2020年01月15日

仕切り盤

二週に渡ってサンソンは新春放談、お相手が宮治さん。ここで『ワーナー・ポップ・ロック・ナゲッツ』新作からの曲も。またまた大きく宣伝に_アマゾン売上げチャートもskyrockettin' でしょう。山下様々大明神。微力ながら僕も関わっているCDシリーズゆえありがたきかな。
そのvol.12 [Love Hurts] からかけた1曲がロバート・ジョン「you don't need a gypsy」。ライナーのミナガワ氏がこの曲でシュガー・ベイブ彷彿としているからオン・エアというわけでもないだろうが…。72年シングルでプロデュースはトーケンズ。自作だが Michael Gately との共作。
話戻って5日投稿はアル・クーパーのベスト盤リイシューCD。さてここでオリジナルLPから4曲オミットしてあらたな1曲プラスと書いた。その1曲は "the heart is a lonely hunter" だが、この曲はオリジナルLPで出た75年から7年も経った82年盤から。目立たなかった『championship wrestling』の収録曲。よほど思い入れある曲だったのだろうか、相当に意外な選曲。(ちなみに、CD化で相当にリミックスを施したと書いたがこの曲もLPのテイクとは大きくいじり倒し)
この盤、一応はアル・クーパー名義なのでソロ盤ととられそうだが…。アルという人は、スーパー/クーパー・セッション、フィルモアの奇蹟…自身も参加しているが「仕切り大好き」ミュージシャンだろう。この『championship wrestling』もそう、これは「ジェフ・バクスターをフィーチャーした」企画盤。それも「プロレス仕立て」_Refereed by "Wild" Bill Szymczyk とある、ジャケでアルの手を挙げているが(イーグルス・プロデューサーfame)シムジクなのだ。東軍西軍でもないだろうが豪華メンツを集めてのセッションでAB面ならぬ first fall / second fall に分けられたLP。
starring : Mickey Thomas, Valerie Carter, Joe Vitale, Ricky Washington, Tower of Power, Waters family, Bruce Gary, Elliot Randall, Steve Forman, Jim Gilstrap, Chocolate Perry, Paul Harris, Neil Stubenhaus, Jim Ehinger, Ed Greene, Vince Colaiuta, Charlie Calello, "Finger" Taylor
全9曲、アル作は3曲でヴォーカルを取るのは2曲しかない。ミッキー・トーマスとヴァレリー・カーターが2曲づつ。曲/音としてはプロレスはまったく関係なさそう、単にビジュアルだけの話。
アルのソロと思って買った者をがっかりさせたんじゃないだろうか_その前にまず売れてない/かなりなアル・マニアも敬遠した盤とも思うけれど。僕的にはまったくOKで_ジェフ・バクスター(全曲参加)とエリオット・ランドール、ふたりの贔屓ギタリスト揃いなのだから。内容も悪くない。ヴァレリーのファンには知られていない盤じゃなかろうか、いい歌いっぷりなのだ。
ここでもとい。このLPクレジットになぜか_" A. M. Gately 1943-1982 This one's for you, Mike " とアル・クーパーは40歳にして早世のゲイトリーを悼んでいる。亡くなってすぐに出たLPではあるが、SSWゲイトリーの曲をやっているわけでもない。彼のソロ・アルバムは2枚のみで、72年のファーストがアルのプロデュース、その絡みは分かるけれどこのアルバムとの関係はまったく見えないが…何かあっただろうか。

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posted by denny-0980 at 15:19| Comment(0) | Assorted | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする