自分自身齢を重ねたせいか、死がより身近になり、レコードでしか知らなかったミュージシャンらの死もそれなりの感情が…昔より深くなる昨今。とは言え相応のビッグネームの死も次の訃報を聞いたときに忘れ、二度目に思うのは年の暮れあたり、年次振り返りの際ぐらいのもの。
数多訃報のなかにこればかりは早々に流せない_個人的に大きな訃報が入りまして、マッスルショールズ・ギタリストの Pete Carr 。ちょいと驚きも_コメント/ニュースが思いの外あったこと。知る人ぞ知る存在と思っていたので…。
僕にとっては、ウェイン・ベリー『home at last』を74年日本盤で買った時に少し気になり、20年前からはディープ掘り。参加盤を200枚ほど聴き込んでいれば、まず日本/世界#1digger の自負はあるのです(#2はいない…でしょ)。ピートはとにかく器用なんでね、音色もフレーズも長いセッションワークのなかで激しく変化/当然equipmentも…。どの音かの判断が難しいプレイヤー。で、さまざまなコメントの中にイヤイヤそうじゃないんだが…と言いたい箇所もありますが、まあそれはおいておきましょ。
とりあえず1ヶ月ばかりは過去のレコードをしみじみ聴いてみようかな、と。そのあとで何か思うことがあったら書いてみます。

ピート個人(自宅事務所か)から買ったCD-R『play that Guitar』