2021年12月31日

Sock-It-To-Me!!! Info.

★17_Nov. :
「ソフト・ロック」の牽引者であり、ファンジン『VANDA』をともに作っていた盟友の佐野邦彦さんが亡くなりました。2014年5・7月にご自宅へ伺っての、当方とのトークを以下に。
http://www.sakatomi.com/framefirst.html

★17_Jul. :
『500 Atlantic R&B/Soul singles 1964-1972』
アトランティック70周年_シングル音源500曲を2枚組CDで
全10枚、リリース開始。graphic work by denny-0980
http://wmg.jp/artist/500atlantic/discography.html

★17_Jun :
新規ブログ_LP「内側のみ」『Look Inside』
画像は_右クリック『新しいタブで画像を開く』して、最大サイズ≠ナ
ご覧いただきますよう四四七二
http://denny-inside.seesaa.net/

★17_may :
『ソフト・ロック・ナゲッツ』4W_ 5/31
design by denny-0980
http://wmg.jp/artist/softrocknuggets/

★16_dec:
最近音楽誌でよくはちみつぱいが取りあげられているが、そのぱいのメンバーであった渡辺勝さんらとの『トーク・セッション』。
せっかく貴重な70年代日本ロック話を聞かせてもらい、サイトに上げながらも当方の力不足で内輪受けに留まってしまったのがなんとも惜しいと、再読してみて痛感。とくに斉藤哲夫さんのロング・トークなどはリアルな当時の逸話満載。ほかにもトーベンさん、洪栄龍さん、永井充男さんら_そのほか、ミュージシャンのみならず音楽関係の方々に興味深い話を聞けたと思うので、ぜひ時間のあるときに再読、もしくはあらたな読者となっていただきたく…。四四七二。
  D's Talk Sessions

★01_start:
http://bit.ly/2pHYyDS
個人的に深掘りしている音ネタは『マッスル・ショールズ』。
+
アラバマ州の同地にある Muscle Shoals Sound Studios での録音盤と、
そこで活躍したセッション・ギタリスト Pete Carr 参加盤を探して
2001年から紹介しておりマッスル。
001枚目〜127枚目
http://www.sakatomi.com/petecarr/
128枚目〜157枚目
http://whink.seesaa.net/
+
158枚目からはこのブログで掲載中:カテゴリcheck →


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2018年01月18日

Royce Jones

ラジオDJ某氏のように「しつこ」に行くよ、スティーリーダンねた。
セッション参加メンバー一覧から、この名は『エクスタシー』のみだが、あった_Royce Jones 。アルバムでは1枚でも、かなり重要な位置と当時思っていた_なぜといってライヴに欠かせないシンガーであったから。ブート・ライヴ盤を聴くと数曲でリードで歌っても、いた。どうやらデヴィッド・パーマーをクビにして入れ替わりはこの人ではないか_と想像していた。それにしても当時は、顔も分からず詳しい情報が皆無だったが_。
 時代が移り、キーボードを叩けばホイホイ出てくる便利時代(正誤半々と心した上で…)。ロイス・ジョーンズは黒人だった、しかし白人AORバンドのアンブロージアに参加〜黒人グループ、オデッセイでも歌っていたという。
 下に書いた「菩薩」のライヴ・テイク、74年サンタモニカでのライヴ音源でシングル「ヘイ・ナインティーン」のB面収録だったが、ここでも Royce Jones (vocals & percussion) とある。たぶんライヴ要員≠セったと思う。端からライヴ・ツアーを嫌っていたベッカー/フェイゲンはデビュー後二年半でツアーをやめた。なのでロイスもその時点でお役御免になったのだろう。たぶん1年ほどの付き合い。


151105-00.jpg


この当時にLPでなく、あえてシングルを買ったというスティーリー・ダンのファンはかなり少なかっただろう…日本盤シングルはかなりレアアイテムになっているはず。これは「マイ・オールド・スクール」(B面、そうか邦題は「ヴレ・ヴ」としていたか…)。嫌々のB/Fに対してノリノリのダイアス/バクスターだろうか…めっちゃ派手な衣装で。ジャケではトリミングされて出ていないが、実際にはこう_女性コーラスふたりと並ぶアフロヘア、パーカッション兼任のロイス・ジョーンズ。

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 後ろのドラム、ちらっと見えるのはジム・ホッダーだが当時はポーカロとのツイン・ドラムでツアーを回っていたらしい、もうワン・セットがロイスの後ろにあるのかもしれない。

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日本盤シングルに大きく PROBE のロゴが。これはヨーロッパ・レーベル。当時のABC/ダンヒル原盤を、東芝音工はアメリカの同社でなくヨーロッパとの契約で買っていたことになる。そういえば、スリー・ドッグ・ナイトもグラス・ルーツの盤もこのロゴが入っていたっけ。いや、違うな_この両バンド盤は Stateside か。これもヨーロッパ・レーベル。ABC音源は Probe から、Dunhill音源は Stateside から入れていたのだろう。

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ついでに写真をもう一枚。シンコー『ミュージック・ライフ』から。『ML』はかなりレアなフォトが満載であったといまにして思う。駐在社員が優秀だったのか、すでにジャパン・マネーが物を言う_持ち込めば高値で買ってくれると評判であったのかも、…しれない。

sd-mk1-1973-jp.jpg
(それにして米国人は季節感がないというか…暑いか寒いか分からぬ格好)
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2018年01月17日

dean parks

ビーチボーイズ、それにこのスティーリーダンなど贔屓のバンドやパフォーマー、ついつい掘りたくなるタチ。以下はそんな深掘り、大半の人にはどうでもいい話…。

下投稿のSDセッション参加メンバー表はほとんどが馴染みの名前だが、コーラスなど馴染み無い名前も漏れなく入れてある。しかし一人だけ「?」_疑問が。Jeffery Mironov ジェフ・ミロノフ、ギタリスト。ローラ・ニーロ盤の印象が深く、エリオット・ランドールのソロ盤にも参加、NYのトップセッションプレイヤーだったミロノフ。しかしSD盤に名前があったっけ? allmusic や discogs にもそれは見られない。
不思議だ。アルバム表記に無かった名前がここにあるのはなぜだろう。ひとつだけ考えられるのは、「未発表」であった "here at the western world" への参加。しかしこれも…。

SDのアルバムだが、7枚目までのミュージシャン・クレジットに関して_
一括表記:
 『キャントバイアスリル』#1(ソロのみ曲別あり)
 『エクスタシー』#2
 『爽やか革命』#3
 『うそつきケイティ』#4
 『幻想の摩天楼』#5
曲別表記:
 『エイジャ』#6
 『ガウチョ』#7

(どこから拾ってきたのか、wiki には『うそつきケイティ』『幻想の摩天楼』に関してはギターなどのソロイストの表記がある_)

82年のベスト盤『Gold』は8曲収録盤。サントラのみだった曲 "FM" を入れるためのコンピだったろう。これの、91年のCD化は expanded edition として "here at the western world" とフェイゲン・ソロ2曲、シングルのみだった「菩薩(ライヴ)」の4曲追加だった。そして全12曲の「曲別クレジット」をライナーに入れてあった。"green earrings" "chain lightning" "FM" "king of the world" "here at the western world" "bodhisattava (live)" の6曲はここで初めてメンツが知れたことになる。
 で、件の "here at the western world" というと_
piano_ michael omertian , bass_ chuck rainey
drums_ jim gordon, guitar_ dean parks
chorus_ leslie miller, casey syszik, florence warner
(from sessions for [Royal Scam] )

の表記。ミロノフの名はないんだな。(ちなみにコーラスの、レズリー・ミラー/キャシー・シズックのふたりはメンバー表から漏れていたことになる)
それと、オマーティアン/レイニー/ゴードン/パークスとなれば『幻想の摩天楼』でなく『爽やか革命』時のメンバーじゃないのか。

やはりミロノフが分からない。で、想像するに、このメンバー一覧は過去6作のアルバム・クレジットから拾い集めたのではなく、セッション・コントラクト・シートから集められたのではないかと。レコ会社のデザイン部門で。そのなかにはきっとミロノフもあったんだろう。つまりどのアルバムかには参加している。が、ジャケット制作時で記載漏れ。
 斯様に、毎度のことだが_アルバム・クレジットは8割OKだが、少しは眉に唾したほうがいいと思っている。



ミロノフはともかく、 "here at the western world" _なぜこれがアウトテイクに? これも大きな疑問、素晴らしい楽曲で個人的にSDでベスト5のひとつ。哀愁のフェイゲン…いいですワ。ゴードンのスネア/タム回しは「リキの電話番号」と同じだね。短いが、ディーン・パークスのソロがこれまたいいんだ、たまらぬ。カールトンと近いプレイヤー(同じく335使用)で混同されがちだが、ここでの若干「濁り」を入れた音がパークスで、カールトンとの差異。




posted by denny-0980 at 10:35| Comment(0) | Assorted | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年01月16日

greatest hits

大の贔屓バンドであるスティーリーダン、『gaucho』までの7枚は1枚たりとも欠かせない傑作揃い、なのにことジャケットに関してはなんとも冴えない。これはと思えるデザインは皆無。一番デザインされた盤?『aja』すらも好きになれない。


SD greatest.jpg


78年に出た、初の2枚組ベストが『greatest hits』。『エイジャ』までの6枚からのコンピレーションだが、1曲のみボートラ_ unreleased だった "here at the western world" 収録。これも、ジャケットは相変わらずで、なんじゃらほい?だった。が、gatefold ウチ面にはこれ:

http://denny-inside.seesaa.net/

あのアントン・コービン撮影による、こんなにいい写真が。なぜこれを表で使わないのか…理解に苦しむ。
思えば、『キャント・バイ〜』も『爽やか革命』でもインサイドにはメンバー揃い写真を入れていた。しかし表に使わない…。ベッカー/フェイゲンの中では、「いったいスティーリーダンとは誰がメンツだ?」の思いを最初から持ち続けていたのかもしれない。なので迂闊に?メンバー写真を表ジャケには使えないと戒めていたかも。


patti austin,,,,, rick marotta
jeff baxter,,,,,,,, myrna matthews
ben beney,,,,,,,, sherlie matthews
hal blaine,,,,,,,, hugh mccracken
ray brown,,,,,,,, lew mccreary
larry carlton,,,,, michael mcdonald
vivian cherry,,,,,,, jeffery mironov
pete christlieb,,,, ollie mitchell
gary coleman,,,,,, lanny morgan
rick derringer,,,,,, michael omartian
denny dias,,,,,,,,,,, david paich
wilton felder,,,,,,,, david palmer
bob findley,,,,,,,, dean parks
chuck findly,,,,,,, bill perkins
victor feldman,,,,, jeff poraro
michael fenelly,,,,, bernard purdie
venetta fields,,,,,, chuck rainey
steve gadd,,,,,,,,, elliot randall
jim gordon,,,,,,,, jerome richardson
jay graydon,,,,,,, lee ritenour
ed greene,,,,,,,,,,, james rolleston
paul griffin,,,,,,,,,, john rotella
don grolnick,,,,,,, joe sample
patricia hall,,,,,,,,,, tim schmit
jimmy haskell,,,,,,,,, tom scott
jim hodder,,,,,,,,,,,, wayne shorter
paul humphrey,,,,,, florence warner
slyde hyde,,,,,,,,,,, ernie watts
plas johnson,,,,,,,, carolyn willis
royce jones,,,,,,,,, phil woods
jackie kelso,,,,,,,,,, snooky young
jim keltner
steve khan
clydie king
john klemmer
rebecca louis


都合67名。『greatest hits』の内ジャケに "special thanks to" として記載されている名前、これで6枚目までのセッション・クレジットのすべてなんだろう。ダイアスもスカンクもホッダーも…「メンバーとされていた名前」すらもカールトンやギャド/ケルトナー/オマーティアンらと同等扱いならば、やはりトラ≠ナあったということか。ん〜やっぱ、スティーリーダンとは…ベッカー/フェイゲン/カッツのトライアングル(plus ロジャー・ニコルズ)・プロジェクト名だったな。ということで、再結成後をSDとは当方は認めることができない。ここにきて、ベッカー亡き後もSD名義でツアーを予定しているとか。フェイゲンさん、「昔の名前で出ています」はもう無しにしませんかねぇ。「ドナルド・フェイゲン」だけで立派な一枚看板じゃなかと?


posted by denny-0980 at 17:56| Comment(0) | Assorted | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年01月11日

greatest hits

仕事しながら聴いていたUTで、ひっかかった…「聴いたことのないテイク」。ドノヴァンの。
『グレイテスト・ヒッツ』を聴いていたら_シングルだった "there is a mountain" 、"lalena" …「ラレーニャ」は加藤トノバンが歌ってたな。いいよいいよ、どの曲も素晴らしい。が、コンピ盤に必須、初期の代表曲たる "colours" "catch the wind"が_違う、まったく違っている。ギター1本弾き語りであるはずの2曲がバンド演奏に。どういうことかと気になって仕事の手を休めてチェックに走る。
https://www.youtube.com/watch?v=E01wIGfVXhk
映るジャケット…これはそこにあるように76年のリイシュー#ユ。オリジナルは69年のこれだった_。

s-l300.jpg


なんだ、出た頃から何度も見ていた唯のベスト(グレイテスト)LPじゃないか。買うことはなかったレコの、その収録2曲が_なんとリレコだったとは。"colours" は65年UK『fairytale』/ "catch the wind" は65年UK『what's bin did and what's bin hid』がオリジナル収録。世に知られるこのテイクでなく、なぜにリレコが_?
 これは当時の英米のリリース状況がかかわっていた。ストーンズもB4も洋の東西で別仕様リリースが続いた60年代半ばまで。それはドノヴァンも同様。で、このベスト盤を企画したのはUS Epic なんだな。が、エピックには(USで出ていなかった: UK PYE 原盤)『fairytale』『what's bin did and what's bin hid』の権利を持っていなかったらしい。なのでそこに収録2曲が入れられない。といって代表曲のないベストでは…そこで急遽リレコしたというのが事の次第らしい。
 が、ならばUS録音しそうなところだがどうやらUK録音のようだ_なにしろそのメンツが、
guitar : Big Jim Sullivan bass : John Paul Jones
drums : Clem Cattini (pianoは Nicky Hopkins??)
 なるほど、こりゃいいワケだよ、オリジナルとは別物としてこの2曲リレコは最高だ。今まで知らなかったワ。

よっしゃ、CD買うか_と思ったが、危なかった…CD化に際して「その2曲はオリジナル・テイクに」なっているという。ボートラ収録はいいがリレコでなければ意味がない。気を利かせたンだろうが、当方的には「余計」。で、リレコ・テイクはどこにと探せば…UKリイシューCD『hardy gurdy man』のほうにボートラ収録という。一安心…と思ったら、これが既に廃盤でいまは高値。しまった、CDは出た時チェックを外すとこういう目をみる。
 となればオリジナルLPしかないんだが、ネットで見るに価格・コンディション的に納得のブツが見つからぬ。eBay にはさすがに数あれど、アナログ1枚は送料が高くついて…CDと較べてこれが相当なネックになる…。どうしたものかと嘆息ス。


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2018年01月05日

Yo-Yo

マッスル・ショールズの大立て者リック・ホール死去の報。東京新聞死亡欄で見てカミさんが言う_東京新聞だから? ほかの新聞でも載る人なの? と。知りませんが。
その写真の、ダリみたいなヒゲに…頑なな南部人であっただろうと想像する。映画『マッスル』でもそのスクエアな言動は見られたが。正直、頑固で怖い typical な南部白人…は当方の偏見だったかどうか。
<マッスル・サイト>で書いてきた、個人的には印象よくない人だった。FAME はスルー、思い入れは マッスル・ショールズ・スタジオのほうだけとも。
マッスル4人衆がホールと袂を分かったのは、ホールの吝嗇…なのか? 単に金銭問題だけじゃなかったと思う。ウェクスが乗り込んできて「ロック寄り」になったこと、フェイムのオーナーとしては気に入らなかった_スタジオがハッパ臭くなるのも御免だぜ…とか。その手は外でやってくれ、で…それはウェクスにとっても願ったり叶ったりだっただろう。それで4人衆に金を貸してまであらたなスタジオを作らせたと思う。
4人衆独立直後にホールの放ったホームランが「オズモンド兄弟」だったことをみても…想像は遠くない気がする。個人的にはこちらがツボだったんだがね…。70年か、全米1位 "one bad apple" は好きだった。これがフェイム録音とかジョージ・ジャクソン曲とか…もちろんまったく関係なく、いちポップス・ヒットだったが。次ぎの、ジョー・サウス曲 "yo-yo" も、ダニーの "sweet and innocent" も…マッスル・セッションなど知らず、大好きでしたワ。それにしてもボーンアゲインクリスチャンだらけのなかでモルモン教徒兄弟は居心地悪くなかった?




posted by denny-0980 at 10:29| Comment(0) | Muscle Shoals | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年01月04日

ドノバン麗市

ドノバン(とするかドノヴァンとするか…迷う)はいい、いいねぇドノヴァンは。初期弾き語りのパイド・パイパー時代もミッキー・モウスト仕切りのサイケ時代も、その後も…誰と組んでもドノヴァンの良さは変わらない。
 影響は大きい。ドノヴァン・ピッキンを習わなかったならポールが "blackbird" を作れたか怪しい。マハリシ・キャンプではマイク・ラヴの先輩であったか_ただ宗教といって、どっぷりとハマることないのは常にひとり「ドノヴァン教」であったからか。唯一無二の存在と音楽世界に魅了されたミュージシャンは洋の東西問わず。
 加藤和彦周りの人が「トノバン」と呼んでいたことは知られるところ。チャボこと仲井戸麗市、Donovan Philips Leitch の姓からも知られるか。遠藤賢司、「カレーライス」は "summer day reflection song" にインスパイアされてだろう。そして「猫が眠ってる」もこの曲の歌い出し_ Cat is sleeping in the sun... からだろう。(モビーグレイプ "it's a beautiful day, today" から「今日はとってもいい日みたい」_この人の「影響」は、何ら厭味も下心もみえなかった)





posted by denny-0980 at 21:54| Comment(0) | Assorted | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする