2020年06月30日

上の固定投稿をチェックされたし


自分自身齢を重ねたせいか、死がより身近になり、レコードでしか知らなかったミュージシャンらの死もそれなりの感情が…昔より深くなる昨今。とは言え相応のビッグネームの死も次の訃報を聞いたときに忘れ、二度目に思うのは年の暮れあたり、年次振り返りの際ぐらいのもの。
数多訃報のなかにこればかりは早々に流せない_個人的に大きな訃報が入りまして、マッスルショールズ・ギタリストの Pete Carr 。ちょいと驚きも_コメント/ニュースが思いの外あったこと。知る人ぞ知る存在と思っていたので…。
僕にとっては、ウェイン・ベリー『home at last』を74年日本盤で買った時に少し気になり、20年前からはディープ掘り。参加盤を200枚ほど聴き込んでいれば、まず日本/世界#1digger の自負はあるのです(#2はいない…でしょ)。ピートはとにかく器用なんでね、音色もフレーズも長いセッションワークのなかで激しく変化/当然equipmentも…。どの音かの判断が難しいプレイヤー。で、さまざまなコメントの中にイヤイヤそうじゃないんだが…と言いたい箇所もありますが、まあそれはおいておきましょ。
とりあえず1ヶ月ばかりは過去のレコードをしみじみ聴いてみようかな、と。そのあとで何か思うことがあったら書いてみます。


playG_Pete.jpg

ピート個人(自宅事務所か)から買ったCD-R『play that Guitar』

posted by denny-0980 at 15:29| Comment(0) | Muscle Shoals | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年06月16日

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KKK映像のなかでも掲げていたように記憶の南軍旗だからこのご時世では圧倒的に分が悪いよなそりゃ。アメリカンでないから肌感覚が無いそれ、単に田舎者の象徴なのか、差別主義のアイコンとして忌み嫌われるのか…。ま場所場所で違うだろうが。
ロッキン・サイドとしてはもちろん一番はレナードスキナード。煽りでかなり意識的に使っていたようにも(レコ会社の意向?)思えたが、まあサザンロックにもかなり入れ込みのある僕としては「これはこれでアリ」だったんだが。しかし、魔女裁判的な all or nothing 区分け、南部全否定のように見えるのが辛い感も。
+
この曲をひさびさに_ dixie's pride 「南部魂」を歌うのは Wayne Berry 、75年同名ソロ収録。この盤、ロス/マッスル/ナッシュヴィル3箇所録音で豪華バック陣。出た年に日本盤で買った忘れがたい_というか、僕の長きに亘る「マッスル掘り」の原点はこのレコード。
歌詞に出てくる mason - dixon line で隔てられた Yankee vs Dixie _dixie の由来は dixon らしい。南部出身ベリーが思いを込めたマッスル録音名曲。electric lead はダブルトラックで Pete Carr。
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南部でも音楽シーンは白人黒人が良い塩梅に融合していたんだが…。ちなみにマッスルはほぼホワイト。黒人はホーンズ四人衆のキャロウェイ&トンプソンぐらい。






蛇足:贔屓のベリーに、ソロLP前年にsingle only のこんなにいい曲があったのは知らなかった。

https://youtu.be/3ae_uq6HIgo
posted by denny-0980 at 21:58| Comment(0) | Muscle Shoals | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする