2023年10月25日

Look-Inside


http://denny-inside.seesaa.net

久しぶりに追加で9点入れてみた_マイ・外郭プロジェクトの「ゲイトフォールド・ジャケットの…まず顧みられない内面(2/3面)を開示する」ブログ。
正直、表(1面)のような凝ったデザインは少ない。場当たり/やっつけ仕事であることは否めない。が、それでも順繰りに見ていってほしい_中にはハッとするシャープなデザインがある、表ジャケの意味が示される場合もある。
今回のなかではマイケルゲイトリーが秀逸。なぜこれを表に使わなかったか…。

ベスト内ジャケは、いまのところ『サディスティックミカバンド』と…これは何度も書いている、Workshop MU!! の最高傑作でもある。日本盤は表ジャケをこの内ジャケの、小原礼が着ているハワイアンシャツの柄にしてしまったが、いったい何故? 理解に苦しむ。実際、UK Harvest 盤はこちらを表ジャケにしてリリース。それが功を奏した_音よりもまずはジャケットが注目されたのだ。イギリスでの成功はなによりこの内ジャケ写真からだった。

<各々のフォトは大きいのを入れているので「別ウィンドウ」開示を_>
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2023年10月22日

テイク24


「それはスポットライトではない」はマイ・追いかけ曲。最初はロッドだったが、マッスルショールズと深い関係アリと知ってからは米英日を問わずチェックしていた…

テイク22
http://sakatomi.seesaa.net/article/459103039.html
テイク23
http://sakatomi.seesaa.net/article/476581949.html
…は消えていた。

ここに来てまた変なの見つかった_

Lena Zavaroni
リーナ・ザヴァローニ。まあ歌える天才子役だったと言えるのかな、1963年生まれだが99年に他界している。スコットランド出身だが名前からするとイタリヤ系か。英国LPチャート最年少トップ10の記録を持つとある。
+





日本人でも知る人はいるはず_というのは、こんなシングルを出していた。
伊集院光がラジオでやっていた色物/げてもの<激Rード発掘コーナーで取り上げたらしいこれ、「リーナ」として日本語で歌う珍盤。リリースは10才の時、1974年と思われる。
コメントが笑えて「白木みのる?」_言い得て妙。
しかしわざわざ本国でのヒットを日本語で、こんなにコブシきかせて歌ったのは…もしかしたら来日録音か? TVの歌番組に出たりしたかもしれない、天才ちびっ子歌手扱いとか。_と想像したらどうやらその通りらしく…ジュリーと共演し、シングルのB面曲を歌っていた。





https://www.youtube.com/watch?v=3rZ42m8V4YE

↑これは同じ映像を本人自身がポストしていたものだが、コメントに…「PYG ジュリーがこのクリップを(送って?)くれた…」というから驚く。PYGなんて懐かしい単語まで出てくるとは_
(2本ともに本人名義チャンネルから投稿だが14/12年前ではすでに亡くなっている。Tribute cannel )


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で、何はともあれ、このリーナ嬢が「それはスポットライトではない」歌っていたわけですワ。ただ、タイトルを "Spotlight" と頭だけだったのでこりゃ見つけにくい。それでもこうしてYTに(たとえ真っ黒でも)ポストしてくれていて有難い。




discogs は便利だ。この曲は1979年盤『Lena Zavaroni and her music』というLPのB面ラストに収録されている。UKのマイナーレーベルだろう、Galaxy というところから出ただけなのでレアといえばレア。自身のTV番組サントラのようだ。
さすがに歌は上手いね。この時でもまだ16_sweet little sixteen か。歌わされただろうが頑張ってます、悪くないス。

https://www.youtube.com/watch?v=OHuRzNoNKCM

いや、15だったという。3曲目_TVでも歌っている。


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もういっちょ続けたい_リーナ嬢がこれも歌っている。

 River deep, Mountain high

いやさこれ、Deep Purple までもやっていたのを今まで知らなかった。エリックバードン&アニマルズのテイクがかなり贔屓だったが、UKでのこの曲の愛でられ方は相当だな。思えば、スペクターの渾身作…にして大失敗作だったこれ=アイク&ティナのオリジナルのLPはアメリカ発売が無かったのにUKでは出たわけで…BB『ペットサウンズ』をリリース時に激賞したのもUKだった、音の感性鋭い英国に脱帽。

10才でここまで歌うってのは当然話題になったよな_ "still astounding" ← YES, INDEED!!





これまためちゃ蛇足だが_
やはりUKの、シンガー&女優だそう…それっぽいウィスパーな歌唱とアレンジが結構面白い。





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2023年10月21日

Toni Wine wrote

むむむ、こんな曲があったのか_マインドベンダーズ
ベンダーズといえばウェインフォンタナ抜けのほうが通りがいい。なにしろ 10CC fame のエリックスチュワートの出発点、もちろんマンチェスターの出。人気やヒット数では同郷ホリーズにかなわなかったが "groovy kind of love" は世界的ヒット。カンツォーネ曲の持ち出しだが作はキャロルベイヤーセイガー=トニ・ワイン、女性二人チーム。
ティンパンアレイ系列と言えるんだろう二人。トニのほうは、知ったのはかなり後だったが、アーチーズ "sugar sugar" のアウトロでの女声がトニなんだよな。本人も当然人前に出たかった、かなりソロ名義シングルあり。NYばりばりの人なのに、南部の大御所チップスモーマンと結婚とは驚いたがね。
+
ベンダーズ、女性チームのカヴァーで当てて気をよくして、2匹目のどじょう狙いがこのシングル。NYで直接トニに掛け合ったらしく、彼女のデモ曲を頂いて_
 "Can't Live With You Can't Live Without You"

本国UKで20位台と、期待ほどではなかったようだがスマッシュか。
しかしこれ、素晴らしいじゃないか!66年リリースということでもろにBB『ペットサウンズ』
それも「駄目な僕」。




はて疑問は_このアレンジ、BB寄せがベンダーズによるのかトニの元々なのか。
ポップスを知り尽くしたエリックならば『ペットサウンズ』に即対応しそうにも思えるがどうだったか。


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2023年10月19日

フィリーファナティックに似すぎ

↓「ジャズロック・ギタリスト」としてミュージックライフ誌で初めて見たクリススペディングだったが、その後のリーゼント=ロカビリー兄さんのほうが知られるか。しかし元フリーのアンディブレイザーとのシャークスや数多セッションしていた頃が個人的には好きだった。
なかで一番はやはりこれだよな_ロイハーパー
『HQ』

+

それよりいまはアメリカ、メジャーリーグのポストシーズン。
よしよしひとつ勝てたな、アストロズ。サイン盗み事件でしくじったチームだが現ベイカー監督の立て直しで常勝の勢い。いつも咥え爪楊枝? ジジ臭くなったが現役、ドジャーズのセンターフィールド活躍が懐かしい。好きだったねえ。ガーヴィー/セイ/スミスらと30ホーマー・カルテットの年もあった記憶。
「ナ」のほうは_フィリーズ推し。大谷の元同僚マーシュをもっと見たい。
古豪フィリーズといえば、mr.フィリーズはマイクシュミットで文句無しでしょ。見た目それほどマッチョでないのにがんがんホームランを打った。それと、ピートローズが_日米野球のレッズ時代の来日は観に行った、いわゆる big red machine 期。それでも印象はフィリーズのユニフォームのほうが強いんだよなあ。


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2023年10月18日

2023年10月16日

谷村のロックキャンディー


https://tvk-impulse.seesaa.net/article/500701082.html

アリス前…あったんだよな、ロックキャンディーズ
東芝 Express からシングル4/アルバム1枚リリースだから立派なモン、充分プロだった谷村新司。
しかしそこにアリちゃんが参加とは知らなかった_。

昔聞いたか読んだか…ロックキャンディーズが日頃練習場所にしていたのは桑名御殿の一室だか物置だか、と。関西で名の知れた富豪だった桑名正博の家が没落したと週刊誌ネタにされていたのは痛々しかった。

wikiをみたら_アリちゃんのみならず「ポール今井」も後期メンバーですって!?
ミカバンド今井裕。いやいや、ちゃうでしょ_これはアリちゃんとアーリータイムズストリングスバンドやっていた今井でしょうが…と思ったら、そちらは今井忍。
で、wikiにもしっかりと谷村グループにウッドベース参加と記載があった_ミカバンド今井裕。大阪出身なのか。今井はミカバンドの前にキャプテンひろ&スペースバンドがあるんだがこれは恥ずかしく隠したい過去かも。スペースバンドで一緒だったベーシストは四方義朗。ばりばりファッション人間でバブリーな顔でTVに出ていたこの人にとってもスペースバンドは黒歴史。四方も大阪の人だったからその関係があって二人してつのひろバンドに入ったのかもしれない。ちなみにギターは芳野藤丸で、やっぱり黒歴史なので絶対に人には語らない。
いったいこのバンドって何だったのか_今井/四方/芳野にとっては「プロになれるチャンス!」と勇んでヒロの口車に乗ったらサーカスみたいな衣装着せられ… black history

https://tvk-impulse.seesaa.net/article/500219074.html


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2023年10月15日

ゴミの山

ココナッツサブレという菓子。小学校か中学か、学校で…運動会だか遠足だか…どうにも記憶あやふや、これぞ老いるショック!£寥。ま兎も角、学生時代に配られた記憶、それで懐かしくてスーパーで購入。
家で外袋を開けると4枚小分けの4袋個別包装入りだった。一度で食べきれないときに湿気を防ぐためなのは分かる。が、やっぱり過剰包装ではないか。昔のままでいい。
揚げ物コーナーではコロナ以降メンチ、コロッケが個別包装。下火になった昨今もまま…元のように大皿並べからトングで取ることには戻らないのかも。野菜も然り。
過剰な個別包装、ダメだろ_コロッケとメンチとアジフライ食べて三個のプラ容器を捨てている。衛生意識の高さというよりビビり過ぎ。それより「プラスチックを大量廃棄」することの無意識が恐ろしい。いつかしっぺ返しを喰らう気がしてならない。


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2023年10月04日

佐野さんの名が…

20231004_東京新聞.jpg


芸能・サブカル目配りあるので、イソコ記者暴走で評判悪い?左派ローカル紙の東京新聞だが購読中。『コミケ』についての短期連載、先日の夕刊も。そこで意外な名が載って驚く_『VANDA』佐野邦彦_亡き盟友。
80年創刊同人誌『漫画の手帖』について。これは佐野さん宅で見せてもらったことがある。
「創刊まもなくして佐野が編集に参加するとアニメ・特撮情報に特化_宮崎駿、大塚康生、小田部羊一らのインタビュー/プロ漫画家へ執筆依頼でとりみき、吾妻ひでお、魔夜峰央、しりあがり寿らによるリレー漫画という豪華企画も実現」
その後佐野さんが脱けた(自身の『VANDA』創刊)ことで、アマ作家紹介と舵を戻したとある。
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そうな、佐野さんは根っからの編集人であったとあらためて感じる。誰よりも早く宮崎駿に注目しコンタクトしていたのは知っていたが、行動力を遺憾なく発揮していたのはこの初期からまったく変わらなかったのだな。ちなみに山下達郎のCD/カレンダーのイラストをとりみきが描いているのは佐野さんが間を取り持ったことから。
『VANDA』は最初は「漫画と音楽」の同人誌であった。7:3で漫画に寄って始まった雑誌。佐野さんと知り合う前に書店でたまたま目にして買った第3号は漫画表紙だった。同人仲間女性とふたりが中心で始めたが音楽のスペースにほぼ侵食され漫画消滅…ソフトロック専門誌の体に。
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当方も、兄キとふたりしてガキん時には漫画家志望_兄キの部屋には『ガロ』『COM』『まんがNo.1』など月刊誌、オレんとこは週刊誌…山積みの漫画兄弟。が、作の才に見切りをつけてともにデザインへシフト_。
漫画の知識には自負があったが佐野さんの情報量には圧倒されたし、音楽でもとことん追究する姿勢はまったく無双。『VANDA』を通して皆も知るところだろう。ソフトロックのみならず WHO, KINKS, Neil Young, Moody Blues... なども相当に深掘りの人だった。
自身で探究心を持ちながら、人のコーディネイトにも長けた佐野さん、亡くなってもう6年… I miss you.




posted by denny-0980 at 10:25| Comment(0) | TrackBack(0) | Assorted | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする