2016年05月08日

ばっちりマッスル盤


jose_muscleA.jpg


#163
Jose Feliciano/Sweet Soul Music
produced by Jerry Wexler and Barry Beckett
( '76 Private Stock)
<A:★★★>



ホセ・フェリシアーノにマッスル盤があったとは…と知ってネットで購入。都内で探してもそうは出てこないだろう盤。あれば¥5〜600と思うがもしも渋谷で見つけたとすると往復運賃入れれば2000円越え。それが eBay からで、米国の田舎から送ってもらっても¥1675で済んだ、便利な時代。

A-1: i love making love to you
-2: every woman
-3: the hungry years
-4: marguerita
-5: loveing her with easier
B-1: sweet soul music
-2: love comes from unexpected places
-3: that woman
-4: the air that i breathe
-5: funny / night life

A2のデイヴ・メイスン、B4がホリーズのカヴァーで大ヒット(オリジナルはアルバート・ハモンド)した曲、この2曲がまあ知られるところか。しかし他も興味深いカヴァーが並ぶ。A3は70年代のニール・セダカの傑作。A5:クリス・クリストファーソン&B3:ドニー・フリッツ楽曲と、南部滋味もありき。B2は、この盤にもコーラス参加しているキム・カーンズのマッスル録音アルバムからの曲であり、アルバムタイトルにしたB1はエレクトリック・フラッグ盤収録から_どちらの盤もウェクスラーがプロデュースだった、ウェクスの提案した曲だろう。ラストはウィリー・ネルソン楽曲。

過去に、エディー・ヒントン/ボニー・ブラムレット盤など、当方大のひいきのデザイナー、ジョン・コッシュ作にしてマッスル録音盤はあったがこのフェリシアーノ盤もまさにドンピシャなコッシュ=マッスル盤であったことにまず驚く。
それと、マッスル=ピート・カー関連盤をこれまで15年以上に渡ってコレクトしてきて、残りもまだ20枚ほどチェックしている盤あれど、このフェリシアーノ盤は最後ではないかと思えるぐらいの「パーフェクトなマッスル盤」である。そのバック陣容が。
ウェクス/ベケット・プロデュースによる、全曲が Muscle Shoals Sound Studios 録音であること。演奏はマッスル四人衆+ピート・カー+perc. トム・ローディ、のみ。ホーンがマッスル・ホーンズ四人衆。弦の被せが、マイク・ルイスのアレンジでクライテリア録音であること。それとこれ重要_エンジニアがジェリー・マスターズ&スティーヴ・メルトンのコンビ。

デザインから録音仕様まで、当方の望むところにがっちり合致する最良盤ということだ。76年ということでピートの「弾き」もけっこういい。これで2〜3の曲の不出来…というよりここにはハマらない感なんだが、別曲であったら文句なかった。とくにラストがちょっと…。



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jose_muscleB.jpg

デザイン的には… Kosh work としては、さほどよくないか。表よりも裏のほうが「らしく」、マシ。



posted by denny-0980 at 13:57| Comment(0) | TrackBack(0) | Muscle Shoals | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年05月07日

blogDJ-#032/keeps on burning


four tops/ if i were a carpenter
 from "reach out" 67

shocking blue/ venus 70

10CC/ fresh air for my mama
 from "10CC" 73

norman greenbaum/ spirit in the sky 70

strawberry switchblade/ go away 85

minnie riperton/ the edge of a dream
 from "perfect angel" 74

poco/ dallas
 from "head over heels" 75

neil sedaka/ better days are coming
 from "solitaire" 72

style council/ my ever changing moods (extended) 84

sly & the family stone/ if you want me to stay
 from "fresh" 73

donald fagen/ snowbound
 from "kamakiriad" 93

jam/ a solid bond in your heart (demo) 82



※スタカンのこの曲はピアノ・テイクとバンド・テイク、どちらも良し。※グリーンバウム曲、強烈なファズ・ギターはラッセル・ダシェール。ヒイキ筋ギタリスト。※「ヴィーナス」、original version とあるが本来のオリジナルはもっと遅いテイクでは。これはジェリー・ロスがUS向けにピッチを上げたUSオリジナル。※セダカの曲。10CCバックのUK経由アメリカンポップス。※ミニーのデビュー盤は、そうか、 Wonderlove 盤だったんだな。





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2016年05月02日

blogDJ-#031/フリーク・アレイ


beach boys/ break away 69

tom jones/ daughter of darkness
 from " i who have nothing" 70

dream academy/ in the heart 88

donnie fritts/ winner take all
 from "prone to lean" 74

大滝詠一/水彩画の街
 from "大瀧詠一" 72

donovan/ try for the sun 65

super session/ season of the witch 70

ventures/ guitar boogie shuffle
 from "rock and roll forever" 72

blue ridge rangers/ workin' on a building
 from "blue ridge rangers" 73

temptations/ just my imagination
 from "sky's the limit" 71

jose feliciano/ light my fire
 from "feliciano!" 68

mamas and papas/ creeque alley
 from "deliver" 67



ドリーム・アカデミィのこの曲は Japan exclusively release 。デン2の札束攻勢に負けた?_ビール「ハートランド」のCMのために書き下ろし。後に歌詞換えてアルバム収録。ドノバン、デビュー時のこのハープの響きはたまらない。次曲、サイケデリアに世界的に受けた時期もまた良し。don & bob 無しのベンチャーズはハーヴィ・マンデルの独り舞台。「クリーク・アレイ」から「フリーク・アレイ」へ…誰も分からない、個人的な思い出。



posted by denny-0980 at 08:22| Comment(0) | TrackBack(0) | blogDJ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする