2030年12月31日

Muscle Shoals Sound Studios

 "denny-O-Muscle" 過去評価盤備忘表 http://muscle-album.seesaa.net

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2018年07月19日

Nobody Wins Till The Game Is Over

ベティ・クラッチャー楽曲で、これはいい!と思う1曲_ジー・イメージによる。
We Three 制作ではなく、これもマック・ライスとの共作曲「勝負は下駄を履くまでわからない」。
74年のマック・ライスのシングル(Truth Records TRA-3212)"Bump Meat" 、そのB面収録がオリジナルのようだ。

Thee Image というのは…知らんよなぁ…。個人的には大の贔屓のマイク・ピネラが、この男はフロリダ州タンパの出身、ブルース・イメージで "ride captain ride" 一発ヒットを放った後にアピス=ボガートが脱けたカクタスへ入ってニュー・カクタス・バンドとしたがそのメンツままで改名したパワー・トリオで、なぜかエマーソン、レイク&パーマーが興したマンティコア・レコーズからだったのでプログレと勘違いされて?、ヒットも出ずに75年に2枚のLPを出して終わったバンド。2枚ともいいんだがね。
その2枚目の唯一カヴァーがこの曲だったのはピネラの南部魂か。


https://youtu.be/Co8yMfVZcDI

こちらオリジナルのほう。74年はベティのアルバムをマッスルで録っていたのだから、このシングルもマッスル録音ではないだろうか。いや確信する、このギターはピート・カー。

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2018年07月18日

Female songwriter

#171
【Bettye Crutcher/long as you love me】
produced by Bettye Crutcher, Mack Rice
( ' 74 Enterprise )
<--:★★★>



マッスル掘りでのブラック盤、ソングライターでいくつかは馴染みの名となる_南部のライターさんらだ。フィリップ・ミッチェル、ジョージ・ジャクソン、ホーマー・バンクス、マック・ライス、ベティ・クラッチャー…。
往々にしてパフォーマーでも、ある。ホーマー・バンクスには過去にチェックした盤『Banks & Hampton』が、やはりマッスル録音としてあった。そしてベティ・クラッチャー女史にもこのソロ作が_。discogs では唯一盤とある。
https://youtu.be/VQQQkF2CjM8

調べれば、Stax のスタッフ・ライター・チームだったか_ We Three としてバンクスとレイモンド・ジャクソンとの3人で組んでいたとある。実力のある女史のソロ作はスタックス傘下 Enterprise 盤だが全曲マッスル録音のクレジット。
 スタックスにはメンフィスにスタジオもあり、MG's / Bar-Kays とハウスバンドもあったわけだが、所属パフォーマーにはマッスル録音を好んだ(?)者も。ステイプルズ/メル&ティム/ジョニー・テイラー/ルーサー・イングラム等々。で、彼らの盤は70年代の、マッスルが一番「いい時」だったので抜群のバックトラック_とくにわがピート・カーの活躍が目立つ盤だった。
なので、まずバックトラックについてだが、クレジットはRhythm by: Muscle Shoals Rhythm Section とあるのみ、個人記載はない。残念ながらピートらしいギターは聴かれない。special thanks としてボビー・ウォマックの名があるので、ボビー付きのティッピー・アームストロング(とジミー・ジョンソン)だろう。リズム隊のホーキンス/フッドは良い。

その歌、もっとガツンと来るかと…ゴスペルっぽく声量勝負で押してくると想像していたらまるで違った。ソフトロック的な、抑え気味にメロディをじっくり聴かせるタイプは、声質はまるで違うがリンダ・ルイスを思い出させる。大半の曲はプロデューサーでもあるサー・マック・ライス("mustang sally" fame)と共作。最初2回聴き通した印象は、あまりにあっさりで正直肩透かし。目立つ曲もなく。その後に聴き返しては若干好印象に変化。が、それでもこの曲は素晴らしい!…と思える楽曲はなく、全体70点。押しの弱い歌唱と併せて、残念ながらパフォーマーとしての成功は難しかったか…。


CDSXD-141e.jpg

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2018年07月16日

Doo Wop Brooklyn

Brooklyn といえば。やはりエベッツ・フィールドである…なんつう訳知りも白々しいが、Dodger がブルックリン子の別名であったという逸話はNYノスタルジアを醸すに十分。それよりコニーアイランドだぜとルー・リード翁なら云うか…。

74年のSDライヴ音源。
https://www.youtube.com/watch?v=YcS11HtFRWo
オリジナルヾDにとっては唯一の全米ツアー? この74年の各地の音源は数多のブート餌食になっている。このメンフィスでは珍しく "Brooklyn (owes the charmer under me)" を演奏。早々にfireしたデイヴィッド・パーマーはいない。stage fright 気味だったフェイゲンがかなり勢いつけてきた頃でほぼヴォーカルを取るが、この曲は…ファーストLPではパーマーが歌った、ここではサブ・メンバーとしてツアーも録音も参加していたロイス・ジョーンズに歌わせている。
もともとは古く、Demian (デニー・ダイアスがリーダーでそこにベッカー/フェイゲンが加わったバンド)時代からのレパートリー。少しでもSDに思い入れる輩にとっては、その頃のデモ録音/ケニー・ヴァンス・テープでのフェイゲン自身が歌うスロー・テンポの同曲をベストに挙げるはず。リード・ギターはエリオット・ランドール。NYネイティヴらのブルックリン賛歌という感じがひしひしして、ええんだワこれが。
https://youtu.be/T1hyPiC6ePs

もう一丁、ブルックリン愛を歌った曲を。ホワイト・ドゥー・アップで?
デヴィッド・ボウイとマーク・ボランの間に立っていた男_トニー・ヴィスコンティ。僕の最も好きな「UK」プロデューサーにして、最高に「ロックな弦」を書いた男。長いこと知らなかった、この人がブルックリン生まれであったとは_。生粋のニュー・ヨーカー。
この曲のなかで、アラン・フリード盤に次いで "Jocko's choice R&B Oldies" という盤が歌詞にもあるところをみると、↓の、シャ・ナ・ナのジョッコはそれから取った渾名か? 古い有名DJだろうか。





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2018年07月15日

Jocko Marcellino

shaNN_still.jpg


Doo Wop CD のジャケ・デザインを考えた時に、いくつか浮かんだ過去ジャケのひとつがこれ_シャ・ナ・ナ盤。
NY、ブルックリンかハーレムか、メインから一本入った裏通りは路駐だらけ。夕暮れちょい前だろう、明かり残る空だがアパート群にはもう陽が差さない。視線をぐっと低くした、路面に構えたカメラでのワン・ショット。緩めの魚眼レンズ? 左右のアパートの迫るような傾斜が地元民の生活感を強く描き出す。リアルなNYを感じさせる、ひじょ〜〜に好きな写真/ジャケット。


これはそのシャナナのドラマー、ジョッコのシングル。いい曲だねぇ、何度聴いても飽きない。
ソロLPからのカットだが、アルバムのプロデュースはエリオット・ランドール。ランドールも僕の深掘りパフォーマーのひとりだが、シャナナに「参加」していた時期があるようだ。アルバムのクレジットでは見当たらないがセッションでは弾いたという、ステージにも上ったらしい。



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2018年07月14日

72年盤『傘』

なるほど、こりゃはっぴいえんど。
歌い手さん、この声は正直個人的にはダメなタイプ。それにしてもじゃずしんがーさんというのは歌の上手い人らじゃないの?なんて思うが。声量無いし、音符ノリも悪い_下手と感じるワタシがトーシローなんだろう。
それでもムッシュ/プロデュース、主水&小僧のバックは十分におもしろい。
宇野主水/ほしいも小僧の変名を細野/鈴木茂が使ったのは『風街ろまん』と『大滝詠一』と? 短い時期だった記憶。『風街』が71年でこの笠井盤は翌年。
クレジットではベース/ギターは全曲が細野/鈴木とある。ハモンドが大野克夫、ドラムは4曲つのひろで残りは原田ユージン(やはりワタシにはユージンが俄然趣味、つのひろのドラムと声は昔からどうにも苦手)。
4,7,8曲目あたりが顕著だが、鈴木茂のギターは「颱風」や「はいからはくち」を思わせる_ギターもアンプも『風街』のセッティングままなんじゃないか。クレジットにはないがアコギは細野だろう_これまた『風街』を彷彿。

https://youtu.be/U1GBdIoAT64

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2018年07月12日

hey nineteen

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9/28のUS発売新譜_アリーサのシングル・コレクション2枚組。
ライノからだけれど、このジャケ…僕の新作『doo wop nuggets』3Wのジャケットが、(まったく同書体ではないが)かなり近いフォント選択/人名・タイトルをsmall capital で/モノクロフォトにカラー・オーバーレイ_てなことでカブった感あり。ドゥー・ワップのジャケはすでにカンパケて、そろそろ校正刷りが出るところ。アリーサのことは昨日のネットのニュースで初めて知った、もちろんパクっちゃおらぬワケですよ。

https://wmlife.themedia.jp/posts/4519989


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2018年06月20日

ontinuous performance

70〜72年でオリジナルLP4枚発表、下の73年ライヴで解散のストーン・ザ・クロウズ。最終4枚目『ontinuous performance』は僕の大の贔屓のジョン・コッシュ・デザイン、それはかなり前に記した…ジャケの下手なイラストはコッシュではないだろう_と。
しかし久しぶりに見返してみるに、ん〜これはコッシュだなと思えてきた。クレジット上で illustration by KOSH の記載は見た記憶がない。コッシュはデザイナーであり、自身で絵を描くことはない。いやいや、コッシュは「エアブラシ」には精通していた_のでは。そうであれば合点がいくジャケットがいくつか思い浮かぶのだ。このクロウズ盤にしても、左下に K O S H と「サインを入れている」ではないか。全面がイラストのジャケットで、別人作品に名入れはまずありえないだろう。
 このクロウズ盤イラストも、床・壁などにエアブラシの荒噴き<eクニックが使われているが、これはコッシュ・ジャケでたびたび見られた_つまりはコッシュ自身による荒噴き≠ニ今では思える。
 荒噴き≠ナまず思い出すのはイーグルス『hotel california』の内袋。これに、色味からして酷似なのがアンディ・フェアウェザー・ロウ『spider jiving』ジャケ。そしてリンダ・ルイス『lark』。このジャケも「コッシュのイラスト」と考えると納得する。左下にやはり K O S H の文字あり。

戻ってクロウズ盤ジャケット。いや、その前にアルバム・タイトルだが…これほどおかしな盤も珍しい。ネットで見てほしいが、基本 "ontinuous performance" とされている。 "continuous perfomance" もあるが少ない、かのdiscogsですら"ontinuous performance" 表記。"ontinuous" なんて言葉は存在しないだろう_どう考えても continuous 。もっと言えば本来は "performance" でなくて複数 "performances" だろう。正式タイトルは "continuous performances" に違いない。「連続する/終わらない演奏(=「ノリノリだぜぇ」の意味だろうか)」。このジャケ写は拾いのUS盤_ performance の最後にほんの少し「S」が見えている。


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なぜにゴチャゴチャになってしまったか。イチにも二にも悪いのはコッシュ。ジャケットイラストのトリミングがおかしかったせいで最初の「C」と最後「S」が隠れてしまった_と僕は見る。このトラブルを当時にレコード会社は正さなかったのだろうか? リアルタイムでないので知らないがこんな意味不明なまま世に通ってしまって平気だったのだろうか。
 で、再度ジャケのデザイン話に戻す_。よくよく見れば実にコッシュらしい_コッシュの肝なる「映画」そのものなのだから。表は「映画館入り口」、それもアール・デコ調…これもコッシュの趣味。裏は「映画館内部」でスクリーンにバンド写真。同様なデコのモチーフは『rolling stones / get yer ya-ya's out!』の裏ジャケ/ファミリー盤『bandstand』『it's only a movie』など、ほぼ「コッシュのお約束」的に多い。
posted by denny-0980 at 18:29| Comment(0) | Kosh | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年05月06日

安定感の170枚目

billySwan_4.jpg


#170
【Billy Swan/four】
produced by Billy Swan
(77 Monument)
<B:★★★>


一言ではカントリー畑のSSW…となるだろう、ビリー・スワンでござる。
74年全米1位 "I can help" の一発屋ですわな。この曲はプレスリーにもカヴァーされたが、本人スワン自身がプレスリーの近くにいたらしい。ベースメントはナッシュヴィルの人。この大ヒットのギターはレジー・ヤングだった。で、このタイトル通りの四作目はナッシュヴィルからマッスルへ移動。全曲がマッスル四人衆バックで録音されている。ピート・カーは4曲でギターを。15年ほど前からこの盤が「マッスル」とは分かっていたが、やっと入手は英国盤。UKからエアで送らせたが思いの外安く買えた。

スローからアップテンポまでバラエティに富んで曲が書け、それぞれのメロディもなかなかに良し。歌も上手く声もいい。半数の曲でペダルスティールが入るところはカントリーらしさが見えるが、ブルージーなリズム曲やらジミー・バフェットばりのトロピカルな曲も…。全体の印象は王道なアメリカン・ポピュラー・ミュージックと言える。曲の良さからは他者のカヴァーやら作曲依頼もあったのではと思わせる、才能豊かな人。
 しかし水準越えではあるがソツが無いというか…安定のポップス。この人に求めるのは筋違いかもしれないが、引き込まれるもの_「エグみ」は皆無。ピート得意の連続四連符フレーズを小気味よく聴かせる曲があるのは嬉しい。

+++

ちなみにこの「ミッドナイトスペシャル」出演映像、75年かな。頭でボビー・ヴィントンも云っているようにスワンはクリス・クリストファースンのバックとしてツアー/録音に参加していた。クリス&リタ時期で、リタ・クーリッジ盤もだっただろうか。ベースやコーラスを。その時のバック仲間であったはず、ここではギターがジェリー・マギー。レジー・ヤングのフレーズを代わって弾いている。

I Can Help by Billy Swan


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2018年04月30日

it ain't the spotlight

当方の「追っかけ曲」である「それはスポットライトではない」。
http://www.sakatomi.com/iFrame_3/not_spotlight_a.html
作者のゴフィンとゴールドバーグ、それとロッドのテイクは alternate もあるのでふたつずつ、さすれば合計で21テイク_オフィシャルなレコード(もしくはCD)音源として見つけていた。

22テイク目発見。2015年だから3年前だけどね。なんと作者の娘が歌っていたヨ。
ジェリーとキャロルの娘、ルイーズ・ゴフィンが自身で立ち上げたらしいレーベルから出した6曲入りEP (CD) かな、そこに収録。キング=ゴフィン曲も収録のようだ。
discogs では、co-producer が父ちゃんじゃないほうの作者 バリー・ゴールドバーグとなっているCD。 " in memory of Gerry Goffin" _亡き父に捧ぐ、作品。

[ Louise Goffin / Appleonfire }
Louise Goffin's Appleonfire EP preview




ストレートな…というか、父ちゃんのとゴールドバーグのテイクを足して二で割ったような。変なフェイクがないので好感持てる、なかなかいい出来。



posted by denny-0980 at 21:37| Comment(0) | Muscle Shoals | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする