2021年02月07日

Macon で四人衆バック

mcclinton78.jpg

#175
【Delbert McClinton / Second Wind】
produced by Johnny Sandlin
( '78 Capricorn )
<ー:★★>


78年カプリコーン・リリースか…まったくもって「らしい」盤だが、可も無く不可も無し。サザン・シーンではそれなりの名前か、マクリントン。過去にも#117 / #136 と2枚採り上げたがこの盤はそれらより前。全11曲うちオリジナル5曲、カヴァーはジェシ・ウィンチェスター/タージ・マハル/ウィリー・ディクソン/ケナー=バーソロミュー/ジョニー・キャッシュと…「らしい」曲が並ぶ。
ぶっちゃけ「声」だな、やっぱり趣味じゃないんだ。特に日本人には声は大事_なにしろ英語で歌われる曲ばかり聴いていても何の意味かさっぱり、声=音でしかないから。メインの音。同じ曲でもジェシ・エド盤だったら、あの声だったらまったく違うだろう。このマクリントン盤に近い盤を思い出した、コーキー・レイングのカプリコーン盤があった (#078)が、コーキーはいい声なんだ。
そのコーキー盤ではピート・カーがいいギターを弾いていた。ここでは Billy Sanders / John Hug とあるがどちらにしろギターはサザン・ロックの、これまた「らしい」お約束でレス・ポールだろう、ぶっとい音。相変わらずホーキンスがいいドラムを叩いているのでここもピートの軽いギターだったら雰囲気はかなり違ったはず。
ホーキンスといえば、この盤は四人衆全員参加での Capricorn studio / Macon で、かなり珍しい。他に1、2枚あっただけ。なぜマッスル・スタジオでなかったか…。コーラスにボニー・ブラムレット/ブラックベリーズ。意外な顔はミッキー・トーマス。
posted by denny-0980 at 15:12| Comment(0) | Muscle Shoals | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする