービーツから改名していた)のUKヒット。…だがオリジナルは65年、リックデリンジャー率いるマッコイズのデビュー曲。NYティンパンと云ってもいいんだろう、バートバーンズ仕切りで作はフェルドマン=ゴールドスタイン=ゴッテラー。自分らで The Strangeloves としてシングルヒットも出したが元々裏方ライターチーム。ボウイとしては当然マージーズへのオマージュとしてカヴァーだったろう。
で、ここで注目は裏面_こちらはシングルオンリー、やはりカヴァーだがフレンチ曲。ジャックブレルの作だからフランス語原曲、これを英詞を付けたのはかのモートシューマンだった。

ボウイは当然ブレルを知ってはいただろうが最初に聴いたのはスコットエンゲル(=スコットウォーカー)だろう。米西海岸の三人組ウォーカーブラザースは英国渡りで成功した米国アーティストのハシリか。その叙情的かつエモーショナルな歌唱が英国シンガーに多大な影響を与えた(ウォーカー兄弟期以上にソロになってから_)。そのスコットが愛してやまないブレルゆえ、スコット経由でブレル人気も英国でも高かったと思える。スコットを敬愛するイーノマークアーモンド、そしてボウイらがブレルも信奉。

フレンチシンガーソングライターゆえ「シャンソン」で括られるブレルだが緩いイメージを覆されたのはライヴパフォーマンス映像を観てから。
83年に赤坂の草月ホールでのフィルムコンサート『ブレル・オリンピア1966』_パリ・オリンピア劇場でのライヴ映像を観た(いまはDVDになっている)。 炎のシャウターか、オーティスレディングボブマーリーと同じ所に立っていた。ひとりトランス状態_もの凄い熱量で歌うことができる希有なシンガー。こりゃボウイもたまらんでしょ。終わって席を立った時に気付いたのは、数列後ろで観ていたのがショーケンといしだあゆみだったこと。

ボウイのカバー、いまではいくつかのベスト/コンピに収録されているが長いことこのシングルでしか聴けなかった(『pin-ups』CD化のボートラ収録は別ミックス)。スコットエンゲルとジャックブレルに捧げる名唱。



posted by denny-0980 at 12:11| Comment(0) | TrackBack(0) | Assorted | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年12月27日

'73 Sep. US Rock TV


しかしフラットマンドリン…米国人のでかい手には細く小さいネックが弾きにくそうでならない…それはどうでもいいか、兎も角このシールズ&クロフツがホストの回の『midnight special』は神回。
1973年9月放映回。ユーライアヒープ/Tレックスとレオコッケが一緒にでるのがこの番組。

まずはホストふたりの「僕のダイアモンドガール」。この二人は好きだったねえ。とにかくメロディアス、名曲多数。売れる前のアルバムにJohn Simonプロデュース/John Hallギターというのがあってわざわざ米国から買ったが非常につまらなくて、棚にないのは処分してしまったのだろう。移籍して売れてからはOK_ここでギタリストにもスポットが当たるが最後の最後で紹介している、当時ギターのみならずプロデュースもこの御仁、レッキングクルーと捉える場合もありのルーイーシェルトン。古くはモンキーズ「ヴァレリ」のスパニッシュな間奏、ジャクソン5ヒットの大半もルーイー。二人とルーイーはバハイ信者仲間。

Tレックス「get it on -bang a gong」で大暴れ、その前に「hot love」をやってくれるのが嬉しい。人差し指と中指だけでリードを弾くボラン、この曲はマイTレックスベスト3の1曲。しかし…愛器レスポールを大事に下げて換わりの壊し用SGに鞭打って…演出の臭いのがちょっと悲しい。UK人気はともかく、やっぱりアメリカで売れたかったんだろうが…。

アーロガスリー。バックがすごい_アコギ/ディラード&クラークのダグディラード、エレキ/ジェシエドデイヴィス、ベース/クリスエスリッジ、ドラム/ジムゴードン、アコーディオン/ニックデカロ

ユーライアヒープか…めっちゃ「ロンブー」な、しかしベストな時期。デヴィッドバイロン/ミックボックス/ケンヘンズリーと、ドラムは知らん…ベースのゲイリーセインねぇ、一番モテそうないかにものUKベーシストだったがこれまたいかにもで、このあとすぐじゃなかったかODで早世。しかしいま見ると皆で歌う/コーラスこんなに付いていたのかと驚く。

でもって!ポールバターフィールズベターデイズ!
ジェシエドに続いてエイモスギャレット登場。ジェフマルダーがスライドか…、ロニーバロン/ビリーリッチ/クリスパーカーと。エイモスがギルドのセミアコを弾くのは写真で見たことがあるが実際の映像がここに。2曲でたっぷり、嬉しいじゃないか。


ランブリンジャックエリオット。この人の大物感が昔から分からなかった…。
レオ・コッケ。発音はリオコッキだな。70年代のトミーエマニュエルかも。







posted by denny-0980 at 14:10| Comment(0) | TrackBack(0) | Assorted | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年12月23日

カセット4トラ録音

"now & then" …いまのAI技術をもって「出来るから」とて、これはダメじゃないのか、すべきではないことと思った。ひと昔前、TVのCMにジョンのインタビュー映像を合成はめ込みしたものがあったがあれもどういうつもりかと…結局ワタシはヨーコという人物を信じてない。

それにしても「出来る」時代とはここまで来てるか_これは驚かされたが。カセットからジョンの音声のみ抽出_AI様が周波数域や音色選別を極めて取り出してくれるわけでしょ。これは件の、サー・ジョージの息子が仕切りゆえ可能だったことだろうが、ドッグイヤーなデジタル機器は_名の通りプロ仕様だった Pro Tools も降りてきた_民生使用も遠くないな。
となった折りには、自宅で誰でもオリジナル・ミックス可能でそれをYTにばんばんポストする日も来るわこりゃ。
初期ビートルズやビーチボーイズなど、2〜3トラック録音_ピンポンの繰り返しで団子になっていた音_そのLPをデジタルに取り込んですべての楽器と声が個別トラックにセパレート可能になる…それを好きな様にミックス_remix が出来るだろう。
その日の前に、いまでも結構有難いのはMacの無償バンドルの Garageband という話_


前記したがXでは手持ちシングルをrevisited していて三枚ずつコメント中。
いまはBB物に入ってきたところ_で、この1枚も。

Darian "do you have any regrets? / I wanna pick you up"


Darian7%22.jpg


ダリアンとは The Wondermints のリーダーのダリアンシャーナジャ。ミンツもダリアンもBBマニアにはお馴染みだが一般的知名度はどうか。
ブライアンの取り巻きとして『Smile』復刻プロジェクトの総監督はダリアンであったと思う。日本にもブライアン来日同行で、ミンツとしても、何度も来ているか。
このシングルは 97年の仏/pop the balloon盤。オクヤマさん、まだ売ってますよ〜≠ニBB仲間に言われて勇んで渋谷まで買いに行った一枚。B面は12月5日投稿にマイ・カバーのYTポストを入れた、77年のブライアンの隠れ名曲。
A面は当時は未発表_ブート音源で広く知られていた、やはりブライアン曲。
ダリアンのBB/ブライアン入れ込みは半端ないがまだ知己を得てはいなかった頃だろう。ただ97年にはすでにミンツとしてCDをアメリカと日本のトイズファクトリー(日本にはとりわけブライアンマニアが多い証しでそのリスペクトバンドの認識からだったろう)から発表したプロバンドの一員であった。
_なのに、このシングルには TASCAM 246 で録ったことをインナーで示しているのでちょいと驚いた。カセット4トラ録音機でアマ/素人用、日本ではTEAC 名義の宅録事始め_最初機だった。プロがこんなシロウト機材で? と思って調べたら_discogs にあり、この2曲のシングルは93年に X Records からとして自主制作していた。X Records とはビーチボーイズのデビューレーベル、そのままに使うダリアン。61年にロスの超マイナーレーベルのここから "Surfin'" 初盤を出したのがビーチボーイズの名を冠した初め。

で_ このところ入れている昔のマイ宅録音源。これらも同じように宅録したもの。
機種は TEAC Portasound 244 。ダリアン使用機は 246。
はカセットなので最終はステレオ右左の2トラックの意/は録音トラック数、最後「」と「」の違いは入力トラックの数だったかな。ま、どちらにしろ4つのトラックにすべての音を配置しなければならない_ひとつ録っては隣のトラックへ送りながら別音を重ねる…ピンポンの繰り返し。ピンポン後は音量調節が利かないからレベル揃えに馴れるにはかなり経験を要した記憶。その以上の問題はテープのヒスノイズがどんどん増えてしまうことだった。それでも多重録音のまねごとができるだけで楽しかった_。

それら40年ほど前のカセット音なんだが、いまGarageband へぶっ込むとノイズゲート/コンプレッサー/エコー/リヴァーブ/イコライザー…いじり放題でまあちょいとはマシな音に変えられる。



posted by denny-0980 at 15:10| Comment(0) | TrackBack(0) | BB_beach boys | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年12月22日

かまやつひろしWEB記念館

なぜか一年がかりだがムッシュかまやつweb からのYTポストで、いままでにない高画質で76年『セブンスターショー』が見られるように_。
ユーミンの「初代プロデューサー」ムッシュがそのユーミン_荒井由実時代、コラボした特別番組は、ティンパンアレイの実力(と芸の無さ?)を遺憾なく発揮したことでも貴重。

https://tvk-impulse.seesaa.net/


posted by denny-0980 at 21:44| Comment(0) | TrackBack(0) | Assorted | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年12月21日

六本木の昔


これも昔宅録_「Okuyama兄弟船_スパイダースを歌う」

この曲は「六本木挽歌」か「飯倉エレジー」てな副題が似合いそう
ようするに…東京生まれでも板橋の出ではまったく関係ない、かすりもしなかった
昭和の夜遊び組のテーマ曲





posted by denny-0980 at 15:08| Comment(0) | TrackBack(0) | Assorted | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年12月20日

うえの

ボクシング。プロを目指す子ども対象の「チャンピオンズ・リーグ」/男女別U-9,12,15,18…日本の大会、18年に発足したそうな。子どもボクシングて…!
サッカーで子どもらのヘディング是非が問われる時代に! 個人的には信じがたい。スポーツに怪我は付きものなのは分かる、場合によっては頭同士激突するラグビー、アメフト、相撲も。しかし顔面殴打を常とするボクシングでの脳へのダメージはその比ではない…と思い続けるも世界からも警鐘の音はまったく聞こえぬ不思議。自分の身では考えられずとも人の喧嘩ならば、パンチ炸裂殴り倒すところは見たいのが本能? 欲望が抑えきれぬということか。

先月につづき上野西洋美術館再訪_やっぱりたまらんのよ『キュビスム展』。鑑賞後、湯葉うどんを喰ってからアメ横の蓄晃堂を覗く。上野駅からジャンボ餃子の昇龍までの裏通りで唯一変わらず残る店だろう。外観内装も初めて行った50年前から何も変わらないレコード屋が残るのは地所持ちなんだろう。
輸入レコード屋の、個人的最初の5店のひとつなのは間違いない。アメリカンロック/SSWブーム/幻の名盤の仕掛け人、火付け役はここで雇われ店長だった飯田充さん。ライターとしても活躍した飯田さんは上野を皮切りに原宿メロディーハウス〜国分寺フリークアレー〜西新宿の店名な何だったかな…ともかく、ビーチボーイズの師匠として何度か話をしたりレアアイテムのトレードをしたりしたもの。
そんな名店だったのは遠い昔のこと。今日行ってみると、店主か/非常に感じ悪いオヤジが万引を警戒するような態度…二度と寄ることはないなこりゃ。またまた行くところがなくなってしまったが仕方ない。無いといえば、駅の不忍口の西郷さん下にあった聚楽台もとっくにないし…。平日の昼間に海老フライを肴にビールをちびちび飲んでる爺さんがいたりした、ゆったり名店であったがなあ。


posted by denny-0980 at 16:41| Comment(0) | TrackBack(0) | Assorted | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年12月16日

Tommy James & The Shondells をカバー



昔々の宅録は、with a little heip by 新井パイセンのドラム/ベース

posted by denny-0980 at 16:48| Comment(0) | TrackBack(0) | Assorted | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Lefty Gerald Johnson





SMB "The Joker" ビデオを見て、膝を打った「そうだったか」と。
それはベース。SMBというのは最初期、バリーゴールドバーグも加わってのシカゴブルース追究バンド、Steve Miller Blues Band として始まる。しかしキャピトルからデビューしてからは明らかにSMのワンマンバンド。レコーディング/ステージはときどきの腕利きを起用してのセッションバンドだったろう(但しベンシドランとノートンバッファローだけは盟友の感)_で、この一番ピークだった時代はベーシストはレフティ Gerald Johnson だった。
 
黒人でファンキーなベーシストはセッション仕事が多く、ジョンフォガティ/カールウィルソンなど当方贔屓のバックでも活躍。デイヴメイスンのバックとして来日時はサンプラで観ている。しかしそのベースが、フェンダーPベース…レフティ・ボディなのになぜかネックは右仕様、わざわざ交換装着していることが不思議でならなかった。
が、このビデオで理解した_この人、とても珍しいヨ、ベース弦4本を「逆張りしない」のか。普通左利きのプレイヤーが「右利きギターを使う際には弦を逆に張り替える」(そのためにナットを逆にする改造に迫られる)。ジミヘンがこのパターン。なかには「逆に張り変えずにそのまま弾く」ケースもあり_コードフォームなど変わってとても弾きにくそうだが馴れて平気なギタリスト…これは松崎しげるパターンと呼ぼうかww アルバートキングもこのパターンだったな。
しかしベース4弦で逆張りなしは聞いたことがない_それがジェラルド。右仕様ベースでそのままOK…それでもボディの逆向きでは弾きにくいということだろう、それのみ変えている_ネック(&ヘッド)は右でOKだったのはこういうことだったのか。


posted by denny-0980 at 16:24| Comment(0) | TrackBack(0) | Assorted | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年12月15日

スタジアムへようこそ

dodger1.jpg


そうか、Dodgers Stadium じゃなくて Dodger Stadium か。NYも Yankee Stadium だっけな…。
大谷会見会場でも見えたこのロゴというかキャッチコピーなのか… Heaven on Earth の文字/フォントが素晴らしい。スクリプト系でこのポップさが野球場の興奮を倍加させる。
当たり前だがアルファベットの国なんで田舎町へ行っても公共空間から小さなホットドッグ屋まで、デザインが抜群にいいと強く思った。翻って日本の地方都市、「日本語の国」なんだが和文のデザインがどうにも…。

dodger2.jpg


posted by denny-0980 at 18:15| Comment(0) | TrackBack(0) | Assorted | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

アナハイムへようこそ


いやいや、山本、ブリュワーズとはいわないからせめてエンゼルスでどう? 後払い採用で資金目途が立ったかもしれないが金満球団が肥えてゆくのは、巨人をみるようで閉口ス。
大谷に袖にされたチームをポストシーズンへ導くなんてのはいいストーリー、可能性ないことない。日本人投手で誰ひとり達成できていない20勝の栄誉とともに10月にドジャーズと対決なんて最高じゃないか、武蔵vs小次カのようで_。

posted by denny-0980 at 17:54| Comment(0) | TrackBack(0) | Assorted | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

SMB


Ed King.. サザンロックの新星としてデビューと思いきやサイケ衣装ポップバンドの前歴あり_だったが責められない/誰も責めてないか…そういう時代。オールマン兄弟もこうだった。デビューとは…プロになれるなら言われるままに従いましょか、あてがわれた衣装にも袖を通してナンボ。これは、フロリダローカルのセミプロバンドを脱して華のロスへ…メジャーデビューの The Hourglass 。兄弟とポールホーンズビィ/ジョニーサンドリン。ベースが Pete Carr

hourglass68.jpg



エドと違ってこちらは責められる? 個人的に大の贔屓のスティーヴミラーのこと。
本国ではスタジアムクラスの大物(Capitol レコード売上げはB4、BBに次ぐ)なれど日本じゃさっぱり。旧)サンプラのキャパでも完売できないだろう_なので来日公演は皆無。
シンプルなコード進行から非常にキャッチーなメロディを紡ぐ希有な才能…と思っているんだが、先般ネット上で「スティーブミラーはパクリ多過ぎ…」とあった。
"Jet Airliner"クリーム版 "Crossroad" とか "Rock'n me"フリー "all right now" _
ん〜どちらもまあそう言われればねぇ…。しかしネタ元がクリームやらフリーならばすぐに指摘されるのは承知の上でしょう。贔屓筋として言えば、リフは同じでもその先はまったく別メロディ、ずっとメロディアスでオリジナリティあると思うが。SM自身が「これならどうだい?」ぐらいの自信持っていたのでは_。
しかしこれは…弁解も苦しいか? "The Joker" アラントゥーサン






いや、それでもSMらしい space cowboy 的展開の妙と推したいが…。
この曲、トゥーサンだけでなくBob Marley & Wailers "Put it on" とも_



posted by denny-0980 at 09:33| Comment(0) | TrackBack(0) | Assorted | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年12月13日

>>>impulse


RC(ち_「ステップ」日仏
https://tvk-impulse.seesaa.net/article/501722090.html

RCサクセション '79 日仏会館

posted by denny-0980 at 10:45| Comment(0) | TrackBack(0) | Assorted | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

dancing "Bear"

bear1.jpgbear2.jpg


(c) 2001GDP
GDPはGrateful Dead Products だろうか。文鎮がわりに使っているこれは「ベア」 Incense Stand 。ベアはオウズリィスタンリィ三世。デッドの取り巻き、エンジニア(の助手ぐらいではなかったか)だったが一番の仕事はドラッグディールか。アシッドキングで知られたベア。この人、ジョージアだかどこだかでひい爺さんが初代州知事とかだったぐらいの南部の名家。 Prodigal Son とはこの人かね。
最初にその名が知れたのはたしか73年盤『history of the Grateful Dead, vol.1 (Bear's choice)』。単に『ベアーズチョイス』で呼ばれるライヴ録音の名盤。いいんだねぇこれ_やっぱりピッグペン時代こそデッド…なんて、通ぶりたくなるところ。しかし待てど暮らせど vol. 2 は出なかった記憶。

インセンスといえばもうこれっきゃないでしょ_いちごの目覚まし時計。この店名のライヴ飲み屋が代々木にありましたな。しかしこれまたドラッグ万歳時代らしいサイケな1曲。ここで左端、リードを弾くのがマイ贔屓ギタリストのエドキングレナードスキナードの1〜3枚目、トリプルリードの一角を担ったという意外な展開…贔屓はスキナード時代だが。





posted by denny-0980 at 09:47| Comment(0) | TrackBack(0) | Assorted | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年12月11日

steve miller band のカバー




サーフインストっぽく適当に弾いたのに繋げて多重録りカバー
81年盤『Circle of Love』の1曲目_

The Steve Miller Band のフォントは Sakatomi_Free font < Lexico >
http://watt05.wixsite.com/sakafon


posted by denny-0980 at 13:09| Comment(0) | TrackBack(0) | Assorted | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年12月08日

good morning, little school girl

SNS... Social Network Service てか、いや違う、いまネット見たら Social Networking Service だと。それも和製英語で世界では通じないとも_ Social Media でいいとも書いてある。ま、Social している人も…いるだろう、ミュージシャンとか? 一部では世界規模になっているのかもしれない、が_周りを見れば非常に狭い、「内輪のうわさ」域を出ないというか。それが鬱陶しい感あって、facebook / X (ex-Twitter) 共に閉じた。
ら、ちょいと不便。行きつけの飲み屋情報とか、ちょっと買物しようというときの情報とか_その利便性のかなりの部分がSNS依存状態。
なので_出戻りました、facebook & X をまた登録しました。

は兎も角、困りモンはフェイスの方。やっぱりワケわからない「友達リクエスト」が来るのだワ(多分に宗教色…自己啓発とか、そんな不安感渦巻くね、これ)。怖い。これが怖い。どうしていいかいまもって分からない。「削除」していいものかどうか_ヘタに削除したら逆恨みされやしないか?と危惧…どんだけビビリなんだオレ?
なにもせずにただただスルーし続ける常…。



posted by denny-0980 at 22:56| Comment(0) | TrackBack(0) | Assorted | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年12月07日

Pogues


誕生日が二週間違いだった、folkie-punkie-rude boy シャインマクガワンShane McGowan 逝く_。同世代の★…でもなかったが、あのキャラは好きだった。あれだけ歯並びの悪いミュージシャンも珍しい。

アイリッシュnew yorker夫婦喧嘩を歌ったこれが…最大のヒットということになるのかな、UK Xmas 名曲のひとつ。妻役だった Kirsty MacColl(旦那だった Steve Lillywhite プロデュース)、カースティは早世…ふたりとも故人になってしまったか。

これはオフィシャルVだけれど、当時よくMTVとかでこれよりもっと芝居仕立てになった面白いVがあったはずなんだが…見つからない。







posted by denny-0980 at 08:56| Comment(0) | TrackBack(0) | Assorted | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年12月06日

Xmas card from a hooker.....

ふと思った_ "saturate before using" ↓のJBアルバムタイトルのこと、これもしかしたらとんでもないシモネタ?エロい意味かも、と。西海岸の若い奴らは「こりゃタイトルとは言い張れないわなぁ」とニヤニヤしていた_かもしれない。

JBでなくJTの曲に"night owl" というのがあった。ソロではリレコで、オリジナルは flying machine時代の古い曲だったが、その時期にNYのクラブでやはり Nightowl があったような記憶。単純にのことかと思っていたらこれは「宵っ張り」なんだね。たしかに夜でも目が爛々な梟にかけているからヒネリない転意か。生きた英語はむつかしい_Native でないと分からないことだらけ?
"nighthawk" というのはどうなのか。日本では、江戸の昔…夜鷹といえばストリートガール=街娼ですな。英語でもそのニュアンスがあるのだろうか。
街娼の意味ならば hooker _があるが、そうすると John Lee Hooker はどういうことだったか。

「酔いどれトム」時代の最後の名盤か_個人的にはここまでしか付き合いきれなかったトムウェイツ。78年盤『ブルーヴァレンタイン』。恋仲だったリッキーリージョーンズが裏ジャケに写るこの盤に収録の「ミネアポリスのフッカーからのクリスマスカード」がちょうどイイ時期なので聴きたい。出所に必要な金の無心であり、そこに行くまでの遠回りな語りの陽気さ…いとも悲しきクリスマスソングだけれど…。





posted by denny-0980 at 09:01| Comment(0) | TrackBack(0) | Assorted | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年12月05日

BB cover 01




隠れた名曲…としておこう、"I wanna pick you up"
77年盤『The Beach Boys love you』より。これも名盤だ_マイ・ベストBBアルバムの2位。
全米アルバムチャートでは最高53位か。前年の『15 big ones』が、リヴァイヴァルブームのなかでトップ10、シングルもヒットでカムバック成る!状況だったから追撃とはならずの残念盤扱いが長かった_が、心あるブライアンフリークには当初から認められた。それもそのはずでこれはもともと『Brian loves you』というソロになるはずだった音源。しかし思いがけないリヴァイヴァルのなかで次作にせまられたビーチボーイズとしてなかば流用。当時のブライの精神状況からしてもソロを押し通すことができなかっただろう。
アルやマイクがリードを取る曲もあるが、とくにB面はブライアンの inner world …これがたまらぬワケやね。
そして、この盤のエンジニアはダブル・ステファン=<Xティーヴ・デスパーにスティーブ・モフィット。「70年代ブライ派」としてはこのふたり時期が、これまたたまらなく好きなのだ。ちなみにもう一人のエンジニアはアール・マンキー。
マンキーは、ロン&ラッセル兄弟とのバンド、Halfnelson としてトッドラングレン・プロデュースで bearsville からデビュー。バンドはすぐに Sparks になったがそれには参加せずにBBの持ちスタジオ_Brother Studio のエンジニアに。その後はロングライダーズ/スリーオクロックなどのプロデューサーに。


posted by denny-0980 at 09:38| Comment(0) | TrackBack(0) | BB_beach boys | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年12月03日

letter from 清志郎21歳

下に入れたポスト、忌野清志郎からmy borther への手紙。
Xだが_一年前にポストしたら「500リツイート/2500いいね」…こういうのをバズるとか言うのだなと思ったんだが、それは削除したので今年あらたにポストしてみたらリツイート(リポスト)「0」/いいね「1」。
こりゃもう、人が何に食いつくのかは素人の想像が及ぶところじゃあらへんな、と。
ネットの、SNSのレスポンスなどに一喜一憂するのは何の意味もねぇ〜、痛感。

posted by denny-0980 at 21:01| Comment(0) | TrackBack(0) | Assorted | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする