2015年08月25日

blogDJ-_#018/仲間よ目をさませ!


ricci_martin.jpg


billy paul/ let'em in 77

AKB48/恋するフォーチュンクッキー 13

the pale fountains/ something on my mind _operating twilight single 82

leblanc and carr/ midnight light
 from "midnight light" 77

ricci martin/ stop look around
 from "beached" 77

jack tempchin/ peaceful easy feeling
 from "jack tempchin" 78

rolling stones/ hand of fate
 from "black & blue" 76

linda ronstadt/ i won't be hangin' around
 from "linda ronstadt" 71

james taylor/ angry blues
 from "gorilla" 75

todd rundgren/ can we still be friends?
 from "harmit of mink hollow" 78

war/ why can't we be friends?
 from "why can't we be friends?" 75

paul simon/ slip slidin' away
 from "greatest hits, etc." 77




マッスルがらみで4曲。まずは、マッスル録音だったリンダの…たった1曲のみのマッスル物。ドラムが実にホーキンスしている。ギターはカーでなくヒントンでなくティッピー。コーラスにメリー・クレイトンとダイアン・デヴィッドソン。ロスでのダビングだろうが、ダイアン…何枚かソロ作もあるシンガーだがコーラス参加もいろいろしていたんだな。ルブラン&カーはもちろんマッスルで、そのカーがプロデュースしたマッスル (fame studio) 録音だったジャック・テンプチン盤_この曲はイーグルスが採り上げた曲。ストーンズ曲のギターはマッスルギタリストのひとり、ウェイン・パーキンス

JT曲は『ゴリラ』から。ヴァレリ・カーターとローウェル・ジョージ参加。ヴァレリは当時ローウェルの girlfriend だったんだろうなあ。それにしても andy newmark - willie weeks の巧いこと上手いこと。この盤はこのリズム隊とリースク/カンケル組が交互だが、70年代のトップ・リズムセクション。どちらも上手すぎる。そして音の良さにもあらためて惚れ惚れした。サイモン曲でのスティーヴ・ギャド steve gadd もさすがに上手い、セッションワーク黄金時代70年代。





ラベル:blogdj
posted by denny-0980 at 14:47| Comment(0) | TrackBack(0) | blogDJ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年08月22日

最初期録音シングル


Reaching for the Moon - Billy Vera and Judy Clay

UTの実力に唖然…ということではないな、UTは単に「ショバ代稼ぎ」…楽天と一緒で場所だけを提供、そこに誰が店を出そうとかまわぬヨ_楽天はショバ代をシノギにしているがUTは無料だからショバ代よりもリンク稼ぎか、投稿のほうは好き勝手にうpしてチョ、だね。
こんな「レア」シングルすらここには、ある。
ビリー・ヴェラっておっさんも…説明していくと、古くからやってるわりには売れない時期が長かったがアルファレコードが日本の海外進出1号レーベルとなってUSアルファを設立してそこから出したレコが変なきっかけで全米1位なったりしたが the Beaters というバンドだったりしてそこにはスティーリーダンからドゥービーズを渡り歩いたスカンク・バクスターがいたようないないようなだったりでよく分からないおっさんとそのバンドは確かなのだが…面倒臭い。ともかく古くからなぜかマッスルショールズ録音をしていた変なおっさんなのだ。ビーターズ盤もマッスルがらみ。

その変なおっさんの、かなり初期な…これは69年のシングル・オンリーという、言いようによっては「レア」な_といっても実勢価格は$3.00程度だろうが、ともかく珍しいという意味では珍しい曲がこうして安易に聴けるというだけで当方はUTに驚いたりしているのだ。

69年5月12日のマッスル録音ですワ、これ。
barry backett / eddie hinton & jimmy johnson
 / david hood / roger hawkins
がバック、Fame でなくてもちろん Muscle Shoals Sound Studios での録り。マッスル・スタジオのこけら落としとされているシェールの【3614 jackson highway】session 、これの開始が同年4月21日だからほとんど同時期…マッスル・スタジオの最初期録音という事実を知って少し驚いている当方。

チップ・テイラーとの共作というのも驚いたね。チップ、(かなり運よく)ジミヘン・クラシックとなった "wild thing" の作者が一番知られるところか_まあこの印税生活者かもしれない。"I can't let go" のほうがいい曲だがね_イーヴィー・サンズのオリジナルよりホリーズがいい。俳優ジョー・ボイドの弟だから、ブラピの嫁アンジー・ジョリーの叔父さんのチップだが、アル・ゴルゴーニとのからみが多かったNYの人という印象、なのにプロデュースまでしながら録音はアラバマ、マッスルショールズというのが意外だったりする。


"our buddy" Hollies' cover...



追記:コメントの、Mr. Pitifulさん、どうも。
ヴェラでなく、この最初期マッスル録音は Judy Clay のほうがメイン仕事だったようで数曲がCD化されている様子。ウェクスはかなり女性シンガー好きと当方は感じている。マッスルで多くの女性盤を録っている(その前に、もちろん Fame でのアリサ録りが知られている)が、その手始めがシェールとそしてこのジュディ・クレイであったというかな。タミコ・ジョーンズ盤もこの頃であったか…。




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2015年08月20日

fame gang CD


まったくもってCDリリースの昨今事情は驚くばかり。ちょいとネットをうろちょろすれば、こんなのも!あんなのも!… Lost Album が/セッション・アウトテイクが/未発表音源コンピが/リミックス・アルバムが_レコ会社の蔵に眠っていた音源の総ざらい、全部出し…出せる物なら何でも出すゾ、今しかない!という恐ろしい覇気すら感じ、当方などは戸惑うばかり也。

こんなん出ました_フェイムギャング集。もう「裏方」だって何だっていいのだ、欲しがる輩が少しでもいるかぎりリリース決定! さて、マッスルがらみとなれば当方などはその「欲しがる輩」のはずなんだが…いまのところ手を出しては、いない。

吝嗇リック・ホールは何度ミュージシャンに逃げられても「マッスルの町にゃフェイムで働きたがってる奴らはいくらでもいるさ」と腹括っていたのかどうか…、ベケット/ホーキンスら四人衆をウェクスに引き抜かれた後に集めたスタジオメンによる音源集CD。思うに、ホール的には「煙たいだけのロック勢はあっちのスタジオへ行ってくれ」だったのでは。で、この時期のフェイムでのトップヒットといえば、オズモンズ "one bad apple" 。黒い顔も半分のこのバック勢だが、音的には白っぽいバックが多かったはず。


famegang.jpg

黒人5人白人4人が写るジャケ。白人では、かつてホーキンスの仲間だったジュニア・ロウは居残り佐平次、センターがロウだろう。帽子はトラヴィス・ウォマックか。右端に座るのはクレイトン・アイヴィと思う。
はてさて、このメンバーの蔵出し音源まで…今のところはもういいヨ気分。というか、前にも書いた通りに当方はマッスルスタジオ贔屓であって Fame はほぼスルーだったと、いまさらに思い出す。


one bad apple written by george jackson
sweet and innocent written & produced by rick hall




posted by denny-0980 at 10:36| Comment(0) | TrackBack(0) | Muscle Shoals | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年08月05日

blogDJ-_#017/ララは愛の言葉

pretenders1st.jpg

paul kossoff/ molten gold
 from "back street crawler" 73

free/ get where i belong
 from "free live" 71

troy tate/ love is.... (dance mix) 83

アーリー・タイムス・ストリングス・バンド/かわいいあの娘 73

the stranglers/ golden brown
 from "la folie" 81

the pretenders/ kid
 from "the pretenders" 80

durutti column/ sketch for summer
 from "the return of durutti column" 79

the lotus eaters/ the first picture of you 12" version 83

サディスティック・ミカ・バンド/アリエヌ共和国
 from "sadistic mika band" 73

blind melon/ no rain
 from "blind melon" 92

・the defonics/ la la means i love you 68

jackson 5/ never can say goodbye
 from "maybe tomorrow" 71






これほど琴線に触れるメロディアスな曲はそうは無いと思わせるトム・ベルの名曲。68年のフィリーということで、まだ前哨戦。70年代のあの洗練/ソフィスティケイトされたゴージャズ感はないが逆に「洗練を目指すイナタさ」が絶妙(特に弦)。まだリンダ・クリードとのコンビでないベル楽曲。
メロディアスといえばジャクソン5も負けてないか。リアルタイムに聴いた時、曲自体も素晴らしいが特に惹かれたのはギター。リード・パートなどはない。オブリガートなんて言葉も知らなかった_しかし寄り添うようなこのギターがどれほど貢献しているか。それが david T. walker と知ったのは77〜8年だったか、『ライト・ミュージック』という音楽誌の特集で。





posted by denny-0980 at 08:15| Comment(0) | TrackBack(0) | blogDJ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする