2015年09月23日

blogDJ-#020/コロラド


sly & the family stone/ if it were left up to me
 from "fresh" 73

flying burrito brothers/ colorado
 from "flying burrito brothers" 71

status quo/ caroline
 from "hello!" 73

kinks/ lola
 from "lola vs. powerman and the moneygoround" 70

slade/ merry xmas everybody 73

presidents/ 5-10-15-20-25-30 years of love 70

honey cone/ the day i found myself
 from "soulful tapestry" 71

john lennon/ oh yoko!
 from "imagine" 71

rod stewart/ say it ain't true
 from "foolish behaviour" 80

gary glitter/ i'm the leader of the gang 73

rubettes/ sugar baby love
 from "wear it's 'at" 74

george mcCrea/ rock your baby
 from "rock your baby" 74



2分に満たない小曲、スライの。7分ぐらいの長尺で聴いてみたいとつくづく思う楽曲の良さ。
中学ン時に買った日本盤シングルは今もある_大名曲、キンクス「ローラ」。B面は "berkeley mews" だ。
ルーベッツ、おバカ曲仕様でも隠しきれない英国インテリジェンスか、ピチカートする弦楽器にELOにも似たUK魂を感じてしまう。
”国民的”スレイドのクリスマスソングは、Xmas の s は逆字が正式なんだが…。



slade_Xmas.jpg



posted by denny-0980 at 20:45| Comment(0) | TrackBack(0) | blogDJ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年09月14日

blogDJ-#019/君は完璧さ


candy_kisses.jpg

candy & the kisses/ the 81 64

manfred mann/ my name is jack 68

don mclean/ american pie
 from "american pie" 71

simon & garfunkel/ mrs. robinson
 from "bookend" 68

neil sedaka/ love will keep us together
 from "tra-la days are over" 73

jose feliciano/ destiny
 from "fireworks" 70

joan osborne/ what becomes of the broken hearted
 from "standing in the shadow of motown soundtrack" 02

blondie/ maria
 from "no exit" 99

culture club/ do you really want to hurt me
 from "kissing to be clever" 82

rolling stones/ sway
 from "sticky fingers" 71

the city/ snow queen
 from "now that everything's been said" 68

kate & anna mcgarrigle/ love over and over
 from "love over and over" 82







60s Pop からビート重視の80s までを俯瞰した、個人的には完璧な楽曲_流す手はない。しかし時代が変わったとはいえ、米チャートは82位どまり_アメリカのマジョリティは自国の音楽を知らなさすぎ? 対し英1位はさすが。
これも英の頑張り。70年代に入って本国ではすっかりオールディース・サーキットへ組み込まれてしまったセダカは英国のリスペクトで復活。この曲は10CCがプロデュースし演奏もすべて行っている。このベース音! グレアム・グールドマンのリッケンバッカー以外の何に聞こえようか。





posted by denny-0980 at 17:17| Comment(0) | TrackBack(0) | blogDJ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年09月12日

ゴールドバーグ改変盤CD


デモって…そのレストア盤 "barry goldberg" CD _違う、たしかに違う。オリジナルアナログとは別物と断言しよう。かなたウェクス・ヴァージョンであり、こなたバリー・ヴァージョンなのだな、やはり。

オリジナルLP表記では recorded at Muscle Shoals Sound Studios とあるのみ。クライテリアは、全10曲うち9曲の re-mix が行われた_となっている。(なぜ remix なのだろう。最初の "mix" はマッスルで行われたがそれをボツにして?)
しかし、CDのライナーノーツによれば、最初の歌入れはマッスル・スタジオで行ったが、LPの歌、全曲がウェクスの指示によってクライテリアで再録音されたものだったという。ウェクスラーは "pure and dry" なヴォーカルが好みだったがバリーは "I wanted lots of reverb and echo" …とライナーにある。
レストア盤でバリーは、クライテリア・ヴォーカルを廃しオリジナルに戻した、マッスルで録ったファースト・ヴォーカル・テイクを使用。つまりは、「マッスルショールズ・サウンド・スタジオで録ったオリジナル・マルチ・マスターテープ音源だけで再構成された」_曲順も入れ替えた、全曲リミックスし直した、ボツにしていた曲も挿入した…まったく「別盤」。
特にリミックスによる差違は大きい。女声コーラスは完全廃棄。楽器定位は大きく変更され、フィーチャされる楽器自体が変わっている。バンジョーが使われた数曲があったが、バリーはそれが嫌いなのかすっかり消えている。ギター(アコギもエレキも)がかなり前に来たのに驚く_え、こんなにギターが弾かれていたんだと。

ここで思うのは、当たり前のことだが_フェーダー操作ひとつでどうとでもなるという事。セッションにおいて各プレイヤー/シンガーがどんなに頑張って演奏し歌っても、ミックス・エンジニアがフェーダーを絞ればその音が盤に刻まれることはない…渾身のプレイもレコードが発売されて聴くまでは分からない。ギャラは貰っていてもすっかりカットされていたら…かなりショックだろう。(スティーリーダンのレコードはそれが茶飯事だったとか:あのラリー・カールトンすら嘆いていた)

オリジナルLPの、ウェクスの好みのミックスに不満があったゴールドバーグにより完全レストアされたのがこのCD。
ちなみに前述のようにこれはウェクス&ディランがプロデュース名義だったが、ボブ・ディランが他者をプロデュースした「唯一盤」? ならばディラン・フリークにはマストな1枚だが、ディラン先生は…五日間アラバマの田舎町が耐えられたかどうか。一日で帰っちゃったかも。「バリー・ゴールドバーグのレコード?…ん〜奴のことは覚えてるがね。マッスルへは自分の盤を録りに行ったことがあったなあ。え?バリーの盤てオレもプロデュースしたことになってるの?」ぐらいでは…。
五日間というのは、ライナーによれば十数曲のこのレコード・セッションがマッスル・スタジオではわずか五日間で済んだと_とにかく「早録り」のマッスルなのだ。セッション・リーダーはたぶんバリー・ベケット。ベケットの指示から各人のヘッド・アレンジ能力の高さが知れる。ポール・サイモンも言っていた_「1曲を録るつもりでブッキングしていたがすぐに済んで、なので4曲も録れてしまった…」。


レストアできてゴールドバーグとしては至極満足であったろう。で、内容としては…ほぼこちらでOK。当方の趣味的にもレストアCDを支持。しかし2〜3の曲に関してはオリジナルに軍配。特に "I've got to use my imagination" 。これはウェクス・ヴァージョンでのロジャー・ホーキンスのタム打ちドラミングが最高、名手ホーキンスのなかでも屈指の名演奏といえる。そこをかなり引っ込めてしまったバリー・ヴァージョンは完敗。なのでアナログも処分はできない。

CDでは3曲目 "life's fantasy" 、7曲目 "soothe me" _ボツにしていた2曲を挿入している。それともう1曲の previously unreleased song がラスト13曲目に入ってるが、なぜかジャケット表記無し。これは完全に「ボートラ」扱いということだろうか…、いまひとつ意味が分からない。これが凄くいい曲なんだ。気に入ったヨ。
(サイト上 All Music や Discogs にはしっかり "dreamin' " とタイトルが表記される)





posted by denny-0980 at 08:41| Comment(0) | TrackBack(0) | Muscle Shoals | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする