2019年06月10日

Kosh & Muscle


【Creative Source/consider the source】
produced by Brad Shapiro

下のマック・マカナリー盤と同様_ふたつの Dig point「コッシュとマッスル」を兼ね備えたのがこの黒人ソウル五人組盤。まずはコッシュ・サイド、デザインを見る。
art direction がコッシュで、デザイナーは別人の表記。しかしカメラはレギュラーの相方デヴィッド・アレキサンダーなので、鏡を使うコンセプトはコッシュ案だろう。ありきたりのポートレイトを廃してのひと捻りが効いている。表・裏でワンセット。鏡映りのメンバーだがこれはさほど珍しいデザインではない。しかしライティングの妙がさすがコッシュ。合成したかのようなヴィヴィッドな色合いが美しい。

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ミリー・ジャクソンの裏方で知られる、マイアミを拠点としたプロデューサーのシャピロ仕事。マッスルをとにかく贔屓にした人、この盤もマッスル録音。ただし全編でなく一部なので参考盤としよう。ロスの Wally Heider とナッシュヴィルの Sound Shops も録音スタジオとしてある76年盤。4枚リリースしたグループの最終4枚目。
ソウル・ファンの評価はどうなのか。僕はマッスル観点からだけ見るが、その意味では食い足りない。シャピロが唯一書き下ろした(A−4)のみサザン・マナー、ピート・カーの太いギターが栄える曲になっている。

https://youtu.be/_vPX5-XmGwk
posted by denny-0980 at 14:30| Comment(0) | Muscle Shoals | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ウィッシュボーン盤

mccanally1.jpg

#172
【Mac McAnally/cuttin' corners】
produced by Clayton Ivey & Terry Woodford
( ' 80 RCA )
<--:★★>


マッスル録音ではあるがフェイムでなく、マッスル・ショールズ・サウンドでもない盤。第三のスタジオ、Wishborn Recording Studio 録音。クレイトン・アイヴィ/テリー・ウッドフォードはチームとしてこのスタジオを経営し、プロデュースもこなしていた。僕は「マッスルBチーム」と呼んでいる、ベケットら四人衆はまず関わらないで_ drum: Roger Clark, bass: Bob Wray, perc: Tom Roady, kbd: Clayton Ivey の基本的ハウスバンドがバックを務める。
今年62になるマケナリー、僕と同い年。ネットで見ると2曲のチャート・ヒットを持ち、(バンド)アラバマの1位曲のライターともある(カントリー・チャート?)。メジャーからのリリースも続いているのでカントリー・シーンではそれなりの立ち位置をキープし続けているのだろう。
+
本人はそこそこにメロディアスな曲を書いたつもりで歌っているのだろうが、聴き通しても浮かぶメロはない。あまりに凡庸なカントリー系SSWというほかないのだな。セッションマンでもあるのでさすがにアコギ/エレキは巧いがそれとてどうということなし。若干期待したのは数曲でギターを弾くダンカン・キャメロン。この人は The Amazing Rhythm Aces のギタリスト、このバンドもマッスル関連。ダンカンはベンド系でなかなかのプレイヤーなんだが、この盤ではさほどのプレイではなかった、残念。
posted by denny-0980 at 10:30| Comment(0) | Muscle Shoals | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする