
死ぬまで聴かんかも…みたいな気になって、手持ちシングルをcheckしている最近。
課金が決まればヤメだがいまはXにポストしている。
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ただ文字制限で思いの丈はまったく書けない。
今日聴いたやつは珍しいのが出てきたのでここにも書こうかなと_
●あがた森魚:赤色エレジー/ハートのクイーン
72年4月、ベルウッドレーベルの立ち上げでこれがシングルの1枚目。
A面は9月発売LP『乙女の儚夢』にも収録だが別テイクだった。順を見ればLPのほうがリレコだが。この曲は71年に自主制作絵本盤が最初だったが、兄キはあがたのファンだったからそれも持っていたし自主制作LP『蓄音盤』_これは100枚作ったか?かなりレアなはずだがそのオリジナルも持っていた。(兄キは山下達郎らの自主盤『add some music to your day』も持っていた。どちらも今なら20万つくのでは? いくらだったか知らねど2枚とも売り払ったワ…)
B面も『乙女の儚夢』収録ではあるがそれは曲タイトルが「君はハートのクイーンだよ」。音は一緒でミックスが異なる。
●ザ・ディランII:男らしいってわかるかい/プカプカ
71年5月に目黒のアオイスタジオ録音。ディランIIは大阪の喫茶店「ディラン」のマスター大塚まさじの、まあワンマンプロジェクトだったでしょ。ミュージシャンが集う有名店なので折々の録音/ギグには彼らがサポート。ただしこのURCシングルは東京制作。ピアノ:鈴木慶一/エレクトーン:上村律夫/ドラム:松本隆/ベース(Bのみ):細野晴臣ら。
ジャケイラストは、亡き松平維秋_あの百軒店「ブラックホーク」の。
●シモンサイ:モーニングサービス/霧が深いよ
70年発売シングル。なくしてしまったジャケはこれ。
Simo'n Sai と綴る_ Simo and Sai =下田逸郎と斉藤ノブのデュオ。これは兄キが買ったシングル。ジャックスの超マニアでもあったから「霧が深いよ」が好きで買ったのだろう。
下田と斉藤、いまも現役(か)。ともにプロのデビューはこれだな。当時ふたりとも浜口庫之助の門下生=Bハマクラ先生のご子息浜口茂外也との付き合いも長いっちゅうことだね。
両面ともに、特にB面だがベースがどう聴いても江藤勲。スタジオベースマンのトップだった江藤…ピック弾きで跳ねまくるのが特徴。「日本のジョーオズボーン」てか。ベース江藤ならばドラムは石川晶あたりとも思ったが音の感じで角田ヒロかも。
discogsになぜかバック面子記載があった_やはり石川だったか。
Bass – 江藤馨
Drums – 石川晶
Electric Guitar – 水谷公生
Flute – 宮沢明
Piano – 柳田博義
宮沢明は知らないが、ギターの水谷コウセイ(元アダムズ〜アウトキャスト?)や柳田ヒロと、分かりやすいというか当時らしいメンツのバックでした。