2019年09月19日

letter from 忌野清志郎

家宝とは何ぞや? TVお宝番組出品、ゼロがいくつも列ぶ代々受け継ぎ逸品は分かる。いや、価値の多寡でなく、心の逸品もありだろう。他人にはどうあれ、自己満足であろうとも、残したいブツはあるもの。
お袋遺品整理に出てきた封筒には「わが家の家宝」と表書き。なにかと中から出したのは原稿用紙3枚。なるほど、かつて見せられたことはあるしお袋には大事だったのも想像できるが「家宝につき後々に継げよ」とは聞かされてないそれ…お袋の家宝ねぇとしみじみする。
原稿用紙は「文藝春秋社」の銘入り、その3枚は昭和47年に亡くなった親父の、葬儀時の弔辞。文藝春秋社社長 池島信平自筆。伝説の編集者として知る人は知る、か…今日の芥川/直木賞興隆の祖である出版界の大立者。葬儀には出られず、代読は井上公資氏。親父は享年43だったが翌年死去した池島氏は63だった。ほぼ20歳という年齢差だが、親父は池島信平の「上官」だった_海軍で。

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兄キにとって家宝であったかな、21歳の忌野清志郎から17歳の兄キに届いた手紙。1972年で『楽しい夕に』が出る直前のこと、400字詰め便箋2枚。死蔵していてもどうかと思ったので…もうお付き合いさせてもらって30年か、森勉さんのお店、武蔵小山駅前『ペットサウンズ』(街のレコード屋さん)で展示してもらってます。興味ある向きは一度覗きに行ってくだされ。


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posted by denny-0980 at 06:39| Comment(0) | Assorted | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする