2019年07月06日

Muscle Rod

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いやいや、ネットにはなんでもあんのね。
下写真の詳細がありましたワ、ロッドのマッスル滞在時。この写真は現在、3614 jackson Hwy のオリジナル・マッスル・スタジオの、当時使われたヤマハのピアノに飾ってあると。
で、後ろ向きの御仁はなんと御大トム・ダウドですと。もっと驚きはアルビィ・ギャルーテンでなくてスティーヴ・クロッパー! マジすか。ここにクロッパーがいたか…。ツルツル兄さんはさすがにここでも unidentified _誰や知らんとされてるけどね。
横に置かれたノート、曲名はこのピアノが使われた楽曲とのこと。G D C とあるのはキー・コードだろう。"we've got tonight" も "main street" と同様のボブ・シーガー曲。"free bird" は違うやろ_ん、気付いた? スキナーズの超有名曲はファーストLP『発音はレナード・スキナード≠セっちゅうの!』収録だった。これは、クラシックス・フォー(アトランタ・リズム・セクション)のホームグラウンドであるドラヴィルの Studio One 録音だったはず。なのにマッスルと言い張る理由は、デモを先にここで録ったからだよな。そのときは Wayne Perkins が参加していた…ような記憶も。

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もう1枚発見。これはジミー・ジョンソン、ロッド、バリー・ベケット…それにトム・ダウドなわけね。ダウドはそうそう、丸い大きな眼鏡にヒゲだったな。


蛇足:ウェインの名プレイといえばやっぱりこれは光る、ストーンズだから曲自体も良いわけだが。



posted by denny-0980 at 11:33| Comment(0) | Muscle Shoals | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年07月04日

Miami Studios

https://audiovisionstudios.com

そのギャルーテンがらみだが、これも要チェック・サイト。クライテリアのその後。
50年代末にマック・エマーマンがこしらえたクライテリア・スタジオ、スタッフだったロン&ハウディー兄弟が現在経営する Audio Vision Studio 。同じくスタッフだったカール・リチャードソンと組んだのはアルビーで二人の名前を足した Karlbhy Production としてビー・ジーズを筆頭に数多くのレコードをヒットさせたが、今は分かれているようだ。スティーヴ・アレイモはマイアミ音楽業界の大立者。ブレイク前のオールマン兄弟とのからみ、そこで "melissa" の共作者に名前がある。
クライテリアとマッスル・ショールズ・サウンド・スタジオとは高い親和性とでもいうべきか、よく絡んでいた。一番は「弦」。狭いマッスルで弦が録れなかったので、マッスル録音盤のストリングスは九割方広いクライテリアで被せた。弦アレンジの大半が Mike Lewis 。
posted by denny-0980 at 17:36| Comment(0) | Muscle Shoals | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

70年代のマッスル写真

http://musictrail.una.edu/?page_id=2554

マッスル・フリークとして押さえておくべきサイト。大変興味深い。17年CD『Muscle Shoals has got the SWAMPERS』(#169) マラコからの盤だがここでライナーを書いていたクーパー氏、マッスルではかなりの「顔」であった様子。写真もレアだしコメントも地元民らしい掘り具合_ピート・カーとともに僕は大の贔屓のエド・キング、彼が「ヴァン・ザントと喧嘩別れした後にマッスルへやってきてスタジオ・ミュージシャンになろうとした…」話など初耳!


 carr-rod.jpg

すんません、キャプって1枚頂きます。
これは僕にとって大変に重要なシーンゆえ。ロッドとピート・カーが一緒、初めて見た!
ロッドのキツツキヘアーからして70年代半ば_『atlantic crossing』セッション風景なのは間違いあるまい。顔が見えているのは左からロジャー・ホーキンス、ひとり置いてピート、ロッドでペンを持つ手はスコアをアレンジしているだろうバリー・ベケット。ドラムのハイハット/タムを持ってる bold head 兄さんは誰か分からない。後姿は、マイクが向いているような…デヴィッド・フッドではないがさて誰だろう。ベケットを見つめるロングヘアーが、う〜ん見た顔という気も…。クレジットからするとクライテリアから出張りでアルビィ・ギャルーテンかもしれない。
posted by denny-0980 at 16:07| Comment(0) | Muscle Shoals | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする