2014年12月13日

lead guitar by Pete Carr #21-48


ツイッタに入れていた「lead guitar by Pete Carr」<YouTube選曲>だが。100曲入れるつもりはここで打ち切り。というのも、たしかにUTには驚くレア音もあることはある_たとえばロリ・ヤコブズの曲とか。【Lori Jacobs/Free】は73年のマッスルショールズ録音盤。しかしこの盤、ピートは目立つソロを弾いているわけでない。ピートががっつり弾いている盤は限られるので、どうしてもチョイスする楽曲の収録盤が決まってしまう。固定の数枚の盤から1曲ずつ挙げていってもしょうがない気がしてきたので仕舞いに_。(尻番号はわが Pete/Muscle Shoals archives での連番)


21 _chica boom/The Staples (Staple Singers) <#094>
22 _tonight's the night/Rod Stewart <#020>
23 _still love you/Rod Stewart <#019>
24 _sidewalks, fences & walls/Freddie North <#050>
25 _golden life/Jack Tempchin <#024>
26 _it's not the spotlight/Kim Carnes <#046>
27 _something about you - falling/LeBlanc & Carr <#022>
28 _people get ready/Pete Carr
29 _the kind of woman/Hank Williams Jr. <#129>
30 _the good love/Percy Sledge <#007>
31 _the good love/Wendy Waldman <#006>
32 _sailing/Rod Stewart <#019>
33 _another's lifetime/Wayne Berry <#003>
34 _midnight light/LeBlanc & Carr <#022>
35 _knockin' on heaven's door/Pete Carr <#023>
36 _saved by the grace of your love/Mike Finnigan <#015>
37 _st. judy's comet/Paul Simon <#041>
38 _this old heart of mine/Rod Stewart <#019>
39 _natural man/Bobby Womack <#062>
40 _whale meat again/Jim Capaldi <#027>
41 _till it shines/Bob Seger <#012>
42 _can't you see/Hank Williams Jr. <#129>
43 _mama's baby daddy's maybe/Swamp Dogg <#120>
44 _sam stone/Swamp Dogg <#135>
45 _god bless america for what/Swamp Dogg <121>
46 _my time/Boz Scaggs <#036>
47 _lady of the stars/Donovan <#108>
48 _back in '72/Bob Seger <#146>

TV映りが2本_
(27) LeBlanc & Carr
MCがディック・クラークの『アメリカン・バンドスタンド』出演。ルブラン&カー名義のLPから "Falling" が思わぬヒット(全米13位)だったが、その口火はこのTV出演だったのかも。歌も含め、もちろんすべて「リップ」。 Falling がヒットし Sailing は本領発揮の名プレイだったピート(ロッドの名曲、ギターはアコギ/エレキすべてがピートによる多重録音)…。

(29) Hank Williams Jr.
[IN CONCERT] と大きく客席に見えるのは?_ドン・カーシュナーの『イン・コンサート』がNYのスタジオライヴだけでなく南部録りもしていたということだろうか。映りの悪い難はあるが、ピートがテリーでなくレスポールでカントリーリック、速弾きをたっぷり。前回のロニ・ブレイクリィのTVの時はマッスル四人衆+ピートだったが、これは四人衆ではなく同じマッスル勢でもBチーム仕事。






posted by denny-0980 at 10:01| Comment(0) | Muscle Shoals | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年12月04日

RIP... Bobby Keys


ボビー・キーズといえば、世界中でかかりまくるのはやっぱりこのブロウ…だよなあ。
http://youtu.be/J5e3zQn6Dr8
で、ストーンズの数ある名曲でも一二の代表曲だが、マッスルショールズ・サウンド・スタジオ録音曲(エンジニアはジミー・ジョンソン)。
ただしキーズのブロウはアラバマでなく、ロンドンでのオーバーダブだったと記憶。


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2014年12月03日

好々爺、最近のピート・カー





マッスル関連映像にピート・カーが出てくることは非常に希。これは希なひとつ。
二三年前の撮影だろうか_四人衆うちベケットは故人ゆえ顔がないな。で、最初に出てくるキーボーディストは名前が出ないが、クレイトン・アイヴィ。この人もマッスル・スワンパーのひとり。
ちょうど真ん中でピート・カーのセッション仕事を始めた頃_70年前後だが、高校生みたいなモノクロ写真出てくる。手にしている、ボディに花柄シール?を貼ったテレキャスターを、下に書いた(ベンチャーズ)マギーでなくマッスル在住のジェリー・マギーが保有しているようだ。
ピートは、ロッド "Tonight's the night" とボブ・シーガー "Mainstreet" での自身のフレーズをなぞる。
お分かりだろうか…ジミー・ジョンソンがリード・ギターを弾くことは「ない」こと。フェイム時代はともかく、マッスルショールズ・サウンド・スタジオ録音盤ではまずない。といっても劣るプレイヤーという意味ではない。ローコードでトワンギーにいいフレーズを弾くギタリストなのは確か(ただ明らかにこの人はギターを弾くよりも「卓いじり」に意識が行っていた)。

ジョニー・リヴァースがマッスル四人衆について語る箇所、違和感を持たれるように思うが。しかしリヴァースにもマッスル録音が【road】【borrowed time】、2枚ある。




posted by denny-0980 at 13:35| Comment(0) | Muscle Shoals | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする